恐怖の停電作業

ども。
このところ一日おきにラーメンを食べる生活が続いている担当ちゅんです。

先週土曜日、庁舎が電気保安検査のために停電となりました。時間にして10分くらいでしょうか。停電になるということはサーバー室の電気も落ちるということで、情報担当者は停電30分以上前に出勤して、一台ずつ手作業でシャットダウンする業務となります。UPS(無停電装置)は設置してありますが、あれは数十分単位での電源補助を想定しているものではなく、あくまで「停電時に安全にシャットダウンするための機器」だと私は思っています。

そんなことで作業開始。次々サーバーにログオンし、シャットダウンを行います。WindowsベースのサーバーからLinuxベースのサーバーまで様々。さらにサーバーの仕様によってはシャットダウン前にデータベースを停止させなければならなかったりと、ただでさえオツムの弱い担当ちゅんは軽いパニックに陥りながらの作業。当初の停電予定時間に少し食い込みながらも何とか全台のシャットダウンが終了し、いよいよ停電!

…と、思ったら落ちません!電気が。
何と、今回対象となっていたブレーカーはサーバー室とは関係のない系統だったらしい。がっくり。

まあ、そういうこともあります。気を取り直して今度はサーバーの起動に取りかかります。次々と起動していくサーバー群を眺めていると、まるで子供のころに憧れた「メカのある秘密基地」のようです。いつもうるさいサーバー室に静寂が訪れたのも一瞬のこと、再び「ウィィィィン」という爆音に包まれていきます。そんなとき…

「ピーッピーッピーッ…」と聞きたくないビープ音が。

やっちゃいました。RAIDを組んでいるストレージサーバーのハード障害。シャットダウン作業のパニックの中、きちんとシャットダウンされているのか確認しなかったことも原因かも…。不幸中の幸いなのはRAIDを組んでいるのでデータに影響は無いということ。再構築作業を行い、事なきを得ました。

サーバーというのは常時起動する前提で作られているので、普通のPCよりも丈夫に作られていますが、どういうわけか電源のオン・オフの際に故障してしまうことが多いように思います。走っているときは異常の無かった車が、一度エンジンを切ったらかからなくなってしまったようなものです。担当者としては停電作業はちょっとした「恐怖」なのです。

やっちまいました
左側のやつ。エラーが出てますね。わかりますか?

(投稿者:ちゅん)


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