PS3を町備品に

先日、PS3(プレイステーション3)の価格改定が発表されました。全機種一律5千円の値下げで、廉価版は希望小売価格が2万4980円となりました。このPS3とは、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)の販売する多機能ゲーム機の事です。わざわざ多機能と書いたのには訳があります。

CDやDVD媒体のゲームソフトをPS3に入れ、家庭のTVと接続して、TVゲームが楽しめます?さらにBD(ブルーレイ・ディスク)の映画なんかもハイビジョンで見られます。勿論、インターネットに接続し、世界中のゲーム仲間と協力してモンスターを倒したり、対戦したり出来ます。そんな楽しい多機能ゲーム機なので、情報政策室では新年度での調達を画策しています。それも1台では無く、対戦が可能なように?複数台で要求する予定です。

使用目的は、以前ブログ(公務でプレイステーション3)に書きましたが「TV会議システム」です。PS3の「AVチャット」機能で会議を考えています。本庁と熊石総合支所間などで、各種会議・講演等で活用してもらおうと思います。高価なTV会議システムで無くても、十分に実用に耐えられるとの判断です。会議参加者の移動時間も短縮されますし、冬期間の天候・道路状況もこれで安心です。どうしても直接顔を合わせなければ、出来ない会議もあるのは理解しています。しかし、全てがそうでないのも事実です。あとは、使ってもらうための意識改革でしょうか?

構想では、PS3とカメラ類一式は当室保管で貸し出す予定です。本庁や総合支所の他、シルバープラザ、公民館、落部支所、総合病院等々に、接続環境を整備したいと思っています。このPS3が、絶対にコスト削減に繋がると信じて疑いませんが、予算要求書に「プレイステーション3」って書くのには若干の抵抗が・・・?

町備品として購入なるか?PS3!
コスト削減に寄与するTV会議システム=PS3!?

(投稿者:92)

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熊石でも地デジが映らない!

ども。
朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じますね。担当ちゅんです。

先日、熊石総合支所にて、熊石地域の地上デジタルテレビ放送の映りが悪い件について、北海道地上デジタル放送推進協議会の担当であるNHKさんとともに打ち合わせを行いました。
具体的には熊石根崎町と熊石雲石町、さらには熊石鳴神町の高台にあるお宅、及び熊石平町の一部で、時間帯によっては電波が受信しづらい状況にあるようです。これは、八雲地域と同様に「フェージング」と呼ばれる現象により発生しているものであることが、NHKさんなど関係機関の調査により判明しました。

熊石地域の地デジは『江差サテライト』と呼ばれる中継局からの電波を受信しています。熊石との見通し上には障害物はほとんど存在しておらず、あるのはただ海のみ。ですが、この海がくせものでして、潮の干満や波の状況により電波が反射して不安定になることがあるのだそうです。
※ちなみに、よく「奥尻の電波を受信できる」という話を耳にしますが、これは間違いだそうで、奥尻には旧大成の中継局から電波を発射しているのだそうです。

そして、とっても不思議なのが、電波の状況が悪い地区が全て「高台」だということ。普通、電波を受けるのには見通しの効く高台の方が有利なはずです。しかし、今回の難視はNHKさんのデータによると、ちょうど海抜40mから50mの付近で影響を強く受けるとのこと。逆にそれ以下の低さでは電波は安定するのだそうで、ちょっと素人には分からない世界でした。
ちなみに根崎団地の海抜は35m前後。建物の屋根にアンテナがあるとすると、ちょうど悪い高さにあたります。どうやら難視の原因はこれに間違いなさそうです。

町では今後、住民の皆さんとの説明会の場を設置し、関係機関とも協議しながら本件に対する対策を検討していきます。熊石地域にお住まいの方にはもうしばらくご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

打ち合わせ中の風景
映りが悪いのは全てデータで裏付けられていました。

(投稿者:ちゅん)

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地デジの伝搬調査中に

フェージング現象による地デジTV放送の受信障害について、先日このブログに書きました。いよいよ、北海道地上デジタル推進協議会による、実態調査(聞き取りと実測)が始まりました。この「北海道地上デジタル推進協議会」ですが、道南の担当はNHKとなっています。どうやら名前の通りがよい「NHK」ですがと、予めリストアップされた家庭を廻っているようです。ご協力をお願い致します。

調査先リストには「八雲町役場」も上げておきましたので、17日水曜日に実態調査が行われました。駐車場に測定用の特殊車両が停められ、アンテナがシュルシュルと伸ばされました。車の中には、スペアナ(spectrum analyzer)と呼ばれる高価な測定器がセットされています。これは、地デジ全チャンネルの強弱などが一目で判る優れものです。これにより、町内全域の詳しい電界強度のデータマップが作られていきます。しかし、役場駐車場で測っている時間帯は、全く問題がなく、十分な強さの電波が受信されたようです。

そうなんです。困った事に「フェージング現象」は何らかの自然現象により発生します。一般にフェージング現象は、夏場に発生しやすく、冬場にはほとんど発生しないとされています。やはり時々?発生なので「今日は大丈夫ですね。」となってしまいました。意味ないじゃん!!と思っていたら、北海道総合通信局から電話が入りました。「本日(17日)午後4時25分頃から20分間ぐらい、八雲地方で強いフェージングが発生した模様です。」ラッキー!NHKが調査に来てるじゃん!!何処かの調査先で、フェージング現象を捕まえてくれたかな?後日、纏められる調査報告が楽しみです。

