大学へ

皆様は「医療情報技師」という言葉を耳にしたことはありますか?

現在の医療機関には、電子カルテなどの医療情報システムの導入が進んでおり、医療機関にも技術者が必要な場面が増えてきています。そのような中、保健医療福祉専門職の一員として、最適な情報処理技術に基づいて提供できる人材として、登場しました。
医療情報技師は、一般社団法人日本医療情報学会が検定試験制度を作り、その試験に合格した者に与えられる資格です。現在は「初級」と「上級」の区分けがあります。

自分が病院勤務をしていた時期、同じく資格取得を目指している方に勧められ、自分も取得を目指しました。求められる知識の分野は、情報処理技術に関すること、医学・医療に関すること、医療情報システムに関することの三分野でありました。自分は一年に一分野ごとの合格で三年間かけて「やっとのこと」で取得することができました。

この資格。資格更新制度があり、五年間で規程のポイントを取得することが条件となっています。年に何度か各地で開催される「勉強会」やインターネットを利用した「e-Learning」を受講すること、医療情報技師が集まる「学会」で発表を行うことで、ポイントが取得できます。

この週末、「勉強会」と「学術大会」が開催されたため、参加をしてきました。
会場は「大学」の講堂。学生時代、自分の努力不足のため、大学には「門前払い」でしたので、大学校舎へ入るのはこのような機会がなくては無かったと思います。
午前9時から午後5時まで、昼休憩時間以外は缶づめ状態で「講演」や「発表」を聞きました。
内容は、情報セキュリティに関することや「改正個人情報保護法」に関すること、地域医療連携に関する事例の発表などでありました。

普段では得ることの出来ない貴重な話題ばかりで、とても勉強になった出来事でした。

大学
このような機会がなければ入ることは無かった「大学の校舎」

(投稿者:ふろんと)


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