Twitterのススメ

3.11東日本大震災から1年が過ぎました。被災された方に対しまして、改めてお見舞い申し上げます。担当ちゅんです。

大きな節目を迎え、やはり防災に関心が高まっています。
震災が発生した当時、私は当ブログでTwitterに言及しておりました。通信インフラに大きなダメージを受けた中で膨大な情報がインターネットに流れ込む中、Twitterは安定稼動を続け、非常時のコミュニケーション手段として改めて注目されている、という内容でした。

それを少しおさらいすると、そもそもウェブの語源はクモの巣という意味合いの通り、インターネットというのは非常事態に強い通信網です。どこかで重大な事故が発生しても、そのポイントを迂回して補完しあいます。その通信網は全世界に張り巡らされているので、既に誰の手によっても止めることのできない通信であるとさえ言えるのかもしれません。

さらに、Twitterというツールは「つぶやき」と呼ばれる短文がやり取りされるサービスで、その内容は質より量が重視されます。多くの人が一斉につぶやくことで、何が起きているのかは自然と浮かび上がります。さらに、リツイート(RT)という、誰かのつぶやきを再送・引用する仕組みのおかげで、重要な情報が一気に拡散されるという特徴もあります。なので、まさに災害時の情報ツールとしてすごく有効であったというわけです。

Twitterというと「何をつぶやけばいいか分からない」という声をよく耳にしますが、実は自らがつぶやかなくとも、興味のあるアカウントをフォローして眺めるだけで楽しめるサービスです。芸能人や政治家、官公庁からお店まで多くのアカウントが存在しています。まずはTwitterを始めてみて、興味のある人を数人フォローし、使い方が分かってきたら徐々につぶやいてみれば良いと思います。Twitterを始めるという行為そのものが、災害への備えと言えるのかもしれません。

現在、八雲町では公式アカウントとして@YakumoTownを、消防配信サービスとして@yakumo119infoを運用中です。お試しの際はぜひお気軽にフォローをお願いします!

Twitter
町の公式アカウントはいわゆる「bot」で申し訳ないです!

(投稿者:ちゅん)

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北海道でもオーロラ

昨日あたりから、太陽で、超大爆発「太陽フレア」発生したので、太陽嵐が地球に到達する(した)との報道を見聞きします。太陽嵐とは、その時の爆風で主な成分は、電離ガス(プラズマ)などである。

今回の太陽嵐は5段階評価の3とされているが、最近5年間で最大らしい。1989年に過去最大級の太陽嵐が発生しており、カナダで大規模な停電が発生している。23年も前の話だが、その時日本で何かに影響が出たと、大騒ぎした記憶が・・・全くない!?そう言えば、2000年に道東の陸別町に出現したオーロラも、太陽嵐の影響だとされている。オーロラは、今回も見られるのだろうか?日本で見られる低緯度オーロラは「赤気(せっき)」と呼ばれ、昔から知られている。何と!1770年には、九州長崎でもオーロラが見えたという記録もあるらしい。

太陽表面に黒点ってありますよね。この黒点の増減や、燃える表面の動き(揺らぎ?)等を、太陽活動と総称するらしいのですが、その活動は11年サイクルで衰退を繰り返すそうです。観測が始まった1755年からこのサイクルを数え始めて現在、サイクル24の最盛期に近づいています。今回の超大爆発「太陽フレア」もその一環と、科学者は位置づけていて、驚くことでは無いようです。皆さんも冷静な対応をお願いします。

さて、太陽嵐(プラズマ)の影響ですが、最悪時として送電網への打撃のほか、GPS(全地球測位システム)や無線通信などに障害が生じ航空機の運航にも影響がでる恐れがあると言われている。電化製品全てに影響がありそうだ!との説もある。もしかして、地デジTVが映らないとか??もっとも、大手の電力会社や航空会社は、既にその対応を講じているらしい。

無力な「にわかSE」の我々は、影響が無くなるとされる10日未明まで、ネットワーク機器の無事を祈るばかりである?ちなみに、今回の太陽嵐への注意喚起について、市町村への通知は来ていません・・・多分?

綺麗な太陽の活動は激しい
綺麗に見える太陽も、激しい活動を続けている。
(写真は、近日公開予定の八雲町フォトギャラリーから・・・)

(投稿者:92)

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再イメージング権

ども。
本日から予約が開始された話題の新型タブレットを早速予約した担当ちゅんです。

======今回も、ややマニア向けです======

さて、これまでも数回記事にしたキッティングの話題ですが、今回はWindows7の端末を数台セットアップしました。

今回、調達したのは国内の大手メーカー製のノートPC。もちろん、OSはインストール済み(OEM)の状態で、電源をオンにすればすぐに使える状態で納品されました。にも関わらず、最初に取り組んだのはVolume License(VL)のメディアを使ってのWindows7クリーンインストール作業でした。なぜだかお分かりでしょうか?

