故障ではありませんでした part2

ども。
今年最後の投稿です!1年お世話になりました。担当ちゅんです。

最近、寒さのせいもあるのか、機器の故障疑いでの連絡が増えています。なぜ「疑い」かといえば、実際に確認してみると故障ではないという案件もそれなりにあって、ちょっと触っただけで直った、電源のオンオフで直った、みたいな症状も結構あるのです。先日、てんちょが投稿していたFreeSpotの障害も、結果として「NTPサーバと通信できていなくて、タイマー設定により電波が出ていなかった」という、まあ、言わば故障疑いの典型です。

先日対応した案件は、某所に設置しているWebカメラの故障疑い。数分おきに定点から写真を撮り、それをWebサイトにアップロードする仕掛けにしてあったのですが、原課の職員いわく「10月頃から止まっていた」と。「おいっ!」と言いたくなるところでしたが、グッとこらえて現場に向かいました。

そのカメラ、実は設置にも関わっていたので現物を見ると色々と思い出します。確かIPアドレスはこうだった、ネットワーク的にはこうだった、と手探りで確認を進めます。作業前までは「もう古いカメラだからたぶん壊れてしまったんだろう」と思っていたのですが、IPアドレスを思い出し、ネットワークを思い出し。PINGが通る、管理画面にアクセスできる・・・となって「あれ??」と。

よ~く話を思い出すと、「10月頃から」と言っていました。これって、弊社が公用スマホの導入作業を行っていた最中。もしや?と、ネットワークの保守事業者さんに連絡。「スマホ用のWi-Fi設定するときに、このネットワークって関係してませんでしたか?」と聞いたところ、まさにドンピシャでした。経路としてWebカメラがぶら下がっていたことを我々も事業者さんも失念したことで、通信が途絶えていたことが原因。つまり、今回の事象は「こちら側のミス」という、なんとも申し訳のない結論となりました。何を言いたいかといえば、あのとき「おいっ!」なんて言わなくてよかったなと。常に謙虚であれ、そういうことでございます。

Webカメラステータスランプが付いてるかどうかをスマホのインカメラで確認したときの画像

(投稿者:ちゅん)

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運用開始後の微調整

てんちょです。今年も残すところ、出勤日はあと1週間となりました。毎年「あっという間の1年だった」と振り返っていますが、今年は例年以上に早く過ぎ去っていった1年だった気がします…。

その大きな要因となっている公用スマートフォンの導入。運用もかなり落ち着いてきており、運用開始から約3か月、大きなトラブルもなく、思っていた以上に安定して使えています。正直なところ、もっと大きなトラブルを覚悟していたので、ここまで何も起きないと「本当にちゃんと使えているのか?」と逆に心配になるほどです。

12月に入り業務全体も少し落ち着いてきたことから、運用面での細かな修正にも手を付け始めました。課のダイヤルイン番号に鳴動するスマホの設定や、着信グループの見直しなど、「今のままでも困ってはいないけれど、もう少しこうしてほしい」といった要望が出てくるようになり、職員の皆さんも公用スマホにだいぶ慣れてきた様子です。すぐに対応できそうなものについては、その都度反映しています。

運用開始当初から悩んでいるのが、夜間・休日の転送設定です。本庁舎への夜間・休日の着信については、「5コール鳴らしてから夜警員室へ転送する」という設定にしていました。5コールにしていた理由は、時間外でも電話に出たい職員がいるかもしれない、という配慮から。ただ、実際に時間外にかけてみると、確かに転送までが少し長く感じる場面もあります。この「長く感じるかどうか」がなかなか難しく、人によって印象が分かれるところ。逆に「もっと長くてもいいのでは?」という意見もあり、判断に悩むところです。

とはいえ、職員の皆さんも操作に慣れてきていることから、3コールあれば十分対応できるのではないかということで、今回は試験的に「3コール転送」に設定を変更し、しばらく様子を見ることにしました。運用については、まだまだ試行錯誤が続きますが、実際の使われ方を見ながら、より良い形に調整していければと思います。


もう”固定電話機”の形も思い出せないほど慣れてしまいましたね。

(投稿者:てんちょ)

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故障ではありませんでした

てんちょです。雨が降ったり、急に気温が下がったりと不安定な天候が続き、歩道はツルツルに凍っています。通勤中すでに2度も転んでしまいました。そろそろ本気で滑らない靴が欲しいですね。

今月の初旬、とある施設から「FreeSPOTに接続できない」という連絡がありました。FreeSPOTのルータは年に1~2回ほど何らかの理由で接続できなくなることがありますが、たいていは電源を入れ直してもらえば解消します。今回もまずは電源ケーブルの抜き差しをお願いしました。

しかし今回はそれでも改善せず、「やはり繋がりません」と再度連絡が。接続件数もそれなりにある施設だったため、できるだけ早く復旧させようと現地確認に向かいました。現地でスマホから確認すると、機器のランプ類は正常に点灯しているように見えますが、SSIDが表示されません。

