電子メールの情報セキュリティ

ども。
車のタイヤをスタッドレスに交換した担当ちゅんです。秋、短かった。

とある案件で「これまで紙でやり取りしていたものをオンライン化したい」という趣旨の相談を受け、先日、担当者との説明会に同席しました。ここ数年、業務のペーパーレス化に力を注ぎ続けてきた中で、願ってもないチャンスといえます。かなり前のめりになって話を聞き始めたのですが、その前傾姿勢が定位置に戻るまでにはそんなに時間はかかりませんでした。

その訳ですが、先方から開口一番出てきた言葉が「電子メール」だったからです。これまでは紙で出力し郵送にて対応していたものを、PDF化したうえでメール添付で送ってくれと。「ちょっと待ってください」となりました。その「紙」は、純度100%の個人情報が記されていて、役場としては不正にコピー等されないよう特殊な偽造防止用紙に印字して送っていたもの。さらに、システムから直でPDF出力はできないため、一度紙に印字したものをスキャナでPDFに変換し、それをLGWANのメールで送ってくれということのようでした。

自治体の情報セキュリティポリシーに関するガイドラインでは、「パスワード等による暗号化を行うこと」とされていて、メール添付自体が絶対的な禁止行為ではありません。しかし、そういう問題ではない気がするのです。
「オンライン化」という言葉を聞いて、私はてっきりLGWAN-ASPで構築された専用のファイルアップロードサイトが用意され、場合によってはLGPKIの職責証明を付して安全に送信するような仕組みを勝手に想像していました。マイナンバーをはじめとする重要な個人情報を連携する際には、本来「情報提供ネットワークシステム」のような極めて強固なセキュリティ環境を使うのが不可欠なはずなのに、なぜここでアナログな「電子メール」に戻ってしまうのでしょうか・・・。

残念ながらこの件は「継続して検討していきましょう」とお伝えし、即答でOKは出せませんでした。先方からすれば「なんだ、随分と厳しいな」「他の自治体ではOKが出たのに」という不満をお持ちかもしれませんが、住民の個人情報を守るという意味で、正しい判断だったと思いたいところです。昨今の情報インシデントが続発している情勢からも、情報セキュリティに関しては慎重に慎重を重ねて「やりすぎ」ということはないのではないか、そんなことを日々考えています。

タイヤ交換もうこの季節になってしまいました・・・

(投稿者:ちゅん)

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