カグスベール

土曜日の作業について、昨日ちゅんも書いていますが予想以上に「待ち」が発生してしまいました。まあ、どこにも想定外な事ってありますよね。このイレギュラーな事象からリカバリーしていく、ポジティブな思考が重要だと痛感しました。

私らには直接関係は無いのですが、とても楽しみ?にしていた作業が、主装置(交換機、PBX)の引っ越しでした。ここの主装置は2個のブロックで構成させていて、さすがに大きく大人2~3人では、重くて持ち上げられない感じです。さて、どうしたかと言うと・・・。

「カグスベール」なる秘密兵器が使われていました。主装置の下に「カグスベール」を敷き「カグスベール」の上に主装置を乗せて、「カグスベール」を引っ張って移動させていました。そうです!「カグスベール」の底がツルツルで簡単に引っ張っていけるのです。調べてみると、PTFE(Polytetrafluoroethylene, PTFE:ポリテトラフルオロエチレン)というテトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみから成るフッ化炭素樹脂が底に貼られているそうです。これは摩擦係数が低く、動摩擦係数と静止摩擦係数の差がほとんど無いので、潤滑性が極端に高く、ツルツル滑る素材のようです。これなら楽勝!?

ここまで書きましたが、やはりイレギュラーな事も。誰かが床に貼った「ワゴンモール」を越えなければ・・・。意外なひと手間となりました。これは想定の範囲内?

カグスベール プロ用900mm
使ったのはPRO用90cm。ラインナップにはマウス裏に貼るタイプもあるようです。

(投稿者:92)

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プロでも難しかった電話の引っ越し

ども。
古傷の背中がまた痛みだした担当ちゅんです。

さて、先週末は八雲総合病院にて「電話の引っ越し作業」に従事しておりました。営業日に電話を止めることなどできませんから、必然的に外来が休みとなる土曜に作業です。

現場に到着すると、そこには人・人・人。それもそのはず、一口に「電話」といっても、外線、内線、光回線など、種類は様々。さらには屋内と屋外にも分かれます。それぞれに専門のチームがあり、私たちは「役場関係の回線」の担当ということになりました。

このような裏方の現場を間近に見られるチャンスは滅多にありません。自分の仕事の合間合間で業者さんの仕事を盗み見していましたが、数百本もある回線を機器に接続していく手さばきなどは、もう、何時間でも見ていられるほど。こちらは「にわか」ですが、向こうは「プロ」です。すっかり感心してしまいました。

しかし、です。私たちの業務は、光回線の引っ越し終了後に上位回線を切り替えるという内容になっていたのですが、待てど暮らせど一向に光回線が開通しません。さすがに素人目にも「おや?おかしいな」と気がついた頃、光回線チームの皆さんが続々と現場に集合。どうやらトラブルのようです。
1時間が経過し、2時間が経過し……。その間、室内担当の方はテスターを片手に首をかしげ、屋外担当の方は悪天候の中、ずっと高所作業車。ついに原因が判明し、光回線が開通した時は、すでに夕方になっていました。

つまり、電話回線の引っ越しというのは、そのくらい難しいということなのでしょう。この日のために何ヶ月も前から打ち合わせを行い、手順を確認してのぞんでも、やはりトラブルというのは起こるのです。それでも、週明けの月曜(本日)になり、特に問題は発生していないのですから、今回の引っ越しミッションは大成功のうちに終了したといえます。普段何気なく使っている電話ですが、裏方さんの苦労のうえに安定した通話があるのですね。

仮設ケーブル
これが仮設の電話ケーブル。病院の中庭に架空配線されています。なんか萌える!

(投稿者:ちゅん)

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窓XPとウィルス対策ソフト

MSの窓XPのサポート終了まで2カ月を切りました。製造販売の日本MSはもちろんですが、経済産業省やウィルス対策ソフト各社も、早期のOS移行を改めて呼び掛け始めました。窓XPのサポート終了は4月9日です。

しかしながらウィルス対策ソフト販売各社は、MSが窓XPのサポートを打ち切った後も、少なくとも1年以上は、XP向けのウイルス対策ソフトのサポート継続を予定しているらしいです。大手では、E○ETが2016年まで、Tr○nd Mi○roは2017年まで、Ka○perskyは2018年まで、Sy○antecは当面の間?となっていて暫くは定義ファイルの更新はされるようです。私オシメンのMSのSe○urity ○ssentialsは、2015年7月14日までOKらしい。

