選挙事務もIT化?

本日6月24日、第22回参議院議員通常選挙が公示されました。

と言っても選挙カーも見ませんし、街中は静かなものです。TVでも「各党各候補者の激しい舌戦が始まった」と伝える時間よりも「アップルの新型携帯電話"iPhone(アイフォーン)4"発売で販売店に長蛇の列・・・」の方が多く映像に流れたと思うのは私だけでしょうか。参議院選挙の投票日は7月11日ですので皆さん棄権しないで必ず投票しましょう!

さて、何で選挙ネタを書くかと言うと、八雲町では情報政策室の2名にナント!選挙管理委員会書記の発令もされていまして、選挙事務にも仕事として携わっているのです。これは、選挙事務がドンドンIT化され北海道選管と選挙システムを介したデータのやり取りが始まった時に遡ります。ほんのシステムサポートのつもりでいたのですが、今ではしっかりと・・・。と言うわけで、明日から始まります「期日前投票」の投票所設営をしました。選管書記が使うPCを用意してネットワークに繋ぎ、プリンターも設置、設定をします。それから、投票所で使用するファイルを確認して終了です。これで、明日からの期日前投票もバッチリです!今回の参議院選挙の詳細はこちらをご覧下さい。

各課の仕事>選挙管理委員会>参議院議員通常選挙特集
http://www.town.yakumo.lg.jp/senkyo/

私事ですが、これから帰宅し直ぐに寝る予定です。午前3時30分からのサッカーを見なければならないのです。絶対に負けられない試合なのです!林檎のまな板に仕込んだ「ブブゼラ」のアプリをガンガン鳴らして応援しまくりです。でも、明日はなんと期日前投票の初日から当番でして・・・悩ましいです。やっぱり見るのよそうかな?

期日前投票所
期日前投票所の設営も完了しました。

(投稿者:92)

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つながって当たり前

ども。
お洗濯を横着して、着るものがなくなってきた担当ちゅんです。

熊石総合支所に引き続いて本日は本庁にて職員向けのウェブサイト作成講習会を開催しました。開催風景などは昨日のブログ記事にありますので、今日は会場準備について書きたいと思います。

講習会は役場の会議室を使って行いましたが、もともと大人数でインターネットをすることを想定していませんので、会場作りをするうえでは、まずネットワーク環境の整備から始まります。今回は隣の部屋にちょうどよくHUBがあり、その空きポートからLANケーブルを這わせてきました。参加人数によってはケーブルをそのままHUBで分配してしまって、全PCを有線で接続すればよいのですが、参加人数が多く、またケーブルの本数も限られていたため、急遽「特設アクセスポイント」を会場内2箇所に設置(うち1箇所は窓ガラスにガムテープで固定)しました。隣接するアクセスポイントとチャンネルが重ならないように、同一のESS-IDで設定。これで無線環境の人は会議室にパソコンを持ってくるだけでネットにつながります。

全員が無線環境ではないので、もちろん有線での接続も考慮します。HUBからLANケーブルを回し、端をテーブルの上にガムテープで固定。これを数台分用意しました(使用したHUBは6ポート3台)。さらに、普段業務で使っているPCがデスクトップの方は端末を持ってこられないので、当室であらかじめ数台のPCを用意。私が講師となって実際に操作をしながら説明をしていきますが、そうなるとPCの画面をスクリーンに映す必要があるので、プロジェクターも用意…。

ここまで準備してようやく「普通に」説明会が開催できます。この準備に大の大人二人がかりで約2時間ほどの時間がかかりました。参加しているみなさんにとっては「インターネットにつながって当たり前」だったかもしれませんが、目に見えないところでこんな苦労をしていました。

でも、こうした作業というのは自分自身のスキルアップにつながります。例えば、急遽、イベントで特設会場を設置することになり、そこにネットワーク環境を構築しなければなくなった場合。そんなときには今回のような経験が絶対に役に立ちます。にわかSEでも小規模なネットワークなら一人でも構築できるくらいの知識が備わり、私自身もとても勉強になった講習会でした。肝心の講習会の方は…しゃべりすぎて声が枯れました!

ウェブサイト作成講習会会場の風景
会議室も立派なITルームに様変わりです。

(投稿者:ちゅん)

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職員ウェブサイト作成講習会 in 熊石

 先日、このブログに書きました職員向けのウェブサイト作成講習会を、熊石総合支所で開催しました。

 午後からの2時間講習ですので、午前中に現地入りしてネットワーク環境を準備しました。当てにしていた会議室常設の無線APが??DIAGの赤ランプが点いていてどうも使えない様です。そんな事もあろうかと予備の無線APを持って行ったので助かりました。会議室にしっかりネットワークを補強し準備は完璧です。今回は11名の職員が参加しました。講師はちゅんの担当です。今回は、前回のレジュメをちゃんと改訂しており、講師も3回目なので順調に進みました。内容は次のとおりです。

  1. PC設定・開会
  2. システム概要及びサイトポリシー
  3. 実習
    • コンテンツの作成
    • スタイルの適用
    • ページの保存
    • 文章作成
    • 画像の貼り付け
    • 表の挿入
    • リンクの挿入
    • ファイルの挿入
  4. 質疑応答
  5. 閉会

 実習をメインに2時間、途中休みも無しで中身の詰まった講習でした。最後に、これから益々ウェブサイトの充実が重要視される事を力説して無事終了となりました。これからは多くの職員が自ら情報を発信してくれるものと思います。ご期待下さい。ちなみに明日は、35名の予定で本庁開催です。