さて、皆さんにお願いがあります。前にも書きましたが、TVが映らなくなったら、ご近所のTVはどうか?聞いて下さい。意外にちゃんと映っている場合があったりします。そんな時って、フェージング現象ではなく、TVアンテナ・同軸・分配機等、ご自宅設備の不具合だったりします。これって意外に多い話なのです。その場合は、お近くの家電販売店へご相談下さい。自宅設備は問題無いのに、TVが急に綺麗に映らなくなったら「フェージング現象」が考えられます。この場合、発生の実態の確認や今後の対策に生かすためにも、下記までご一報頂ければ幸いです。

  • お近くの家電販売店
  • 地デジコールセンター (電話:0570-07-0101 時間:9:00~21:00、土・日・祝日は18:00まで)
  • デジサポ道南 (電話:0138-38-0101 時間:9:00~21:00、土・日・祝日は18:00まで)
  • NHK函館放送局 (電話:0138-27-0111)

ご協力をお願いいたします。

NHKの特殊車両
NHKの特殊車両は、フェージング現象を捕まえられたなか?

(投稿者:92)

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USBメモリのフタって必要ですかね?

ども。
ブログでの発言には気をつけなきゃ!とふんどしを締めなおした担当ちゅんです。

さて、私の性格が「ずぼら」だ、ということはこのブログを楽しみにしてくれている読者の皆様はすでにご承知のことと思います。そんな性格のせいか、よく物を無くします(一人暮らしをしていたときなどは、家の居間でテレビのリモコンを無くしたこともあるほど)。なので、仕事で使うUSBメモリは特に無くさないよう注意しており、この歳になって恥ずかしいですが、紐をつけて首からぶら下げているという状態です。

そんな厳重に管理しているUSBメモリですので、絶対に無くすことはありません。あるはずないのですが…、なんと本体ではなく「フタ」を無くしてしまいました。

思い出してみると、私の持っているUSBメモリにはどれもフタがありません。最初はあったハズですが、使っているうちにどこかで無くしてしまうみたいで、その確立が9割を超えています。そもそも、メーカーにすれば不要なものをわざわざ付けてくる訳はないですし、あのフタにはおそらく重要な役割があるんだろうとは思っていますが、実はフタが無いことで壊れたことは一度も無いんです。

ついでに言いますと、私はUSBメモリを洗濯してしまった経験が2度ほどあります。でも、USBメモリは予想以上に丈夫で、しっかり乾くまで放置しておくと何ら問題なく使えてしまいました。そう、こいつは予想以上に丈夫なものなのです。

だからといって、絶対に壊れないかと言うとそうではなく、壊れるときにはあっけなく、あっさりと壊れてしまうのも事実です。当室にも度々「USBメモリの中身が見られなくなった」という相談がありますが、そういうときはほぼアウト。USBメモリ自体の故障でデータはどうすることもできないということが非常に多いです。最近はUSBメモリもかなりお安くなりました。フタが無いことを心配するよりも、日頃からバックアップを取り、いつ壊れてもいいように心構えをしておくこと、さらには重要な書類は絶対に外に持ち出さない(こうすることで紛失によるデータの漏えいを未然に防ぐ)ことがとても大切なことだと思っています。

…と、かっこいいことを書いていますが、結局は「フタ」もあるに越したことはないのですがね。

愛用のUSBメモリ
仕事道具のUSBメモリ。ネックストラップで携帯しています。

(投稿者:ちゅん)

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沢山のHDDを使ったら

個人で超大容量のデータベース用サーバを構築しようと妄想しました。

今現在、入手可能なHDD(ハードディスク)の最大容量は3TBです。SATAの3.5incは、1万円前後で売られています。恐ろしい時代です!さて次は、1台のPCに一体何個のHDD(ハードディスク)が接続出来るのだろう?と言う問題です。マニア?向けに市販されているMB(メイン基板、俗称:母板)には2~8個くらいのSATAのコネクタが実装されています。・・・USB接続なら!!USBのHUBなんかをジャンジャン付けて外付けHDDを付けまくる!!可能だよなぁ?と思いながら、ネットで凄いモノを発見した。

それは、HighPoint社の DC7280 です。(詳しくはこちら)PCI-Expressに差し込んで使う、SATAの増設ボード。なんと!そのHDD接続可能数は、”32”です!凄すぎです!!単純計算で、3TB×32個=96TBです。世界中のデータを納められます。(これは嘘、絶対に無理です。)このDC7280を2枚刺したら・・・ウ~ン気絶しそうです。

では、PCマニアの皆さんに質問です。Windows PC のドライブには、アルファベットのドライブレターが付与されます。一般にOSが入っているHDDが”C”で、FDD用に”A”と”B”が予約されています。アルファベットはA~Zの26文字です。では、このDC7280を使った場合27個目以降のドライブレターは、一体どうなるのでしょうか??(我ながら良い質問だと自画自賛?)

ヒント?は、32個もHDDが繋げるDC7280の存在理由・・・あれっ!逆に混乱しそうです?答えは、気が向いたら忘れた頃に書きます。でも実践(実証)の伴わないモノになってしまいますが。

かなりマニアックなDC7280

こんなマニアックなDC7280は、約4万円位で買えるらしい。一体、誰が買うのだろう?

(投稿者:92)

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