最近、机上の時計が少し狂い始めた。秒まで常に正確だと自慢していた時計がである。それは、電波時計と呼ばれるもので、毎日何回か基準になる電波を受信して、時刻を自動修正する優れ物のはずなのですが・・・。
何と!3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に起因する福島第一原子力発電所の事故により、この標準電波が3月12日19時46分で止まってしまったのです。この標準電波は「JJY」と呼ばれ、日本には2つの送信所(標準周波数局) があります。(詳しくは情報通信研究機構 電磁波計測研究所のウェブサイトをご覧下さい。)送信所は、東西に日本を分けてサービスを提供しています。東日本を受け持つ「おおたかどや山標準電波送信所」(ちなみに周波数は40KHz)が福島県田村市にあるのですか避難指示を受けたため、送信を停止し同送信所の要員は地域外退避となったもようです。もう一つの送信所は、佐賀県佐賀市の「はがね山標準電波送信所」(ちなみに周波数は60KHz)なのですがこちらは、正常に運用を続けています。でも八雲町では、はがね山からの60KHzの電波は弱いようでやはり実用にならないようです?・・・私の時計だけかな?残念ながら「おおたかどや山標準電波送信所」の再開については、今日現在も未定となっています。電波時計をご利用の方は、秒針は過信せず、時々他の時計と照合するなどご注意下さい。
でも、こんなところにまで地震の影響があったのですね!やはり地震って怖いですね。
普段は矢印のあたりにアンテナが表示されていたのに・・・
(投稿者:92)