原因不明のエラー

ども。
今年も一年、上司92氏とともに1日交代でブログを書き続けて参りましたが、本年の私の更新はこれが最後となります。担当ちゅんです。

年末であろうとなかろうと、容赦ないのがパソコンのトラブルです。本日は情報政策室のフロアにある某デスクトップPCがSOSです。突如、静かなフロアに響き渡るビープ音。「ピーッピーッピーッピーッ・・・」と4回ずつ繰り返し鳴り続けるという症状。もちろん、PCの電源はぷっつり切れます。

パソコンのエラーの中で、突然電源が落ちてしまう症状というのは重篤なことが多いです。その場合、電源周りの故障やメモリの不具合、熱暴走などが疑われます。特に今回はビープ音が鳴る=BIOSすら起動できない状態にあることから、メモリが怪しいんじゃないかと思い、修理を開始しました。

あれこれ取り替えてはスイッチオン。しかし再びビープ音。メモリバンクの故障も考えられるので色々と組み合わせを変えてみても一向に改善する兆しはなく、途方に暮れてしまいました。次に考えられるのは周辺機器の不良。SATAで接続されている機器を全て取り外し、とりあえずBIOSを起動させようとするも、それすら不可能。困りました。どうしたらいいものか。最終手段はマザーボードの電池を外してCMOSクリアしかないと決心しました。

そんなとき、上司92氏がひとこと。「最初のメモリに戻してみたら?」…だから、それでダメで修理してんじゃないですか!と思いながらも、「まさかな」と言われたとおり元に戻してみると、「ピッ」という軽やかな電子音とともにPC起動…。なぜだ…。原因はわかりませんが、なぜか通常どおり起動してしまいました。その後「ち:何事もなかったかのように修理終了でいいっすかね」→「9:おう、病は気からというじゃないか」という、信じられないやり取りによりこの案件は終了となりました。

ちなみに、そのPCはその後、本当に何事もなかったかのように元気に動き続けています。

なぞの不具合
直りましたよ、と返却するも少々不安なPCです

(投稿者:ちゅん)

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生体認証

ある部署から書類が廻されて来ました。セキュリティに関する意見聴取的なものですが読み入ってしまいました。それは、操作者を特定するために「静脈認証」の導入を検討するとのものでした。

業務用パソコンなど端末機を操作する場合、セキュリティ上から「ユーザID」と「パスワード」を必要とする場合がほとんどです。最近はパスワードも安易なものではダメで、英字の大文字・小文字、数字、記号を混在させた8文字以上などと指定される場合があります。しかし、恐ろしい話でこの程度?のパスワードは時間さえ掛ければ解析されるらしい・・・。

そこで「生体認証」という仕組みである。別名バイオメトリクス(biometrics)認証。それは、人間の身体的特徴(生体器官)などの情報を元に行う個人認証技術です。確かに一人一人違う、使えそうな場所(部位)って結構ありますよね?

・指紋認証
 超メジャーな手法です。KC庁も御用達。指には隆線と呼ばれる隆起あって、これが年輪の様な模様を作っています。この隆線の分岐点や端点の位置特徴(専門用語でマニューシャと呼ばれる)を数値化するなどして照合する方法が指紋認証です。

・静脈認証
 静脈や動脈の血管パターンから照合する方法。指や手のひらを赤外線カメラで撮影して血管を映し出します。皮膚下の血管を使うので盗み見される心配が無いらしい?

・虹彩認証
 黒目部分(虹彩)の模様により個人を特定する方法。虹彩とは、黒目部分外周にある環状の筋肉で、その筋模様は、一人一人異なっているとされています。これをカメラで撮影して判断するのです。ちなみに、目が青色とか鳶色とか言うのは、この虹彩部分の色の事です。

・顔形認証
 これは、顔の形や目鼻の位置などから個人を特定する方法。年齢と共に・・・?

・音声認証
 音声は、個人ごとの発声器官(声道)の形や大きさ、さらには調音などの違いから固有のものとなります。この違いから個人を特定するしくみです。この違いを明確に表現するため、サウンドスペクトログラム(声紋)が使われます。でも他の方式と比較して、精度はあまり高くはないとされています。やはり、青木隆治は美空ひばりと判断されるのでしょうか?

生体認証は、現時点で利用者個人を特定できる有効な手段だと思います。しかし、導入コストも嵩みます。でも、台帳が紙媒体だった時代には、これほどまでのセキュリティ対策がされていたでしょうか?何故ならその根底には性善説があったからだと思います。コストダウンや省力化を目的にOA化がドンドン進んで来ました。ここまで来たら、セキュリティ対策の名の下に、性善説は、もはや成り立たないのでしょうか??