しかしウィルス対策だけではダメなのです!OSレベルでの脆弱性を修正する修正パッチが提供されなくなる危険性を、再三再四を説明していますが、今でもウィルス対策ソフトを入れてあれば、大丈夫だと思っている方も多いようです。今朝も聞かれました。Kで始まるロシア人っぽい大手ウィルス対策ソフト会社の社長は「OSのサポートとは、いわば家屋の構造を守ることに当たり、ウイルス対策ソフトは家屋の周辺を守る存在。構造自体を修理できないとなれば、周辺だけの保護には限界がある。」とコメントしています。最後は自己責任ですが、被害者のつもりが、加害者になってしまう恐ろしい世界なのです・・・クワバラ、クワバラ。

サポート終了
MSでは、大キャンペーンを実施中です。

(投稿者:92)

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それ、動作保証外です。

ども。
毎晩オリンピックを見るのが楽しみな担当ちゅんです。

とある部署のプリンタが不調との連絡をうけ、本日は午後から外勤となりました。
症状を聞くと、印刷コマンドを実行してもなかなかプリントアウトされず、しかも印刷ジョブが消えずに残り続けるとのこと。この段階で、不調の原因は我が社が設置しているプリントサーバであるとほぼ断定し、現場に向かいました。

現場に到着し、不調であると思われるプリントサーバを交換すると、いままでの不調は嘘だったかのように改善しました。やはり、事前に予想したとおりだったようです。

と、ここまではごく普通の保守案件ですので、通常は「記事ネタ」にはならないのですが、この部署でのプリンタの使い方がすごいのです。
プリンタには「パラレル(LPT)ポート」と「USBポート」、さらには「LANポート」が搭載されているのですが、全てのポートに機器が接続されている=満車の状態となっているのです。LPTには我が社の無線プリントサーバ、USBにはスタンドアロンPC、LANには業務システムのHUBといった具合で、ネットワーク体系が異なる3つの業務が乗り入れして強引に使用するという、とんでもない状況なのです。

そんな事情を知るわけがない業者さんからは「なぜLANポートがあるのにプリントサーバが必要なのですか?」と聞かれることもあるのですが、こちらからすれば「気にしないでください(笑)」としか言いようがありません。なぜなら、こんな利用は間違いなく「動作保証外」だから。
実は、プリンタのメーカ筋の情報によると「LANポート+1ポートであれば同時使用は問題ないが、+2ポートだと無理」と言われています。しかし、実際には+2ポートの状態でもなぜか使えてしまっているという状況。なら、壊れるまで使ってしまえ!という荒技です(もちろん自己責任で)。

ちなみに、今回のトラブルの話を聞いた時には、一瞬「まさか、アレのせいか?」と頭をよぎりましたが、結果としては別な問題だったというのが裏話なのです。今回のトラブルを機に、その部署では別な方法によりプリントアウトすることを検討することとなりました。

現場写真
こんな使い方してる人なんて、そういないのではないかと思われます。

(投稿者:ちゅん)

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休日出勤の成果

昨日は、お約束の休日出勤となりました。ネットを使用していないお休みの日だから可能な、ネットワーク機器の移設作業です。週末の15日に、新しいお部屋(と言っても2年弱の仮住まいですが)へ光回線を2本を引き込む予定ですが、この日は他のシステムも一斉工事日となっています。狭いお部屋に沢山の業者がさんがすし詰め?!の予定です。迷惑になるのも嫌なので、ONU以外の機器全てを移設して、事前用意した新しいラインへ繋ぎ変えました。

ちゅんと事前に完璧なイメトレ?をしてから臨みました。しかし、持ち込んだONU下でセッション分けに使うHUBの故障が発覚!変則で作業を進め、昼食時に外へ出た足で本社から代替品を調達するというハプニングも・・・。でも別件で来ていた電気屋さんに、今回最難関と覚悟していた既設LANケーブルの方向換え作業を、ついでに?やってもらいました。感謝感激です!1時間近くは時間短縮出来ました。ありがとうです!!

後の作業は、15日(土)のONU移設と仮ケーブル2本の撤去、22日(土)には事務所分室?のケーブル回りと無線AP移設、そうして全ての仮ケーブルを撤去し終了となる予定です。ちゅんには申し訳ありませんが、休日出勤が続きます。

余談ですが、野牛のPoE給電HUB(Giga 8P)・・・爆音です!!!

ネットワーク機器
緑の線は、別室のONUからの仮ケーブル。橙色は、引き渡し前なので後日施工です。

(投稿者:92)

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