実は、VLには「再イメージング権」という特典が含まれています。これは、マスターとなるPCをセットアップした後、そのイメージを他のPCに展開(クローン作成)することでキッティング作業を容易に行うことができる、というものです。
仮に、メーカー製のOSがプリインストールされているPCが100台あろうとも、しっかり手作業でセットアップするのは最初の1台のみ。残り99台は、全て最初の1台をコピーして仕上げることができるのです。

ここで心配なのはライセンス数。仮に、購入済みのVLが5本しか無かったとして、100台のセットアップを行ってもいいのか。…答えはYES!です。
実は「再イメージング権」を行使して同作業を行った場合、ライセンス的にはあくまでOEM扱いとなり、VLのライセンスを消費することにはならないそうなのです(相変わらずライセンスは分かりづらいです)。
ちなみに、一見するとグレーゾーンっぽいこの手法、マイクロソフト社のウェブサイトでは「企業ユーザーが OEM PC の大量展開をする際に、その展開作業を効率化するために、ボリュームライセンス契約の特典の一つである「再イメージング権」を行使することを推奨しています」としっかり書かれています。これは使わなければ損ですね!

…ですが、VLのメディアからクリーンインストールする作業は、結構大変な場合もあります。メーカーがドライバを提供していれば良いのですが、そうでない場合はドライバ探しにすごく時間がかかります。まあ、これを読んで「なるほど~」と理解できる方にとってはさして問題にはならないかもしれませんが。

VLのメディア
個人の方にはあまり馴染みがない?VLのメディア

(投稿者:ちゅん)

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WEB2.0

数年前に買った本が急に出てきた。本のタイトルは「Web2.0が面白いほどわかる本」です。この手の情報は、夜にネットで読みまくるのが日常ですが、確かJRで移動するときに駅の書店で買ったものです。2006年10月に発行された、Web(インターネットサイト)の技術動向について解説本です。一般にIT関連の書籍は、すぐに陳腐化するのであまり読み返すことはしませんが・・・何故か再び読み直しました。

まず、Web1.0の説明を。私的解釈では、Web1.0とは黎明期のホームページで、作り手による一方向の情報発信で完結するもの。まあ、お知らせを載せたパンフレットみたいな感じかな?昔はみんな、そのようなホームページばかりでしたよね。

そこで、Web2.0の登場です。キーワードは、google、amazon、mixi、Twitter、wiki等で、ネットで商品を「注文」したり、チケットを「予約」をしたり、判らないこと「調べる」といったことが、普通に出来るホームページです。つまり、ネットは単なる「読み物」の世界から、自分の趣味、仕事、生活に合わせて「使う」道具に進化したものがWeb2.0です。本の発行されたのが6年も前ですが、内容は陳腐化していません。まだまだ、Web2.0が浸透していないから?それとも、私の思考が停滞しているのでそう思うだけ?

次世代のWeb3.0について、諸説あり定義は難しい。双方向型であるWeb2.0の更に上の世界!何じゃこりゃ?どうもキーワードは「セマンティックウェブ」(semantic web)らしい。メタデータ(単語・キーワード)なるものを、ウェブ上にある無数のコンピュータが認識、共有化されれば、ウェブ全体が効率の良い超巨大なDBへと進化するイメージ。・・・判ります?今話題のクラウドコンピューティングなんかも、処理を行うのは自分のPCでも会社のサーバでもなく、何所にあるのか判らない雲の中の複数のサーバが結びつき、1つの巨大なサーバのように機能する仕組みなので、Web3.0のひとつに位置づけされるらしい。ここまで来ると、知恵熱が・・・。

何とも、発明されてからわずか20年程度でもの凄い進歩のインターネットです。近い将来(数年後?)には、Web3.0の世界はあったり前の事なんでしょうね?更に、もう誰かさんは、Web4.0を考えているに違いありません。やはりインターネットは、ワクワクな世界なのですね!

今でも陳腐化しないWeb2.0
今でも陳腐化しないWeb2.0。面白い本なのかは、意見が分かれる?

(投稿者:92)

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HDDクラッシュ【動画】

ども。
暖かくなり、屋根からの落雪が心配な担当ちゅんです。

昨日、悲しい状態のPCが修理に上がってきました。
上司92氏からひとこと「俺は諦めた」と言われたので、何かと思ったらみごとにHDDのクラッシュでした。

クラッシュといってもパターンは色々です。
「カコン、カコン」というノッキングするパターンや、「ギャギャッ」と大きな音が出るパターン、はたまた音は全く出ずにモーター音だけが静かに回り続けるパターンなど。この仕事をしていると様々なHDDと遭遇します。
それら全てに共通しているのは「データの救出は不可能」ということ。あくまで「自分たちには」という注釈がつく話ではありますが、HDDが物理的に壊れたらデータはほぼ諦めるしか道はありません。

では、HDDのクラッシュをどうやって防ぐかという話なのですが、こればかりはどうしようもありません。物理的に動いている部品なので、消耗品だと割り切るしかないです。なので、当町の事務用PCはいつクラッシュしてもいいように、データはファイルサーバに保存するようにし、そのサーバに対して厳重なバックアップを行っています。こうすることで、何よりも大切なデータを守ることができるのです。

さて、話は戻りますがHDDのクラッシュ。今回は「カッカッ」と小気味よい音とともに昇天されました。せっかくなので「話はよく聞くが見たことが無い」という人のために、今回はムービーを撮影しました。いつこうなっても泣かないよう、データは常にバックアップされることを強くオススメします!


ピントが甘くてすみません…。途中からはバッチリです!

(投稿者:ちゅん)

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