【屋上シリーズ】八雲総合病院編

ども。
車の鍵を洗濯してしまい、手動でしか施錠できなくなってしまった担当ちゅんです。

長らくお付き合いいただきました屋上シリーズも、今回で最終回となりました。情報政策室にとって夏場はアンテナ保守などで屋上に上がる機会が多いということを当初書くつもりが、つい屋上からの景色のことばかりを書いてしまったと若干反省しています。

八雲総合病院は町村立の病院としては全国で1番ベッド数が多い病院なのですが、建物も非常に大きく、屋上からは町内を広く見渡すことができます。私たちからすると格好の中継基地でもあり、総合病院を基地局として複数の施設に無線LANの電波が発射されています。

私たちのほかにも、某社が5GHz帯の無線のテストで室蘭までの試験電波を発射していたり、昨年からスタートしたFWA(固定無線方式)によるインターネットサービスも、総合病院屋上に基地局を設置しています。総合病院の屋上を遠くからでも見る機会があれば、ぜひアンテナの本数に注目してもらいたいです。かなりの本数が立てられていることが分かります。

そして、お楽しみの屋上からの景色ですが、どちらの方向を撮るか迷ってしまいます。というのも、長万部方面を見ると噴火湾が一望できて素晴らしい景色ですし、役場方向を見ると町内の建物が一望できます。ですが、今回はあえて森町方向にカメラを向け、現在工事が進められている出雲町と国道5号線をつなぐ高架橋の進捗状況をご覧いただきたいと思います。

巨大な構造物が出来上がりつつあります。この高架橋が完成すると、町立図書館の手前から踏み切りを通過することなく5号線まで出ることができるようになり、特に緊急車両の現場到着までの時間短縮などに絶大な効果がありそうです。完成してしまえば二度と撮ることができない写真ですから、ある意味貴重です。

総合病院屋上から南側を望む
八雲地域の東西を結ぶ夢の架け橋

(投稿者:ちゅん)

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MAMOR

ほとんどITネタではありませんが、思わずブログに書きたくなりました?それは、MAMORです。情報政策室は、企画振興課、新幹線推進室、行政改革推進室と同じ部屋で仕事をしています。兼務発令されている職員も多いので、渾然一体となった職場環境です。広い部屋ではないので、電話や係内のヒソヒソ話も筒抜けです。しかし、これによってみんなの仕事も把握できるので、意外と良かったりします。

さて、企画振興課職員の机上に見慣れない雑誌が・・・MAMOR? 守る 護る マモル と言うらしい。表紙は「防人たちの女神 西田○衣」となっている。一体全体??職員に聞いて判りました。この雑誌は、扶○社が月刊で出版する自衛隊の「準広報誌」だそうです。創刊は2007年1月で、キャッチコピーは「国民とともに防衛を考える情報誌」となっています。自衛隊基地のある自治体へは、進呈本として無料で送られて来ているようです。勿論、「T」で始まる本屋さんでも販売されているとの事です。1冊530円となっています。思わず表紙につられて?パラパラと斜め読みを・・・。

そうしていたら、担当者がバックナンバーを出してきました。2011年8月号vol54です。何々?全国自衛隊の隊員食堂で航空自衛隊八雲分屯基地の「ホタテラーメン」が紹介されていました。ちゃんと「ご当地食材紹介!」で詳しくホタテの美味しい食べ方も紹介されています。やるじゃん、MAMORです。

私の読んだ今月号(2011年9月号vol55)では、警務隊ハイテク対処班が、壊されたHDDからデータを解析する記事も書かれていました。「ほ~っ!Demi-XG3030というデュプリケータを使っているんだ。」と、そんな写真に目がいってしました。

ちなみに、毎号表紙を飾る制服姿の若い女性は、隊員ではなくアイドルやモデルさんとの事でした。うちの担当者も何故か詳しく?て「以前A○Bの誰だか?(おじさんはすぐに忘れます)が出ていた」と言っていました。このMAMORですが、ネットで調べたら色々な意味で購読者が多いらしいです。

扶桑社のMAMORにホタテラーメンが
MAMORは、色々な意味で専門誌のようです。

(投稿者:92)

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【屋上シリーズ】熊石総合支所編

ども。
熊石地域と八雲地域、天候が真逆なので行き来していて日付の感覚がおかしくなってきた担当ちゅんです。同じ町で2つの天候が楽しめます。

さて、ご好評を得ていると錯覚している「屋上シリーズ」もいよいよ終盤戦です。今回は熊石総合支所の屋上から熊石雲石町方面を眺める景色をご覧頂きます。

20数年間、熊石で生まれ育った純潔サラブレッドである私も、こうした景色は見たことがありませんでした。想像以上に急峻な傾斜地の背後に家が並び、その向かい側の家のすぐ背後には漁港。熊石は現在でも漁業が中心の地域ですが、こうした景色を見ると、海とともに発展してきた町であることがよくわかります。

