少しの我慢が大きな節電に

ども。
大地震から引き続いた停電で先週は大混乱でしたが、ようやく平常どおりの生活に戻りつつあります。担当ちゅんです。

震災では発電所も壊れてしまい、現在、十分な電力が供給されていない状態が続いています。北海道電力からは「節電コア時間帯(平日朝8時30分~夜8時30分)において、平常時よりも2割の節電をお願いしたい」と節電への呼びかけが行われており、役場でも庁舎内の照明を必要最低限にしたり、夜間の公共施設利用を当面中止としたりと、できることを最大限行っています。

一方、我々が日々管理している情報システムは、何が無くても「電力」だけは必須です。逆に言えば情報システムを正しく効率的に運用することで、この電力の消費を抑えることができる可能性もあります。

少し調べてみますと、パソコンの電力消費量はデスクトップPCよりもノートPCの方が6割程度も節電できるというデータがあるようです。もともと、ノートPCはモバイル用途が考慮されていて、バッテリー駆動でも長時間利用できるよう低電圧版のCPUが使われていたりと、電力消費が少なくなるよう設計されています。なので、ノートPCをメインで利用することで節電につなげることができるといえそうです。

もちろん、利用していない時間は「電源を切る」というのも有効な手法です。ただ、実はここに落とし穴もあります。PCが消費する電力のうち、最大となる場面は起動時と終了時なのだそうです。なので、こまめに電源をオンオフしていると逆に電力を多く消費してしまうことになります。
マイクロソフト社の調査では、90分以内の離席の場合にはシャットダウンよりもスリープの方が消費電力量が低くなるとされていますので、これを覚えておくと、さらなる節電につながります。

いずれにしましても、少しの我慢が大きな節電につながるのは間違いありません。例えばWindowsの「電源オプション」から「省電力」に設定する、画面の明るさを少し落とす、節電コア時間帯はバッテリーだけで動かす(ノートPCの場合)など、簡単にできることをみんなで取り組むことが大切なのだと思います。

電源プラン
私もさっそく省電力モードに切り替えました

(投稿者:ちゅん)


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