指紋認証付きPC
指紋認証用のセンサーが搭載されたノートPC

(投稿者:92)

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北海道の冬こそライブカメラ

ども。
2011年も今週を残すばかりとなり、年賀状のことが気になりだした担当ちゅんです。

「北海道の冬は厳しい」12月はそんなことを痛感するような天候が続きました。先週末は日帰りで札幌に向かいましたが、天候が目まぐるしく変わり、札幌近郊の中山峠は猛吹雪で大渋滞。いたるところで事故が発生している状況でした。やはり、事前にしっかり天候を確認し、計画を立てることが大切です。

ということで、本日は便利なライブカメラをご紹介したいと思います。

八雲町内に設置されているライブカメラ

■ 八雲漁港フィッシャリーナ(八雲フィッシングサークル)
http://www10.plala.or.jp/yakumo-fishing/yfc_cam/
■ 町営春日スキー場(八雲スキー協会)
http://www.town.yakumo.lg.jp/kasuga/web-c/
■ 熊石漁港(熊石パソコン倶楽部)
http://www.kumaishi.com/kamera/kuma.html
■ 関内漁港(熊石パソコン倶楽部)
http://www.kumaishi.com/kamera/seki.html

まだあるかもしれませんが、ざっと4箇所。スキー場は山なので天候を見る用途には向かないかもしれませんけど。ちなみに、全カメラとも自由に動かすこともできます。

函館市内に設置されているライブカメラ

■ 函館市本町交差点(函館インフォメーション・ネットワーク株)
http://www.hakodate.or.jp/watcher/hakodate/

五稜郭公園交差点の様子を定点カメラで撮影・配信されています。カメラのコントロールはできませんが、時間帯によっては路面電車が走ってくる様子なども見ることができます。もちろん、天候もばっちり確認できます。

札幌駅前に設置されているライブカメラ

■ 札幌駅南口(札幌エスタ JRタワー)
http://www.sapporo-esta.jp/live2.html

やっぱり冬はJRでの移動が多いですからね。駅前の様子は気になるところじゃないでしょうか。

このように、探してみるとライブカメラはたくさん見つけられます。企業・団体・個人等がボランティアで提供されている場合が多く、善意に感謝です。また、これ以外にもおすすめのカメラなどありましたらぜひコメント欄にて教えてください!
ちなみに、ライブカメラを見るためにはActiveXコントロールやJAVAのインストールが必要な場合があります。PC環境によっては見られないこともあるのであしからず。

スマホ
もちろん、私はスマホで見ています。

(投稿者:ちゅん)

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正月休みは火羊駝

そろそろ、年末年始の準備があちらこちらで始まりました。さて、今年のお正月も自宅で・・・と、言う貴方!良いモノがありまっせ。正月もパソコン三昧しましょう!?それはゲームではなくて、ちゃんとソフトを1本覚えましょう。お薦めなのが「火羊駝」です。「羊駝」って何だかお解りですか?(諸説があって「駝羊」でもOKらしい?)これは、ミラバケッソのCMで一躍有名になったラクダ科の動物。そうアルパカです。今回は頭に「火」が付いているので、ファイヤーアルパカです。

前置きが長くなりましたが「FireAlpaca」なるFree(無料)のペイントソフトが巷(私の周りだけ?)で評判なんです。窓は勿論、林檎用も作られています。MDIAPPの作者が、こだわって無料で使わせると頑張ってくれています。応援する意味で、ありがたく使ってみたいと思います。公式サイトは、http://firealpaca.com/です。シンプル&イージーをうたっているので、いきなりそこそこ使えます。筆圧も感じてくれるのでWAC○Mのパッドが欲しくなります。かなり楽しいです。PSDファイルも癖がありますが使えます。何人かに人柱をお願いしましたが、Freeの割には・・・と、評判良いです。MSペイントでは、役不足とお嘆きの貴方!お正月休みはこれで決まりです!!(あくまでFreeウェアなので、ご利用は当然「自己責任」でお願いします。)

ここまで書いておいて、テキストが入れられないのが個人的には「う~ん」だったりしますが、お正月休みは、少し填ろうと思っています。

Fire Alpaca
巷で評判の「FireAlpaca」なるFreeのペイントソフト

(投稿者:92)

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業務継続計画

ども。
年の瀬を前に、色々と慌しくなってきましたね。担当ちゅんです。

さて、昨日は珍しく1人で出張。函館市の渡島総合振興局にて、管内の情報担当者が一同に会する「渡島地域情報化推進会議」が開催され、出席してきました。

メインの議題としては「IT部門の業務継続計画」ということで、3.11東日本大震災以降、急速に注目が高まっているBCP(Business Continuity Plan)について情報交換を行いました。BCPというのは、『災害や事故などの予期せぬ出来事の発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続、ないし目標復旧時間以内に再開できるようにするために、事前に策定される行動計画である(@IT情報マネジメント用語辞典より)』とされているものですが、特にIT部門となれば、いかにしてネットワーク機能を復旧させ、サービスを再開させるかなどの個別課題に対して事前に計画を策定しておくというものです。

会議の中でも触れられていましたが、BCPを策定する中でどうしてもぶつかってしまう壁が「費用・時間・労力」です。例えば、抜本的な改善を図るには庁舎の耐震化を行う必要がある、とされてもそれには多額の費用がかかるとなれば、すぐに実行するのは不可能です。そうしたことから、「まずはできることから初めることが大切(道情報政策課)」とのことで、とても勉強になった会議でありました。

ということで、早速本日から「何ができるのか」を色々と考えていました。当町は本庁が八雲地域に、総合支所が熊石地域に、さらに支所が落部地域にあるため、まずはこの3拠点にバックアップデータを分散保存することで、リスク分散を図れないかと思っています。何事もまずは一歩目を踏み出すことが大切ですよね。

資料
当日の資料。これを見て危機感を持たない担当者はいないでしょう。

(投稿者:ちゅん)

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