ども。
季節外れの雪に、ついなごり雪を脳内で再生してしまう担当ちゅんです。
さて、情報政策室で日々パソコン関係の業務をしていると、電話などでアルファベットを伝えなければならない場面に出くわすことが多いです。例えばウェブサイトのURL。HTTP(エイチティーティーピー)くらいは決まり文句なので間違いは無いのですが、問題はその先。例えば「D」を伝えたいのに、「えっ?Bですか?」と聞き返され、「違います、デーです。デー。」と、苦労することが結構あります。それと同じで間違いやすいのは「T」と「P」、「N」と「M」でしょうか。私の滑舌が悪いのか、どうもうまく伝えられません。
そんな時、上司92氏が電話で興味深い伝え方が。横耳を立てていると、どうやら「DELTA(デルタ)のデー」とか、「UNIFORM(ユニフォーム)のユー」などと、英単語の頭文字で伝えているようでした。なんかカッコいい!電話終了後、早速「あの例えは何ですか?」と尋ねてみると、これは例えば無線をやっている人などにとっては常識とも言える「フォネティック・コード」と呼ばれる世界共通の情報伝達方法なのだそうです。一覧を次のとおり書き出しておきます。
- A ALFA(アルファ)
 - B BRAVO(ブラボー)
 - C CHARLIE(チャーリー)
 - D DELTA(デルタ)
 - E ECHO(エコー)
 - F FOXTROT(フォクストロット)
 - G GOLF(ゴルフ)
 - H HOTEL(ホテル)
 - I INDIA(インディア)
 - J JULIETT(ジュリエット)
 - K KILO(キロ)
 - L LIMA(リマ)
 - M MIKE(マイク)
 - N NOVEMBER(ノベンバー)
 - O OSCAR(オスカー)
 - P PAPA(パパ)
 - Q QUEBEC(ケベック)
 - R ROMEO(ロメオ)
 - S SIERRA(シエラ)
 - T TANGO(タンゴ)
 - U UNIFORM(ユニフォーム)
 - V VICTOR(ビクター)
 - W WHISKEY(ウイスキー)
 - X X-RAY(エックスレイ)
 - Y YANKEE(ヤンキー)
 - Z ZULU(ズール)
 
ちょっと聞きなれない単語も多いですが、聞く人が聞けばちゃんと何を伝えたいのかが識別できるようです。ちなみに、こちらは世界共通ではありませんが、和文のコードもあるそうです。「朝日のあ」「いろはのい」といった具合。じゃあ、五十音の「ん」はどうするんだ!と思ったのですが、なんと「おしまいのん」だそうです。これは一本取られました!

ずっと見ているとゲシュタルト崩壊を起こします
(投稿者:ちどりのちゅん)
				
		