 ちゅんと私は、後片付けを急いで済ませ、相沼保育園でPC入替作業をして、それからの峠越えとなりました。なんと!その足で今度は、シルバープラザの不調PCの原因調査です。故障箇所が特定できたので、業者へ修理手配の連絡をして本日の業務終了です。・・・のはずでしたが、自席のPCに付箋がいっぱい付いています。でもこれは、明日でも良いかな?さて後はメールを処理すれば帰れます。

 今日もハードな一日でした。早く帰って林檎のまな板で遊ばなくては・・・。

ウェブサイト講習会
xoopsの使い手がまた増えました。

(投稿者:92)

 

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選挙とインターネットの関係

ども。
八雲では神社の例大祭が行われており、多くの出店で商店街もにぎわっております。お祭り好きの担当ちゅんです。

第22回参議院議員通常選挙が7月11日投開票と決定しました。みなさん、当日は選挙に行きましょうね。

で、今日書こうと思うのは、公職選挙法について。今回の参議院選挙では注目すべき点として、同法が改正され、「選挙期間中のホームページ・ブログ更新」が認められるようになるという点が国会で議論されていていたのです。にわかSEとして情報政策関係の業務を行っていますが、非常に注目しておりました。
残念ながら16日に閉会した国会では改正は見送りとなり、参議院選挙からのネット解禁とはなりませんでしたが、今後そうした可能性が強まった点で、私はとても意味のあることだなと思っています。

この公職選挙法ですが、現状ではtwitterも禁止されています。これは第142条の「選挙運動のために使用する文書図面の頒布」に関する規定で、頒布できるのは「通常葉書」または「ビラ」のみとされているからです。「twitterなどによってコンピュータのディスプレイ上に表示された文字も文書図面の頒布にあたるため、選挙期間中は行うことができない」というのが、今回改正議論の対象となっていたところです。

さらに面白いのが同法143条です。ここでは図面図書の掲示についての規定が書かれていますが、その中では何と演説会の場で使用できる「ちょうちん」の数が決められています。一方で「アドバルーン、ネオン・サイン又は電光による表示、スライドその他の方法による映写等の類を掲示する行為」が禁止されているので、例えばパワーポイントを用いた講演などは禁止事項となっています。ちなみにちょうちんは1個までです。

このように、徐々に時代とは合わなくなってきたため、これを改正していこうという議論が行われていたわけです。法律は法律ですから、これをしっかり守って公正な選挙が行われなければならないのは当たり前のことですが、やはりインターネットを活用した選挙という点では、情報担当としては非常に注目しています。
当町では選挙当日、開票状況をメール配信するサービスを行っています。リアルタイムで開票速報を知ることが出来るため、大変ご好評をいただいております。この機会にぜひご利用いただきたいです。

電子メール配信サービス
ご登録は「電子メール配信サービス」からどうぞ!

(投稿者:ちゅん)

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SDメモリーカード

 デジタルカメラのフィルム?、デジタルビデオカメラのビデオテープ?に相当する記録媒体に「SDメモリーカード」と言うものが多く使われています。これがちょうど製品の過渡期?でして色々と質問を受けます。

 SDメモリーカードの登場は2000年に遡ります。当初は、8MBや16MBなどの容量でした。それでもFDの1.4MBから見ると小型で大容量な製品なので当然デジカメ等に採用され始めました。現在では、大容量な64GBの製品も販売されており、データ転送の速度も当然高速化されています。さらに、物理的サイズの規格もminiSDや携帯電話などで使用する超小型のmicroSDなど広く普及しています。

 さて過渡期と言ったのは、SDメモリーカードの中にも規格が色々とあり、上手く認識しない場合があるからです。それは、8MB~2GBまでのSD規格と4GB~32GBまでのSDHC規格、更に48GB以上のSDXC規格の3種類も規格があるからです。SD規格ではFAT16と言われるファイル保存形式となります。扱えるデータサイズは当然最大2GBとなっています。デジカメの高画質化やデジタルビデオカメラの普及により、2GBでは容量不足であり、データの書き込み速度の高速化も必要となったことから、次のSDHC規格が生まれました。SDHCのHCは High Capacity の略称です。特徴は32GBまでの大容量化のほかファイル保存形式もFAT32が可能となりました。また、速度もClass10では 10MB/sec(80Mbps)の速度が保証されるなど高速化もなされています。

 当然な話ですが、上位互換性があるため、SDHC対応の機器でSDメモリーカードを扱うことができます。逆に下位互換性が存在しないので、従来のSD対応機器でSDHCメモリーカードを扱うことは出来ません。ここが問題で、過渡期と言われる由縁なのです。

 ちなみに、32GBを超えるSDXCと言う規格もボチボチ家電量販店でも見受けられるようになりました。SDXCのXCとは eXtended Capacity の略称だそうです。これは、デジタルビデオカメラのHD(ハイビジョン)化に伴い更なる大容量化と高速化が図られたものです。ファイル形式にはexFATを採用し、最大転送速度は、なんと300MB/sを目指しています。(ただし、現状ではMAX104MB/sの製品までのようです。)

 これらが混在しているSDメモリーカード業界です。やっぱり過渡期ですよね。これからSDメモリーカードを購入する際には、規格に十分ご注意下さい。

SDメモリーカード各種
物理サイズ=SD・miniSD・microSD システム規格=SD・SDHC・SDXC

(投稿者:92)

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