選挙とインターネットの関係

ども。
八雲では神社の例大祭が行われており、多くの出店で商店街もにぎわっております。お祭り好きの担当ちゅんです。

第22回参議院議員通常選挙が7月11日投開票と決定しました。みなさん、当日は選挙に行きましょうね。

で、今日書こうと思うのは、公職選挙法について。今回の参議院選挙では注目すべき点として、同法が改正され、「選挙期間中のホームページ・ブログ更新」が認められるようになるという点が国会で議論されていていたのです。にわかSEとして情報政策関係の業務を行っていますが、非常に注目しておりました。
残念ながら16日に閉会した国会では改正は見送りとなり、参議院選挙からのネット解禁とはなりませんでしたが、今後そうした可能性が強まった点で、私はとても意味のあることだなと思っています。

この公職選挙法ですが、現状ではtwitterも禁止されています。これは第142条の「選挙運動のために使用する文書図面の頒布」に関する規定で、頒布できるのは「通常葉書」または「ビラ」のみとされているからです。「twitterなどによってコンピュータのディスプレイ上に表示された文字も文書図面の頒布にあたるため、選挙期間中は行うことができない」というのが、今回改正議論の対象となっていたところです。

さらに面白いのが同法143条です。ここでは図面図書の掲示についての規定が書かれていますが、その中では何と演説会の場で使用できる「ちょうちん」の数が決められています。一方で「アドバルーン、ネオン・サイン又は電光による表示、スライドその他の方法による映写等の類を掲示する行為」が禁止されているので、例えばパワーポイントを用いた講演などは禁止事項となっています。ちなみにちょうちんは1個までです。

このように、徐々に時代とは合わなくなってきたため、これを改正していこうという議論が行われていたわけです。法律は法律ですから、これをしっかり守って公正な選挙が行われなければならないのは当たり前のことですが、やはりインターネットを活用した選挙という点では、情報担当としては非常に注目しています。
当町では選挙当日、開票状況をメール配信するサービスを行っています。リアルタイムで開票速報を知ることが出来るため、大変ご好評をいただいております。この機会にぜひご利用いただきたいです。

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(投稿者:ちゅん)


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