お行儀の悪い検索エンジンロボット

ども。
寒さに耐え切れず、ついに自宅でストーブを使い始めた担当ちゅんです。

突然ですが、最近、八雲町ウェブサイトが妙に重い(遅い)と感じておりませんか?
町民の方からも「最近はちょっと画面が出るまでに一呼吸置くよね」とのご指摘があったところです。

サイトを管理する立場からしますと、サイトの快適さ=Webパフォーマンスには細心の注意を払う必要があると思っていますし、事実、とある調査によると、サイトの表示時間が2秒遅くなるとその企業の収益は4.3%減少するなんてデータもあるようなのです。

ということで、早速サーバーの維持管理をお願いしている委託先へ連絡し調査してもらいました。すると、表示が遅かった原因はあっさり判明。何事も無かったかのようにスパッとトップページが表示されるようになりました。

原因は、どうやら複数の「お行儀の悪い」検索エンジンのロボット(Bot)がコンテンツを根掘り葉掘り引っ掻き回してたようで。やれやれです。委託先いわく「試しに一度アクセスを遮断してみたら、その後は来なくなっちゃいました」とのことですが、驚くのは「サーバーの負荷が80%もダウンした」と言うのです。ほぼ毎秒に近い頻度でアクセスされたのでは負荷が高まるのは当たり前ですし、これではDDoS攻撃とほとんど変わらないんじゃないかと思ったりして。ちなみに、どちらのロボちゃんが来ていたのかは具体的には書きませんが、海外です。どこの国かはまあ大体でご察し頂ければ…。

じゃあどうする?という話ですが、まずは紳士的に「robots.txt」を用いて、Botに「もっと優しくしてください」とお願いしてみることに。今回、異常なまでの荒々しさを見せたBotには、ペナルティの意味も込めてCrawl-delayに3600を設定。1時間に1回しかクロールできない設定(ちなみにMS系のBotであるBingのページには、Crawl-delayは最長でも10でお願いね!とされています)となるのですが、当然の報いかと。これで一応は様子を見ることにしますが、万一robotsに従わないような場合は、強制排除も検討?しなければなりません。

今後も、度々サイトが重くなるかもしれませんが、何卒ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

証拠の現場
一番下の行以外は全部Botです。ひどすぎませんか?!

(投稿者:ちゅん)

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ご主人さま~ぁ

バーチャルリアリティ(Virtual Reality)って聞いたことがありますか?現実には形をなしていないのに、何故か実態が存在するかのような環境を、感覚を刺激し「理工学的」に作り出す仕組み・・・、とでも言えば良いのかな。 日本語では「人工現実感」とか「仮想現実」となっています。特に、実体化する対象物をコンピュータにより精巧化した場合、「拡張現実」や「複合現実」と呼ぶそうです。・・・とは書きましたが?とっても知ったかは出来ませんネ。

さて本題、この週末は公民館において「八雲町文化祭・展示の部」が開催されました。絵画・書・生け花・写真・菊・陶芸・手芸等々の作品が展示され、町民の目を楽しまさせてくれました。その中に異色の展示コーナーがあるのです。公民館講座の一つであるパソコン講座が行われている「パソコン室」で、私も所属する八雲パソコン同好会が、今時のPCや最新?の技術動向を例年展示しているのです。他町の文化祭には例を見ない取り組みだと感心されています。

今回展示の目玉は、拡張現実(Augmented Reality)だったのです。実際はかなり軟派・・・です。バーチャルなフィギュアを現実世界に登場させる、世界初と言われる一般向け拡張現実(Augmented Reality)ソフトウェアの展示です。その名は「電脳フィギアARis」。秘密の電脳キューブ?を机の上においてWebカメラで撮ると、パソコン画面上で女の子が机の上に登場して動き回ります。電脳スティックなる物で彼女に触ると、ろいろな反応をしたり、服を着替えさせたりすることも出来ます。ただし、今時のソフトなので標準の衣装がメイド服と一寸オタクっぽい?。その上「ご主人さま~ぁ」と色々と話しかけてくるのです。おかげで彼女に2日間も付き合わされました。でも、この手のものって老若男女を問わず受けるようで、意外と人気の展示となってしまいました。

最後に、PCによる拡張現実を紹介するための「電脳フィギアARis」であり、個人的趣味ではありませんので誤解しないように・・・。

電脳フィギアARis
ちょっと分かりにくいですが、彼女は赤丸に仮想存在しています。

(投稿者:92)

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ドメインの意味

ども。
道端にヘビのおもちゃが落ちていて、本物と間違って本気で驚いてしまった担当ちゅんです。

「ところでさ、うちのアドレスでlg.jpってなってるけど、lgって何?」
先日職場で、こんな話がありました。普段何気なく使っていますが、よく見かける「co.jp」と比べると確かに特殊かもしれません。

この「.jp」の前につく2文字のアルファベットをネットの業界用語では「属性型JPドメイン名」と呼びます。たくさんあるように思えますが、分類はたった9つ。一番下にまとめておきます。

