ども。
本日は午後からお休みをいただき、病院受診をした担当ちゅんです。定期検査です。
さて、先日「電子申請」の研修に参加してから、自分の中で電子申請に対するモチベーションが上がっています。
八雲町では現在、住民票交付申請と住民票除票交付申請の2つの手続きが電子申請で行えます。わざわざ役場に行かなくても、自宅から、そして閉庁時間でも申請できるのですごく便利な「ハズ」です。これの積極的な利用を、今後はもっとPRしていかなければならないところです。
しかしながら、実は私、システム担当でありながらこの電子申請を利用したことが無いのです…。PRすると言っている本人がシステムを利用したことが無いという矛盾。本来、これはあってはならないことですね。
しかし、理由もあるのです。「勤務地が役場なのでわざわざ電子申請するまでもない」という理由を抜きにしても、なかなかにハードルが高いこの電子申請。個人的に原因は「公的個人認証」にあるように思います。
電子申請する際には「確実に私本人が申請しています」という証として電子署名が必要になるのですが、この電子署名として利用するのが公的個人認証という仕組みです。「住民基本台帳カード」の発行を受ける際に窓口で申請することでICチップ内に公的個人認証の電子署名を入れてもらうことができるのですが、電子申請ではこの電子署名が必要とされ、これを読み込むには別途「ICカードリーダー」が必要です。私はカードは持っていますが、ICカードリーダーを持っていません。これでは、電子申請のスタートラインに立つことすらできないというわけです。逆にいえば、両方とも所有していると、いろいろと便利に使うことができるともいえますが。
しかし、こうした不便さももう少しで解消されるかもしれません。本年5月に成立した「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)」は平成28年1月から運用が開始されますが、この際に交付される「個人番号カード」には公的個人認証の情報も格納されるようなのです。このカードが一般的なものになれば、必然的にPC端末側の対応も進んでくるはずだと思いますし、電子申請も簡単に行える時代になるのではないかと期待しています。
公的個人認証について詳しく知りたい方は「ポータルサイト」をご一読ください!
(投稿者:ちゅん)