Taco-Jiro System

ども。
気がつけば麺類ばかりを食べている担当ちゅんです。

昨日、上司92氏から告知のありましたとおり、現在当室では“片手間で”「辨開凧次郎翁物語」という絵本のデジタル化作業に取り掛かっています。企画立案や音声データ変換、テキストデータ作成などは92氏が担当し、私は専らWebサイトの構築を任されることとなりました。

「Web絵本を作る」というコンセプトのもと、作業を始めました。絵本をめくる様に読み進めることができる工夫が必要ですので、画面周りはなるべくシンプルに、なおかつお子様でも直感的に操作できるように大き目のアイコンをおきました。また、1ページに表示される画像は1枚だけにして、サイズは大きめに。最近は絵本の「読み聞かせ」が流行なので、音声読み上げ機能まで実装することを検討。名づけて「Taco-Jiro System」です。

作業は順調に進み、最難関である音声読み上げ機能までたどり着きました。ボタンをクリックすると音声が流れるような仕組みを導入しなければいけないのですが、これにはかなり苦戦しました。

===========ここからマニア向け。読み飛ばし推奨。===========

色々な方法があるのですが、今回は自分自身の勉強も兼ねてJavaScriptを使ってMP3を再生させることにしました。色々と調べたのですが、jQueryを使用したFlexPlayerというプラグインがとてもよくできていたので、これを利用させてもらいました。
JavaScriptでオプションを指定することで、例えば「このボタンを押すと再生、このボタンを押すと停止、残り時間は何分で、ボリュームはどのくらい」といった音楽再生ソフト並の機能をブラウザ上に実装することが可能です。本案件では再生・停止だけを使いたかったので、FlexPlayerの機能をほんの少ししか使っていませんが、それでも不慣れなJavaScriptと想像以上に悪戦苦闘して、ようやく実装完了。JavaScriptってやっぱり奥が深くて面白いなと再認識しました。

==================マニア向け終了==================

現在、Taco-Jiro Systemは7割程度完成。明日までにこれを9割ほどに持っていくべく、勤務終了後にまったりと作業するのです。ちなみに、92氏はテープをデジタルデータにする作業を行っています。これが完成すると、もしかしたら学校などでEラーニングなんかにも使えるかもしれません。
そんなわけで、Taco-Jiro Systemのお披露目まで楽しみにお待ちください!

Taco-Jiro
音声読み上げ機能実装完了!

(投稿者:ちゅん)

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辨開凧次郎翁物語

 皆さん、「辨開凧次郎」って知っていますか?

 「べんかい・たこじろう」は、落部村生まれのアイヌ民族のリーダーで、その業績は多方面で高く評価されています。それは、馬の病気に詳しく、農家の人たちに好かれていたり、皇太子殿下(のちの大正天皇)に子熊2頭を贈り、殿下から感謝の証として御所の松を賜ったりしています。また、明治35年の青森県の八甲田山雪中行軍遭難事件では、北海道から捜索活動に出向き、猟犬(北海道犬)と共に遺体発見に成果をあげるなどの活躍をしています。

 これらの業績を顕彰するために、今年3月に「シーニック絵本・辨開凧次郎翁物語」が出版されました。製作は、シーニックバイウェイ北海道函館・大沼・噴火湾ルート運営代表者会議なのですが、落部中学校の生徒さん(現在の2・3年生)がその絵を描いています。文は、落部中学校元職員の手代木さん(森町観光ボランティアガイドの会 会長)が執筆しています。とても綺麗なA4版横開きの12枚(24頁)のカラー絵本に仕上がっています。

 本日、この絵本を初めて見まして、色々なことに勝手に「感動」してしまいました。辨開凧次郎という名前と、八甲田山事件の捜索に行ったこと位は知っていましたが、他のことは恥ずかしながらあまり知りませんでした。地元の英雄をみんなにも知ってもらいたいっ!そこで早速「行動開始」です。それは、ウェブ絵本版「辨開凧次郎翁物語」を作り町のウェブサイトで公開することです。町担当課から各方面に対してコンテンツ使用のお願いを電話でしてもらいました。なんと、関係者の皆さんから快諾のご返事を頂きました。シーニックバイウェイの担当者様からはすぐに「宅ふぁいる便」でスキャニングデータまで送って頂くなど感謝感謝です。
 先ほどより、ウェブ絵本版「辨開凧次郎翁物語」の製作を開始しました。音声読み上げ機能も付けたいので、ナレーションの音入れも依頼中です。今週中の完成を目指して仕事の合間に?鋭意?にわかSE約2名で作業・・・です。完成しましたら、町のウェブサイトでお知らせします。ご期待下さい。(自分らでハードル上げてどうする?!)

シーニック絵本・辨開凧次郎翁物語
落部中学校の生徒さんが絵を描きました。

(投稿者:92)

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瓦割り改め「キーボード割り」

ども。
あわびの里フェスティバルでは駐車場係の任についておりました担当ちゅんです。

昨日、とある部署から電話があり「ちょっとパソコンを見てもらいたいんだけど」とのことだったので、何らかのエラーメッセージが出ているのかな?くらいの感覚で出動しました。現場に到着したのですが、次の瞬間、私の目に飛び込んできたのは信じられない状態のPCでした。

なんと、キーボードのスペースキーが真ん中から綺麗に真っ二つに割れておりました。どうやってタイピングすればこんなに綺麗に割れるんだろう…と思いながら、修理開始です。同型のPCがたまたまパーツ取り状態で保管されていました(というより、動作不良となったものをそのまま置いておいただけ)ので、そこからキーボードを取り外し、アッセンブリー交換することとしました。

無事、キーボードの交換が終了して今回の修理は完了となりました。(迅速に対応してくれてありがとう!とのことだったので、すかさず「これ、ブログネタにします」と言うと、「顔出しはやめてね」と某A係長。)それにしても、取り外したキーボードを見ると、どうしてこんな壊れ方をしたのか本当に不思議です。ただ闇雲に力を入れてタイピングしたのではキーの下にあるユニットごと破壊してしまいますから、今回の場合は指の先に気を集めて一点に放出したのでしょうか。瓦割り改め「キーボード割り」お見事です!