これらは取得条件として「日本国内の法人・団体」であることが求められます。ですから、こういったドメインを取得していることは「日本法人」であることの証明になるため、企業などにとっては高い信頼を得ることにもつながるというわけです。

ちなみに、「.jp」以外にも有名どころとして「.com」というのがあります。こちらは「co.jp」と同じで「commercial(商用)」の略ではありますが、取得条件は特に定められていません。なので、別に商用でなくても自由に使うことができます。日本語読みをすると「どっと混む」になる点も人気の一つかなと思っていますが、残念ながら意味を成す単語ではもうほとんど取得し尽されているのが残念なんです(yakumo.comはドイツの会社が取得していました)。

こういうのがビジネスになってしまう時代なんですね~。

ドメイン名 分類 元になっている言葉
co.jp 営利法人 commercial(商用)
or.jp 非営利法人・国際機関など organization(団体)
gr.jp 法人格のない任意団体 group(グループ)
ne.jp ネットワークサービス network(ネットワーク)
go.jp 政府組織 government(政府)
lg.jp 地方自治体

local government(地方自治体)

ac.jp 高等教育機関・学校法人

academic(学術的な)

ed.jp 小中学校など教育機関

education(教育)

ad.jp ネットワーク管理者向け adminitrative(管理上の)

全て意味のある言葉の略称なんです!

(投稿者:ちゅん)

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衛星BBは普及するのか?

町では、光回線やADSLなど民間通信事業者(NTT等)によるインターネット・ブロードバンド(BB)整備を軸に関係機関に働きかけを行っています。しかし一定の利用者数を見込めない地域もあり、公設民営により無線LAN(FWA)を整備するなどして、地域による情報格差(デジタルデバイド)の解消を図って参りました。現在では、BBの世帯カバー率は、99.42%となっています。この数字を「十分」と考えるか「まだまだ」と考えるかは難しい問題なのですが・・・。やはり、地域にこそBBが使える環境が絶対に必要だと考えています。なので100%を目指したいと思っています。その達成率を100%にする方法が最近見えてきました。それは次の2つです。

  1. 携帯電話回線を使う「携帯データ通信」
  2. 人工衛星を使う「衛星BB」

1の携帯データ通信については「どうしてもBBを使いたい」や「デジタルディバイド解消に向けて~上八雲」でも書いていますが、今日現在、d社の携帯電話が使えるところでなければ・・・。でも、集落の点在する八雲町ではこの携帯が繋がらない所があったりします。a社のは繋がるのに・・・。そこで、最後の手段は「衛星BBは1度の狂いが大問題!?」や「衛星ブロードバンドで情報格差解消」で書いているとおり2の人工衛星なのです。初期投資が高額なのが課題ですが、契約にもよりますが実速度は携帯データ通信より速く、安価だったりまします。このような説明を我々は何時もしております。そんなこんなで本日めでたく、町内では3件目と4件目の衛星BBの設置工事が行われました。

個人が利用できる衛星BBは、BBSATが頓挫した現在、タイ資本のIPSTAR社のみの状態となっています。でも、初期設定料の全国共通300,000円(税別)って何とかならないのでしょうか?

上八雲のK氏宅での工事風景
パラボラアンテナを慎重に衛星に向けて固定します。

(投稿者:92)

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体調を崩すのは人間だけではありません

ども。
ついに雪が降り出したにも関わらず、タイヤの準備ができていないので遠出ができなくなってしまった担当ちゅんです。

それにしても寒い!
カレンダーではまだ10月だというのにこの寒さ。あんなに暑かった夏はどこへ行ってしまったのでしょうか。贅沢かも知れませんが、この寒さはもはやストーブ無しでは生活できないくらいのレベルだと思います。皆さんは体調を崩していませんか?私は元気ですけど。

と、こうなると毎度のことではありますが、いつものトラブルが連発します。
「朝PCを立ち上げようとしたんですが、立ち上がりません」「ネットワークHDDにアクセスできません」等々、なぜか決まってハードに障害発生です。度々このブログでも書いてきましたが、とにかく季節の変わり目は要注意なのです。あくまで経験則で根拠などありませんが、現実として目の前で不調を訴えている機器たちを見ると、季節の変わり目と機器の故障には何らかの因果関係があるに違いないと思っています。

そして相手は機械、ましてハードディスクともなれば壊れてからでは取り返しがつかないというのも、私たち担当者からすると悩ましいところなのです。「データだけでも何とかなりませんか」と懇願されても、何分こっちは「にわかSE」です。ドライバー片手にハードディスクと小一時間対峙したところで、一体何ができるというのでしょうか。

そんなわけですので、大切なのは壊れる前の対策です。いつ壊れても大丈夫なように普段から気をつけておきたいですね。たかが機械、されど機械。様子を伺いながら愛情を持って使うとちゃんとそれに答えてくれる?かも。

特殊業務。NAS外し。
結局このNASはご臨終となってしまいました。

(投稿者:ちゅん)

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