数字のメモ帳

 役場では、グループウェア(F社のMxWxxです)という仕組みを全職員で使っています。これは、自席のパソコンから町長、副町長の予定のみならず、自分の課(室)の職員の行動予定も把握が出来る優れものです。ただし、職員がマメに行動予定を入力していればなのですが。

 さて、このグループウェアでは、会議室や公用車の使用も管理もしており、私らが出かけるときには、自席から車を予約することになります。30分単位で予約するのですが、日にちをまたいで長期間予約することも可能です。このシステムのおかげで10台の公用車が効率よく職員でシェア出来ています。車を使い終わったら鍵を車両係の所定位置に戻し、自席のPCから、走行距離数や給油したガソリンのリッター数、調子の悪かった箇所なんかも入力しておくことになっています。さてここで言う走行距離ですが、走行前の総走行距離数を走行後の総走行距離数から引き算すれば良いのですが、そこはルールで走行後の総走行距離数(トリップメーター)のみで良いとされています。車によっては、メモ紙がダッシュボードにあったりするのですが、この距離数を頭に入れて(ブツブツとつぶやきながら)急ぎ足で戻ります。でも、途中で人と話をしたり、立ち寄るところがあったりと、距離数を忘れてしまいます。自席で悩んで、もう一度車に確認しに戻ったりと・・・。寄る年波には勝てません。同じだと、思い当たる方も多いのではないでしょうか?

 そこで、うちの「ちゅん」から教わった簡単な数字のメモ帳です。携帯電話に走行距離を打ち込んで送信します。すると、桁数が足りないので、「お掛けになった電話番号は・・・」と繋がりません。これで良いのです。発信履歴にはちゃんとこの数字が残ります。これを後から見れば良いのです。勿論、電話代金は掛かりません。意外と便利な数字メモ帳として携帯電話が使えます。ただし、打ち込んだ数字と同じ、実在する電話番号があり、不幸にして繋がり、電話代がかかったとしても、当方は責任は持ちませんのであしからず。

便利な数字のメモ帳
わずか5桁の数字を忘れてしまう・・・・悲

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ふか~い?ハードディスクの話

ども。
今朝ほど一度に3件の電話が同時にかかってきて、思わず「ドラ○も~ん」と叫びたくなった担当ちゅんです。

本日はハードディスクの話を。
4月の人事異動により色々なPCの設定を行っていますが、それに合わせて動作が遅くなってきたHDDの交換を行ったりもしています。常に快適にPCを使ってもらうため、実は職員の皆さんの目の届かないところでも色々と作業しているんです。

新品のHDDに付け替えると、古くて遅かったPCもかなり快適になることが多いです。しかし、何分高価なので、いくらでも気軽に交換するという訳にもいかないというのが担当者としては辛いところです。最近のHDDは大容量でしかも一昔前から比べればあり得ないほど安くなりましたが、そんなHDDは「Serial ATA」という形式のHDD。当町に配備されているPCはほとんどが旧形式の「Ultra ATA (IDE)」なので、その恩恵にあやかることができないのです。

大げさな話でも何でもなく、2.5インチのSerial ATA 500GBを1つ買うのと、IDEの120GBを1つ買うのが同じくらいのお値段なのです。これは単純に「需要と共有」の原理によるもので、今時IDEのHDDなんて作っても売れない(でもほしい人は案外多いのですが)ので、いざ買おうとすれば高い、とそのような理由のようです。

さらに近頃流行なのは、「Solid State Drive(略してSSD)」と呼ばれる新規格の記憶装置。この話は今度機会があれば改めて書こうと思いますが、技術の進歩はすごいものです。一人のPCファンとしては技術が進歩するのは大歓迎ですが、にわかSEとしては古くなった規格の装置が「製造中止」になってしまうことだけは勘弁してもらいたいなと思っています。(余談ですが、フロッピードライブが今年いっぱいで製造中止らしいですよ。)

ハードディスク
左端はめったにお目にかからない1.8インチHDDです

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ネジ回しとネジの話

 パソコンのメンテナンスをしているとどうしても、ネジを外す外科的修理になることもあります。

 ネジを回すのに使用するのがドライバー(ねじ回し)です。最近は、十字に凹みのあるプラスネジが主流ですが、ドライバーのサイズ(規格)って気にしたことありますか?刃先のサイズ(大きさ)によってNo0、Nol、No2、No3、No4となっています。No0が大きく、No4が小さいサイズです。No0が小さく、No4が大きいサイズです。(H23.9.26訂正)一般家庭に良くあるドライバーは、No2で、先のもう少し尖った太い(H23.9.26訂正)No3と2本あれば上出来だと思います。パソコンもほとんど、このNo2とNo3の2本で作業をします。時として精密ドライバーも使いますが・・・。ドライバー選択の基本は、大きい物から当ててみて、入らなければ小さくします。そうすればネジを潰さずにすみます。

