水冷!

ども。
アイスは別腹の担当ちゅんです。甘いもの好きで蟻のような男です。

先日、K消防署から「各種システムやメール送受信用に専用のデスクトップが欲しい」と要望を受けました。以前も当ブログで話題にしたことがあったかと思いますが、消防は24時間眠らない施設であり、そこで稼動するPCもまた365日24時間休むことなく動き続けています。
ここで出てくるキーワードは「FAパソコン」です(ベンダーによっては「ロングライフパソコン」とも呼ばれます)。一般家庭での仕様が想定された民生品とは異なり、24時間連続稼動をあらかじめ想定した設計がなされている高耐久なPCがしっかりジャンルとして存在し、そして販売されています。
本来であれば、こうしたPCを導入しなければなりませんが、如何せんお値段が…。しかし民生品を導入しても故障のリスクが高いのも事実。困りました。

しばらく考えていると、ピンときました。
某施設でこの春まで使っていたサーバ。システム更新とともにサーバも入れ替えとなり、廃棄処分に回そうかどうしようか迷っていたその端末のことを思い出したのです。
スペックはCPUがPentium4の3.4GHz、メモリは潤沢に4GB(もちろんサーバ用ECC)、HDDはSATA80GBが3台でRAID仕様という状態。使い物にならないわけではないけど、決して喜べるようなものでもない「中途半端」なスペック。こういうのは処分に迷いますよね。

これにVLのWindows7をインストールして「擬似FAパソコン」を仕上げようと目論見ました。早速、ケースを開けてお掃除開始。まもなく、上司92氏とともに「うぉー!」と声が出ました。なんと、CPUファンが水冷!この仕事が長い上司92氏ですら「メーカー純正の水冷は初めて見た」とのことで、かなりレアです。
さらに、マザーボードの印字を見ると「GIGA○YTE」の文字が。超一流メーカーです。思わぬところにお宝が転がっていたものです。

しかし、サーバーに通常のOSをインストールするにはかなりの難関があるのも事実。特にドライバ関係はほとんど手に入らないと考えて挑まなければなりません。長くなってきたのでこの辺の話はまた違う機会で書こうと思いますが、要するに「そううまい話はない」ということでしょうかね。

サーバー
やっぱりサーバは豪華です。写真右上の水冷、分かりますか?

(投稿者:ちゅん)

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八雲町フォトギャラリー秘話?

本日の北海道新聞(渡島檜山版)で、八雲町フォトギャラリーの記事が出ました。合わせて作業にあたってくれた「萌タソ」さんも公開になりました?先日、ちゅんが書いた「八雲町フォトギャラリーがオープンしました」に詳しい説明がありますが、今回は、あまり書かれないようなネタを・・・。

写真のデジタル化は、ほぼすべて手作業でした。ネガフィルムやスライドからの取り込みは、ごく一般的なスキャナーのE○SONのGT-9800Fを使用しました。しかし、作業に使ったパソコンが窓7(64bit)だったために、ドライバが当たらず困惑。古いXPマシンで暫くの間作業・・・。急にひらめく!(最初から気づけよ!)窓7のPROには、XPモードがあるじゃないか!この作業では、XPモード上のGT-9800Fが大活躍となりました。また、プリント(印画紙に焼かれた)では、定型サイズのものに、自炊マニアの定番スキャナーである富○通のS1500を使いました。なかなかS1500は良かったです。かなりのスピードアップとなりました。更に、取り込みサイズも悩みました。著作権の関係もあり、ここは画面で見ていただく事を主と考え、800×600px(48万画素)にあえてリサイズさせていただきました。これなら、INSの細い(遅い)回線でも見られますし、ポストカード程度の印刷には十分使えるサイズだと思います。

また、技術ネタ以外でも悩みました。写真は全て、八雲町内で撮影されたものに限定していますが、写真を見て何処だか何だか分からない。写真を撮った本人すら何処だか思い出せない?一応、怪しい写真は除外しましたが、一部混入しているかも知れません。ご愛敬ということでお許しを・・・。それと「タグ」でも悩みました。個々の写真には、検索しやすいように「タグ」と呼ばれる「キーワード」を複数つけることができます。このタグに悩むんです。何処だか何だか分からない写真では、さすがに説明がつけられない。これは、我社のOBを大勢集めて、聞き取り調査でもしない限り無理です。出来る限り「らしい?タグ」を入れてありますが、誤ったタグもあると思います。これもまた、ご勘弁ください。

最後になりましたが、町内には多くの写真家の方々がいらっしゃいます。みなさん、素敵な八雲町の写真を「八雲町フォトギャラリー」で公開していただけませんか?撮影フィールドが八雲町内であれば、もちろんプロ・アマを問いません。ご提供いただく写真は、プリント、フィルム(ネガ・ポジ)、デジタルデータ等何でも結構です。詳しくは、役場商工観光労政課までお願いします。

八雲町フォトギャラリーは成長するサイト、を目指しています。
http://gallery.town.yakumo.hokkaido.jp/

4月11日の北海道新聞
本日の道新にデカデカと記事が出ました。

(投稿者:92)

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入学おめでとう

ども。
朝起きて、天気が良かったので体を伸ばしたら背筋を痛めた担当ちゅんです。

新年度に入って多忙な日々が続いておりましたが、本日までに予定の移動はほぼ完了することができました。当初「残業しない」などと豪語しておりましたが、あれは一体何の話だったのでしょうかね…(遠い目)。