ルータにPCを接続して設定を確認したところ、無線設定自体には特に問題はありませんでした。そこでログを確認していると、最新ログの時刻が0時台で止まっていることに気が付きました。嫌な予感がして時刻設定を確認すると、時刻情報だけが初期化されている状態。このルータは手動での時刻設定ができず、NTPサーバからの取得のみの仕様だったため、何らかの理由で時刻同期ができなくなっていたようです。

さらに設定を確認すると、FreeSPOTには利用可能時間の制限が設定されており、内部時計が約12時間ずれていたことで「利用時間外」と判断され、Wi-Fiを停止していたことが原因でした。NTPサーバを変更したところ正常に時刻が同期され、無事にFreeSPOTへ接続できるようになりました。なぜ時刻だけが初期化されてしまったのかは、結局謎のままです…。


とりあえず壊れてはいないようなので様子見。

(投稿者:てんちょ)

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ガラホの音量が小さい問題

ども。
あと半月で2025年が終わるということに驚いている担当ちゅんです。あっという間ですね。

公用スマホの導入が完了し、業務は運用フェーズに移っています。その中で、消防署からの問い合わせ「着信時に鳴動するガラホの音量が低い」には頭を悩ませました。
まずもって「ガラホ」とは何か。これはWikipediaによると「スマートフォン用のOSや半導体部品を転用して(一部を除く)開発された、日本国内向けフィーチャーフォン(いわゆるガラパゴスケータイ)の一種を指す新造語」とあります。実際、我々が導入した端末も、見た目は従来の折り畳み携帯ですが、内部ではAndroid OSが動作しています。とはいえ、例えば従来の折り畳み携帯特有の動作である「メニュー+0」で自分の電話番号を表示するなどの動作は継承されていて、こうした端末のニーズは依然として存在しているということですね。

閑話休題。そのガラホですが、音量設定をMAXにしているにも関わらず、どうにも音量が小さすぎるのです。よく観察して見ると、その端末には独立したスピーカーが搭載されておらず、受話部分(耳にあてるとこ)から音が出ているようでした。「どうりで」といったところです。消防署での公用スマホ運用では、このガラホの音が聞こえなければ電話を取ることが難しく、この問題はどのような手段であっても解決することが求められる事態でした。

こちらとしては「別な機種なら音量が大きいのでは?」とも考え、キャリアさんにデモ機をお借りして確認するなどの対応。もしそれで解決できるのならば機種交換もやむなしかと思っていたのですが、ここで消防から朗報がもたらされます。「ダメ元でBluetoothスピーカーに接続してみたら、着信音がスピーカーから出た」と。なるほど!その手がありました。これってつまり、車の中でカーナビやディスプレイオーディオに接続したときと同じ動きをしているってことですよね。盲点でしたが、これならばなんとかなりそう。
※ちなみに、ハンズフリー機能付きのスピーカーに接続する際には、Bluetoothの設定で「電話」をオフにするのがコツでした。

早速、町内のホームセンターでスピーカーを購入して現場に配備。これまで小さいと言われていたので、思い切って音量を最大にして設置しましたが、これにはさすがに「音が大きすぎてびっくりする」とのことで、ほどよい音量で納まりました。まずは当初の目的を達することができたのかなと、ホッとしたところです。それにしても、やはりさすが消防。試行錯誤のうえでより良い方向に運用を変えていくスキルの高さは全職場の中でNo.1だと思います。

実験中数種類スピーカーを買って実験しましたが、全部問題なく使えました(すでに配備済)

(投稿者:ちゅん)

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貴重品

てんちょです。先日の地震、何より驚いたのはちゅん氏の出勤の早さ。5分以内には役場にいたようです。さすが。

先日、共用のプロジェクタを返却しにきた職員から、「アダプタ壊れてましたよ」という報告がありました。何のことだかすぐにはピンときませんでしたが、ケースの中を確認すると付属品として常備させていたワイヤレスディスプレイアダプタが破損していました…。取り外す際に無理に外したのか、頻繁に抜き差しすると壊れやすいものなのか、原因は追究しませんがHDMIコネクタ側のカバーが外れてコネクタがむき出しの状態。

カバー部分が破損はしていますが動作が問題ないので、外れたカバーを接着剤で止めておこうかと思いましたが、外れた部品もありません…。せめて部品だけでもあればよかったんですが、無いのであれば作るしかありませんね。プラスチックのカードのような適度に加工しやすそうないい材料は何かないか…と探してみたところ、某ギフトカードの残骸がありました。

カッターで少し切ってみたところ、材質はプラスチックというより紙に近い感じの切りやすさ。加工するにはちょうど良さそうです。ケースの型をとって切ってみると数分で切断が完了。コネクタ部分の微妙な曲線も簡単に切り出すことができました。これ扱いやすくて最適だったかも。接着剤で固定してみましたが少し不安なので、あまり抜き差ししないモニタのものと交換します。

このワイヤレスディスプレイアダプタ、どうやら終息品となってしまったらしくもう入手が困難になっています。こんな便利なものがなぜ終息品となったのか理解できませんが、現在所有しているものはできるだけ長く使いたい・・・ということでできれば大切に使ってほしいです。


接着が甘いのでまた修正します。

(投稿者:てんちょ)

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