瞬電にてんやわんや

ども。
来週にはもう2月です。春の到来が待ち遠しい担当ちゅんです。

本日、北海道内は大荒れの天候となっています。八雲町でも、午前中から濡れ雪+強風が続いています。
そんな天候のせいか送電の調子があまりよろしくないようで、八雲町役場庁舎では、確認できただけで午前中4回の瞬電(一瞬停電になってすぐに復旧)がありました。そして、電気にまつわるトラブルに弱いことで有名なのが、我が情報政策室です。予想通り、てんやわんやとなってしまいました。

まず真っ先に影響を受けたのはデスクトップPCです。ノートとは違い、内蔵バッテリーを持たないため、給電が途切れるとあっさり落ちます。通常はそのまま電源ONで復帰するのですが、中には復帰できない端末が。これ、デスクトップPCにはよくあることなのですが、意図せずに電源が落ちてしまうと、BIOSの起動に失敗するケースがあります。
この場合、まずは電源ケーブルを抜いて、しばらく経ってから再度ケーブルを差して起動できるか確かめます。それでもダメであれば、メモリを抜き差ししてみる。これで復旧することがほとんどです。
※ただし、今回はメモリの抜き差しでもダメで、結果としてCMOSクリア(マザーボードの電池を外す)で復帰しました。

次に影響を受けたのがネットワーク機器です。とある部署から「インターネットに繋がらなくなった」との連絡を受け、状況を確認。すると、コンセントに繋がっているにも関わらず、電源ランプが点灯していないルータを発見。ハブやルータは給電とともに復帰するものがほとんどですが、どうしてか失敗することがたまにあります。結果、電源ケーブルの抜き差しで復帰しました。たくさんの機器がある中で、ひっそりとエラーがあっても気がつきません!せめて「ピーピー鳴る」とかあれば発見しやすいのですが。

この電気にまつわるトラブル、結局は全ての機器にUPS(無停電装置)が接続されていれば防げるのでしょうけど…。本当に悩ましい限りです。

ざわざわ
PCは復帰しても、データは帰ってこず。職場全体がざわざわします。

(投稿者:ちゅん)

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PC99規格対応って?

長いUSBケーブルが欲しくて探しました。数軒のパソコン用品を売っているお店を物色しましたが、希望のものが見当たりません。それは、USBのA型でオス・メスのケーブルです。一般的?にUSBケーブルと言えば、プリンターなどを接続するA型オスとB型オスのものを指しますが、今回はA型のオス・メスです。これは、マウス等を単に、離れて使う時に便利な延長ケーブルです。それも、長さはMAXの5m物です。何がMAXかって?USB2.0規格では、ケーブル長は5mまで決められているのです。そこまでは、通信速度が保障されるらしいです。それ以上の場合は自己責任で、動けばラッキーと言うことでしょうか?

結局、ネットで最も安いケーブルを購入した。希望どおりのケーブルなのですが、今更?「PC99規格対応」って!オイオイです。あれっ?知ってますかPC99規格って?

それは窓98や窓2000の黎明期、MSとintelが提唱した1999年度版の窓PC仕様に関するガイドラインで、主にハードウェアの仕様を定めたものですが、現在も使われています。例えば、デスクトップPCの鍵盤や鼠を差し込むコネクタが丸型の場合、鍵盤側が「紫色」で鼠側が「緑色」ですよね?モニターを繋ぐケーブルのコネクタは、必ず「青色」ですよね。同じ色のところに差し込めばOKな仕様です。これなら誤って接続する事はありませんね。この色を決めたのが、PC99規格なのです。プリンター(パラレル)は赤紫色、RS-232Cは黄緑色、マイクが桃色で、スピーカーが緑色みたいな決まりです。

さて、今回のUSBケーブルですが、オス側が黒色なのでPC99規格品なのです!!でも、PC側の黒って分かりにくいので・・・意味ないです。それよりもこのケーブル「USB2.0」対応と何処にも書いていません。この方が問題です。一体、何年前の製品じゃ?!そう言えば、妙に安価な・・・。まあ、正常に使えてますのでOKということで。チャンチャン!

古い5MのUSBケーブル
PC99規格が自慢のUSBケーブル、よく見れば「NX」にもって・・・。

(投稿者:92)

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意外と知らない3桁の電話番号

ども。
「大ファンです!いつも見ています!」という声をいただき、恐縮してしまった担当ちゅんです。

本日はとある部署から「システムで使っているISDN の調子が悪い」という電話が。状況を聞くと、TA の画面に「レイヤー1 ダウン」と表示されているとのことで、まずはNTTの故障受付に電話し、回線チェックをしてもらうことになりました(この顛末はまた後日)。

電話の故障は、局番なしの「113」でOKです。通話料金が無料で、故障受付の担当オペレータに繋がります。私はこの113と116(電話の新設・移転・各種ご相談)をいつも混同してしまいます。さらに、押し間違いに気をつけないと、うっかり110(警察への通報)などしてしまったら大変ですね。