キーボード
このとおり、綺麗に真っ二つです。

ちなみに私事ではありますが、ロスの美しい写真に触発されて、このたびデジカメを購入しました。テクニックは伴いませんが、ロスに負けないよう頑張りたいと思います!

(投稿者:ちゅん)

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初任職員研修会

 先日、2日間に渡り新任(新規採用)職員研修会が開催されました。

 カリキュラムは、総務課長の「公務員としての心構え」、財務課長の「町財政の仕組み」、企画振興課長の「八雲町の概要」の他に実務的な「給与と職員厚生」を人事厚生係長が、「経理事務」を会計課長がそれぞれ担当して行われました。各時間も30分~1時間半程度が割り振られており、これって新人諸君には、結構濃い内容となっていました。

 昨年からこのカリキュラムの中に「情報セキュリティ」の研修も行われることとなり、今年もにわか講師?として説明に行って来ました。
 時間は昼食前のわずか30分なので、キッチリと覚えて欲しい部分をかなり整理して臨むことに・・・。でも、さすがに30分って短いですね!短すぎです!!いの一番に、庁舎内のネットワークを「単語」として説明します。(内容まで説明しきれません。)次に「八雲町個人情報保護条例」の抜粋を説明して、情報セキュリティ基本方針・対策基準も抜粋して駆け足で解説です。抜粋の駆け足にはかなり無理があると判ってはいるのですが、何せ30分ですから。新人諸君は「何とか付いてきてるゾ」という勝手な思いこみを確認する間もなく、既に20分は経過してしまいました。ここから、自治体におけるセキュリティ関連事例です。何処何処の町ではこんな事が・・・。いやな話ばかりですが事実として説明します。最後に、全てのPCが管理されていて、電源の投入・切断時間から、Word・Excel・インターネットなどの稼働時間等々が把握可能となっている衝撃の事実を知らせて、30分の研修は無事終了となりました。

 でも、今時の新人諸君は携帯・PC世代なので多少の横文字も問題なく聞いてくれるので助かります。セキュリティ研修もやっぱり横文字多すぎです。

真剣な新人諸君
真剣にセキュリティ研修を受ける新任職員

 それと告知どおり?昨日は、桜満開の「熊石あわびの里フェスティバル」へ行ってきました。ここ数年で一番の人出で大盛況でした。「あおやぎ」と「あわび」をお腹いっぱい食べて大満足でした。同じ焼き台を囲んだ、読売観光で札幌から来られた皆さんと大盛り上がりで、本当に楽しい一日でした。また、実行委員会の皆さん!大変ご苦労さまでした。Good Job でした!

(投稿者:92)

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Windowsの「メモ帳」愛好家

ども。
健康のため、コーラはカロリーゼロ、なおかつ1日1本までと決めている担当ちゅんです。

ウェブサイトをリニューアルし、特にこのブログを書き始めてから、Windowsの純正アプリである「メモ帳」を使う頻度が高くなりました。私の場合、本文として掲載する記事は全てメモ帳で下書きし、それをコピー&ペーストでブラウザに持っていく方法をとっています。色々試しましたが、自分にはこの方法が一番合っていると思います。一方、Windowsには同じようなテキストエディタで「ワードパッド」というのもありますが、これはほとんど使いません。

ワードパッドの方が文字のサイズを変更できたり、文字を中央寄せ・右寄せできたりと、メモ帳と比べると確かに多機能なのですが、ウェブの世界ではこの多機能さが逆に仇となります。文字のサイズを変更したり色をつけたりすることは、純粋なテキストデータに少なからず手を加えてしまうことになるからです。一方のメモ帳でできることは「フォント」「改行」「タブ」だけです。純粋なテキストデータ(=プレーンテキスト)を作成するには、このように「必要最低限」の機能しか持たないメモ帳が優れているのです。

さらに!この際だからメモ帳の良いところをたくさん宣伝しておきますが、メモ帳には画期的な機能として「右端で折り返す」という機能があります。改行を入れなければ横にダラダラと長くなってしまう文章も、この機能を使うと自動的に折り返してくれます。しかも、ウィンドウのサイズに合わせて折り返し位置が変わるので、実際にウェブに持っていったときのイメージがつかみやすいんです。あとは、以前ご紹介したショートカットキーの「F5」の存在も大きいです。タイムスタンプ機能です。

そして、利点としてこれ以上無い究極なこととして「どのパソコンにも必ずあって、軽快に動作する」という安心感です。今の時代、どのパソコンにもマイクロソフトWordが入っているとは限りませんし、どんなに遅いパソコンでもメモ帳が動かないなんてことはないハズです。どうですか?メモ帳、使いたくなってきませんか?クールに決めたいあなたはマウスを使わずに「Windowsキー+R」で、「notepad」と入力して今すぐGo!!

メモ帳
起動直後の「無題」というタイトルにもグッときます。

(投稿者:ちゅん)

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