熊石はその昔ニシン漁で栄え、そしてサケ・マスの遠洋漁業が始まった1960年代には人口も1万人を数えたそうです。「熊石にも映画館があった」「劇場もあった」など、私からすればびっくりの話をよく親から聞かされました。ちょうどここからの景色に移っている場所が熊石で最も賑やかな場所になりますので、おそらくそうした建物もこの写真の町並みのどこかにあったのでしょう。

…と、情報政策室ブログでありならが全くそんな話題が出てきませんので、若干方向修正。写真手前に移っている白い棒が、既存のダイポールアンテナ。これを今回は八木アンテナに取り替えるミッションでした。写真真ん中奥に見える白い建物が熊石国保病院なのですが、そこを中継基地局にして電波を飛ばしています。本当は右側にそびえる通信会社の鉄塔を使えればいいのですが、もちろん人様のものを勝手に使えるわけはありません。目に見えない電波ですが、実は日頃から、皆さんの頭上を飛び交っているのです。

熊石総合支所屋上からの景色
次回、屋上シリーズ最終話をどうぞお楽しみに!

(投稿者:ちゅん)

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ゴメ対策

ちゅんも昨日のブログで書いていますが、熊石地区の無線LAN調整が全て完了しました。予想どおり?の紆余曲折を経て、予定どおりの安定した通信を確保出来ました。でも今度は、バックボーンのpoorさが・・・?!

職人芸?でアンテナの方向を調整し、無線のチャンネルも色々と変えながら、安定動作の環境を探し出しました。それにしても2.4GHzは奥が深いです。まあ、今までより無線中継局の数を減らし、設定も全て自営で行ったので、万一の障害発生時にも速やかな対応が可能となりましたので、メデタシメデタシです。

さて今回の1枚は、熊石総合支所の屋上に設置した幹線用の八木型アンテナです。横長のアンテナの場合、このように「髭」を付けることがあります。目的は「鳥害対策」です。総合支所は海に近いので主に「ゴメ対策」となります。この髭が、ゴメが飛んできてアンテナに留まるのを邪魔します。髭は、ロックタイ(結束バンド)です。(ちなみに、タイラップ はトーマスアンドベッツ社の商標、インシュロックはヘラマンタイトン社の商標らしいので、ここでは「ロックタイ」と表しました。)これを、嫌がらせのように上を向けて巻き付けます。これで、アンテナへの攻撃と糞害を阻止できます。効果大です。

この手法は、TVやFMアンテナのカラス対策にも応用できます。ただし、くれぐれも間隔を離しすぎて、中間に留まられないようにご注意下さい。

鳥害対策のアンテナ
鳥害対策は「ロックタイ」で髭を生やします。

(投稿者:92)

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熊石外部ネットワークとの格闘

ども。
ついにiPadの購入に踏み切った担当ちゅんです。

先日から、熊石地域の外回りを繋いでいる無線LAN(2.4MHz)が不調となり、このところ毎日のように熊石で仕事をしておりました。
熊石総合支所や外部施設のネットワークは旧熊石町が7~8年前に整備し、それ以来特に何の問題もなく元気に動いてきたのですが、人間がどうしても勝てないのは「自然」です。当時は何ら支障が無かったはずの木々が成長し、無線のアンテナを覆い隠す勢いとなってしまいました。そのことで、インターネット接続が度々途切れるなどの症状が出始めた、という訳なのです。

そこで、先日から基地局の場所換えなどを行いながら様子を見てきたのですが、その結果が良好だったことから、本日、満を持して本工事を行いました。いつもは「にわかSE」が2人で現地に入り、自営でアンテナを取り付け「あーでもない、こーでもない」と作業をするのですが、今日はしっかりと業者さんにも入ってもらい、熊石消防署には高所作業車を用いてアンテナを取り付けました。

私は別な施設でアンテナ取り付けなどに従事したので、仕事ぶりをじっくり見ている暇はありませんでしたが、出来上がりを見て「さすがプロの仕事」と感じました。たぶんこうなるだろうという予想通りの出来上がりですし、何より作業時間の短さには驚きました。同じ事を私がやろうとすると、おそらく倍ではきかないほど時間がかかるなと。

そうこうして、ようやく熊石外部ネットワークを安定させることに成功しました。現場で実際に業務している職員とも話をしましたが、ネットワークに関しては「回線速度が速い」ということより、「確実に安定して繋がる」ということのほうが重要なんだということも知りました。まずは長きに渡った応急処置が成功裏に終わったことにホッとしつつ、次なる手段を模索することになりそうです。

業者さんの仕事
まさしく高所作業車は「はたらくくるま」そのものです。

(投稿者:ちゅん)

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