実は3桁の電話番号サービスは、ざっと調べるとなんと20ヶもあるようです。上記のほかに代表的なものとしては、119(消防への通報)、117(時報)、104(電話番号案内)などがあるでしょうか。漁業者の方やマリンスポーツをされる方であれば、118(海上保安機関への通報)や117(天気予報)なども知っておくと良さそうです。
また、近年はすっかりおなじみになった184(発信電話番号の通知を行わない)は、イヤヨと覚えると忘れなくて良いのですが、逆に発信電話番号の通知を行うための186には語呂合わせが無いので、私はすっかり忘れていました。語呂合わせでは171(災害用伝言ダイヤル)のイナイも覚えやすいですが、このサービスは使われないことが一番望ましいところですね。

そんな3桁番号ですが、マニアックかつ便利そうなものを一つ紹介。
159(空いたらお知らせ)というものをご存知でしょうか。これは、NTT東日本のサイトによると、次のように説明がありました。

空いたらお知らせ159とは
電話をかけた相手が通話中の際、いったん電話を切ってから1分以内に[159]に続けて[1]を押して登録しておくと、相手の通話の終了を確認した時点でサービス利用者を呼び出し、通話の終了を音声で通知するサービスです。
事前のお申し込みは必要ありません。
なお、お知らせを聞いた後、いったん電話を切ってから[159]に続けて[3]を押すことにより、相手にかけ直しすることができます。

私は全く知りませんでした。これを知っていれば、無駄に何度もかけなおすことをせず、スマートに通話ができますよね。今度、機会があったら試してみたいと思います。

TA
最初の件、たぶん原因はTAの故障。在庫があってよかった!?

(投稿者:ちゅん)

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講演会サテライト会場

昨晩、町民医療講演会が開催されました。講師に札医大小児科教授の堤 裕幸先生をお迎えし「冬に流行る感染症~RSウイルスとノロウイルスを中心に」と、実にタイムリーな演題でおこなわれました。主催は八雲町感染対策ネットワークで、ちゅんと私もシッカリと聞かせて頂きました。何故って?

講演のメイン会場は、八雲町立図書館の視聴覚ホールでしたが、新しい取り組みとして、サテライト会場を用意したのです。場所は、今金町の総合福祉施設「としべつ」です。日進峠を挟み約30kmの距離があります。参加する方々に、冬の夜の峠道をはるばる来ていただくのは、偲びありません。多くの方々に聞いた頂きたい講演だからこそ、サテライト会場となりました。

以前から、このブログで匂わせていたのは、これだったのです。Skypeを使って、メイン会場の画像と音声を送るのです。そんな訳で、昨日もお手伝いに・・・。数回の事前練習の経験値からの設定で、それなりに上手くいきました。心配した、画面共有で送るパワポも、わずかなタイムラグだったようです。講演最後の質疑応答では、サテライト会場のとしべつからも、Skypeを通じて質問者が映し出されました。十分実用に耐えます!

今回の取り組みで、沢山のものを得ました。ネット回線の信頼性や音響設定技術などは、まだまだの感があります。でも、講演会でのサテライト会場設置!新しい可能性を体験できました。しかも、コストは¥0ですからね!これも大きいです!貴重な経験の機会を頂いた八雲町感染対策ネットワークの皆様と、全面的にご協力頂いた今金町役場の皆様に、感謝申し上げます。ありがとうございました。

余談ですが「B型はノロウイルスに感染しにくいって本当ですか?」と言う質問がありました。どうやら満更嘘でもないらしい。ちゅんと私は共にB型です。でも年末にちゅんは、ノロウイルスに罹っていました。これって?

Skypeを使う
メイン会場に映し出された、としべつ側の質問者 演台前の三脚上にwebCAMが・・・

(投稿者:92)

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電波の調査

ども。
今週は外勤が多そうな担当ちゅんです。

さて、本日は庁舎内にて無線LANアクセスポイント(AP)設置前の調査を行いました。

無線LANの電波って、難しいですよね。例えば木造2階建ての住宅などでは、1階に設置したAPの電波が2階でも「バリ5」なんてこともありますし、逆にコンクリート壁のある建物では、すぐ隣の部屋に置いたAPの電波が取れないなんてことも。いずれにしても電波は目に見えませんから、実際にやってみなければ何とも言えません。

この「何とも言えない」という部分、実は日頃、質問されることが多かったりします。「ここにAPをつけたいんだけど、あそこまで電波飛ぶと思いますか?」と聞かれても、実際は「やってみなければ分かりませんね、多分飛ぶとは思いますが」となります。APの無線出力強度も機種やメーカーによって様々ですし、本当に難しいものなのです。

というわけで、実験開始です。とりあえず電波を出すために、APを壁にガムテープで仮止め。もちろん、上位の回線など不要です。ノートPCで無線の強度を調べるためのソフト(フリーソフトのinSSIDerを使っています)を起動させ、あっちこっち歩き回って強度を調べていきました。

一通り調べ終わったら、今度はAPの位置を変えて再び同様にうろうろ。この作業、はっきり言って地味です。しかも、傍から見たらまるで不審者です。上司92氏とともにうろうろしては「-50」「-45」など強度を淡々と調べました。
結果、大体のポイントとAPの設置台数を把握することができました。

この作業、仕事だからここまで丁寧にやりますが、一般家庭では普通やりませんよね。でも、面倒でもやるべきなのかもしれません。実際に測定してみると、距離や障害物の有無といったものの他にも、謎の強弱が出たりしていました。APを設置する場所に複数の候補がある場合は、測定してみるとよいかもしれません。

試験中
さて、ここは一体どこでしょうか。

(投稿者:ちゅん)

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