暖房機器のトラブル(上)

ども。
最近、ここには書けないようなセンシティブな問題が多くて頭を悩ませている担当ちゅんです。

最初に書きますが、ちょっと長くなりそうな話題なので(上)と(下)、2回に渡って案件をご報告したいと思います。ご了承ください。

とある学校にある暖房が不調とのことで我々に連絡が来ました。「ついに暖房設備の保守まで業務範囲になったのか」と思われるかもしれませんがそうではなく、その暖房設備が昔ながらのマイコン制御の機械ではなく、IPによる制御で稼働システムがWindows上での動作であることから「ほとんどICT機器」という理由で、ちょっと見てもらえないかということでした。

現地に入って、全く見たこともない専用のソフトウェアを相手に色々と調査をしました。専用のソフトとはいえ、少し触ってみれば動作ログには簡単にアクセスできて、何が起きているのかはすぐに把握できました。
状況としては、本来、深夜電力で暖房に蓄熱を行い、日中にはその蓄熱を放出することで部屋を暖めるといった機器の仕組みなのですが、夜間に「原因不明のエラー」が発生しており、暖房が蓄熱をすることができなかった。そのことで、日中に暖房が正常に動作しているにも関わらず暖かい空気が出てこなくて部屋が寒い状態だと。これは一大事ですね。

通常であれば「暖房機器の業者さんに連絡したうえで対応をお願いします」となりますが、もう少しだけ頑張ってみようということで、問題個所の絞り込みを行うため暖房機のIPアドレスに対して管理PCからPINGを打ち続けて監視してみることにしました。この時点で原因として考えられることは2つ。1つは「関係者のどなたかが帰宅時にシステムをシャットダウンしていないか」ということ。もう1つは「正常と異常を繰り返すような不具合を生じている機器がないか」ということ。どちらに該当する場合も、PINGはNGとなりますので、何か手がかりがつかめればという意図です。
その逆で、PINGは正常だったにも関わらず、ログにエラーが記録されるようであればシステムや管理PCの不具合が疑われます。

・・・といったところで、本日はここまでにしておきます。次回は「解決編」をお届けしますので楽しみに?お待ちください。

ストーブ
今どきのストーブはこういうのではないので大変です

(投稿者:ちゅん)


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