そんな中、新任の先生のPCをセットアップしに行ったとある小学校にて、廊下の天井からぶら下げられた「入学おめでとう」の飾りに思わず感動してしまいました。その校舎は木材がふんだんに使われた可愛らしいデザインの学校なのですが、飾りが窓から差し込む光に照らされて、何とも幻想的。思わずシャッターを切りました(文末写真)。この廊下を新一年生が歩いたのだと想像するだけで胸が熱くなりました。

情報政策室では庁舎内で職員が使うPCのほかに、町内17の小中学校に配備している校務用PCの保守(およそ200台)も担当しています。なので、この時期には転勤された先生が使っていたPCをリカバリーして、新任の先生に手渡す作業も行っています。基本的にはどの学校も同一の仕様ですが、ネットワーク体系やプリンタの情報などはそれぞれの学校で異なるために、どうしても現場に行かなければなりません。

庁内のPCのようにリモートが出来れば楽なのですが…。現状ではその術はありません。各学校に足を運び、前述のような感動に出会えることもたまにはあるのですが、実際にはそんな余裕もなく、バタバタと設定して「はい、次!」と移動を繰り返す激務です。
情報政策室で過去「一番キツい」と思った外勤が「熊石第二中学校から落部中学校」への移動だったのですが、学校のPCの保守は距離が遠いためなかなか大変です。これが少しでも楽になればとても助かるのですが。今後の課題ですね。

入学おめでとう
遠近感のグラデーションが素晴らしい「入学おめでとう」の飾り

(投稿者:ちゅん)

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木工作品その1・量産型

先日実戦配備された「木工作品その1」ですが、大変好評です。使い勝手の良さと、広くなったデスクトップを見た、他の部署からもオーダーがありました。作品の構想段階から、あちらこちらで説明してきたのですが、その時は全く見向かなかった部署からも・・・。やはり「百聞は一見に如かず」でしょうか?

さて、そんな訳で量産することになったのですが・・・。問題発生です!実はこの作品、昨年まで居たT公務補さんに作ってもらいました。Tさんは、車庫に併設された細工場で、私の難解なフリーハンド図面を形にしてくれる職人さんでした。でも・・・退職して居ないんです。

今回、白羽の矢を立てたのは、U補佐!知る人ぞ知る?木工細工の達人です。前作を見せて、放熱性を向上させた(本当は材料の節約?)、量産型4脚の製作をお願いしました。材料の18mmランバーコアを手配して、さっそくこの週末に完成です。行動が早い!!いやな顔一つせず、実家の作業場?で作ってくれました。どうでしょう!かなりシンプルで良い出来です。

この「木工作品その1・量産型」4脚は、今日と明日の夜に実戦に投入されます。15台のデスクトップ型パソコンが、綺麗に収まる予定です。めでたし、めでたし。ちなみに「木工作品その2」と言うのもあります。

U補佐作、木工作品その1・量産型
U補佐力作の「木工作品その1・量産型」

(投稿者:92)

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ファンが唸る

ども。
今週一週間は、通常営業での3日間分くらいの長さにしか感じられない担当ちゅんです。

パソコンの移動などで予定がびっしりと入っている中、「どうして今なの~!?」と叫びたくなるようなPCが現れました。朝、出勤してパソコンの電源を入れると、画面に「NTFS.SYSが壊れているか存在しない」というメッセージが出た、と。PCの保守をしていて、最も見たくない種類のエラーです。
※一応、Windowsには「回復コンソール」というリカバリー手段があるものの、私は経験上、これで解決を見たことがありません。というのも、そもそもなぜNTFS.SYSが壊れたのかという話で、その原因はハードディスクの不良であることが圧倒的に多いからです。

今回も案の定、ハードディスクがクラッシュ寸前。IDE直付けのUSBケーブルで他のPCから中を覗き、辛うじて動いているうちに急いでバックアップを取り始めたものの、どんどん症状は悪化してついに完全停止。残念ながらメールは間に合いませんでした。

仕方が無いので先方にその旨をお伝えし、元気なハードディスクに換装。リカバリーのイメージファイルからOSやシステムを戻し、Windowsアップデート。きっと、先方もこの忙しい年度始めにパソコンが無いと困るだろうという思いから、やむなく残業となったのが昨晩のことでした。

そして本日は昨日からの持ち越しで、朝からセットアップ作業を再開。しかし、どうにもCPUファンが唸る。唸るだけならともかくとして、本体が熱い!筐体そのものをヒートシンクにして放熱しているんじゃないかと思うほどの熱さに、たまらず分解を決行。すると…

出た~!いつもの綿ボコリ!

これではマシンに負荷がかかるハズです。直接的な原因はハードディスク不良ではありますが、もしかしたらこのホコリがハードディスクの寿命を縮めたかもしれません。とはいえ、PCを分解しなければ掃除が不可能なCPUファンですから、先方が悪いとは一概には言えません。マシンパワーが足りず、頻繁にファンが回るPCにはつきもののトラブルですから、さっさとハイスペックなPCに取り替えろ、という話なのでしょうね。
※ちなみに、このPCはあと1ヶ月ちょっとで更新予定でした…。なぜ今壊れるのか…。

ほこり
なんら驚くことも無くなったいつもの見慣れた光景

(投稿者:ちゅん)

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