 パソコン用のネジは、主に2種類で写真左の「インチネジ」と右の「ミリネジ」です。インチネジとミリネジの違いはネジ山の間隔が広いものがインチネジで、間隔の狭いものがミリネジです。インチネジはHDDやPCケース等、ミリネジはCD~ROM、FDD等に使用します。写真のインチネジは「六角インチネジ-ロングタイプ」で長さの短い物は「ショートタイプ」と呼ばれます。ミリネジは、径3mmで長さも5~7mmが主流です。写真のものは、平ワッシャーのようなツバが最初からついているタイプです。また、ミリネジは、大きな力の掛からない装置の取付に使用するので、スプリングワッシャーは使用しません。

 ただし、ノートPCのネジはミリネジばかりなのですが、長さが3~25mmまで数種類使用されています。奥行きのない(短い)所に誤って長いネジを回し続けると、内部を破壊するだけではなく、筐体からネジが飛び出したりします。ニキビで止まればラッキーかな?

パソコンのネジは2種類
インチネジ(左)とミリネジ

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

絶妙な角度

ども。
「いつもブログ楽しみにしてるよ」という声が何よりの励みになっている担当ちゅんです。

本日、ハードディスクがクラッシュした疑いで、ノートPCが1台入院してきました。ブルースクリーンが出て、その後はWindowsが全く起動しなくなったとのこと。使用していた方にしてみれば突然の出来事でとても驚いたでしょうけど、私たちにとっては何ら驚くようなものではなく、むしろ、ただ天を仰いで嘆息するばかりなのであります。

さて、そんなクラッシュしたハードディスクですが、普通はまずどうすることもできません。認識さえできなくなっているか、もしくは運良く他のPCから中を見ることができたとしても、実際にはファイルをコピーできないことが多いです。今回の場合、認識はできたものの、ハードディスクからはあきらかに異音がするので、半分以上は諦めていました。

しかし!ここからが奇跡なのですが、ダメもとでちょっとだけ本体を振ってみたところ、ある角度に達すると、心なしか動作音が軽快になるような気がしたのです。さらにそこからもっと傾けてみると、「ギャギャァァァ!!」という、今まで聞いたことも無いような金属音。「終わった…」と思ったのですが、恐る恐る再び例の角度に戻してみると、何とファイルのコピーが始まったではありませんか!

やりました!最後の力を振り絞って、ハードディスク頑張りました!どうやら大切なファイルは復活させられそうです。ですが、故障寸前のハードディスクだけあって、転送速度は激遅。画面には残り時間30分と表示されていますが、ハードディスクを絶妙な角度で固定しているのは「私の手」でして、むしろそっちのほうが故障しそうな勢いでした。動かしちゃダメだと意識すればするほど、かゆくもなかった手の甲がかゆくなってみたり。コピーが終わった後は、がっくり疲れました。

絶妙な角度
この角度でした。写真を撮るのがきつかったぁ!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

メモリーについて

 時々、パソコンに増設するメモリーについて質問をされます。

 それは勿論、メモリー容量は大きい(多い)に越したことはありません。しかし、パソコンの用途にもよりますが、大体Windows XPなら512MB超(512+α)、Vistaや7だったら2GBを勝手な経験則から回答の目安としています。

 でも、これからPCを新調するなら総容量を3~4GBに最初から増設するのがお勧めです。3~4GB?ここが問題です。メモリーを装着する場所をバンクといいますが、一般にノートPCには2個、デスクトップPCには2~4個のバンクが用意されています。つまりノートPCでは、その内1個のバンクには最初からメモリーが1枚刺さっているので、増設に使えるバンクの空きは1個ということになります。さてここに何GBのメモリーを増設するかですが・・・。

 実は、Windows XP、Vista、7のOS(オペレーション・システム)には、「32ビット版」と「64ビット版」の2種類が存在していてメモリーを使用できる最大値が違うのです。でも、よほどマニアックなPCを買わない限りは32ビット版のOSがインストールされているのが普通です。32ビット版のOSは3GB強までしかメモリーを使用(認識)できないのです。(アクセス出来ないアドレス空間にRamDiskを特殊なソフトで作りキャッシュ等に使うというオタッキーな手法も一応ありですが) 今時は最初から2GBが標準実装で販売されているPCも多いので、もう2GBを増設して合計4GBにしたとします。でも使えるのは3GB強なので1GB弱は使えません。つまり過剰=無駄という事になります。なので1GBを増設して合計3GBにした方が無駄もなく、メモリーの価格も当然安いという事になります。ちなみに、64ビット版のOSでは、バージョンによって多少違いはありますが128GB超のメモリーも使えるとされています。

 このように、大容量のメモリーが当たり前の時代に、わざわざ廃棄PCから外しておいたPC100の64MBや128MB、DDRの128MBのメモリーは、やはり単なるゴミなのでしょうか?

ゴミになった?メモリー
当時は、大変高価だったPC100等のSDRAM

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする