動画配信の支援で感じる社会の変革

ども。
一度に4つくらいの案件を動かしていてキャパオーバーを感じている担当ちゅんです。

その案件のひとつである「動画配信支援」です。八雲総合病院(感染対策)が実施しているyoutubeによる動画配信も、早いものでもう第4回が終了しました。全部で6回とする構成であるという事を4回目の配信の際に伝えられ、残すところあと2回です。自分で言うのもなんですが、だいぶ上手になりました。

初回の配信のみライブ配信とし、2回目以降は通常の動画配信のスタイルをとっています。どのように動画を作成するのかは人によって様々かと思いますが、一度撮影した動画を編集してテロップをつけたりシーンをカットしたりするのは手間と時間がかかりますので、私の場合はライブ配信と同様にOBS Studioを使って、いわゆる「一発撮り」の方式でやっています。テレビ局のように「それでは本番行きます!5,4,3,2,1」といった塩梅で、後はライブ配信さながらの収録となります。

機材を準備して、それらを設定のうえで操作するのは私の仕事となっていますが、何度か行ううちにわかってきたことは、やはり慣れというのは大切だということです。それは機材を操作する側の慣れもありますが、一番は演者の方の慣れです。初めのころは「どうすればいいの?」と聞かれたようなことも、最近では「いつものとおりです」で済むようになりましたし、どうしてもつきまとう「恥ずかしさ」も、最近は気にならなくなってきた様子。その結果、収録作業はかなりスピーディになりました。

この業務を通して感じることとして、この新型コロナ禍により一気にICTの需要が高まり、社会の仕組みや仕事の仕方が大きく変革していこうとしている中で、例えば「動画配信」や「Web会議」など最初はハードルが高そうに思えるようなことも、3回くらいやってしまえば後はなんら難しさを感じず使いこなせるようになってしまうのだろうということです。要するに接する機会がなかっただけなんですよね、結局。

これまで「便利なんだろうけど私には無理だなあ」とか、「うちの会社の風土には合わないと思う」、「やっぱり会議は直接会うのが基本だよ」といった思いをお持ちだった方も少なからずいらっしゃったと思うのですが、現下の状況で、いわば半強制的にそうした環境におかれるうちに、知らず知らず頭の中が「バージョンアップ」していき、それが最終的にパラダイムシフトにつながっていくのだろうと思っています。
私としてはそうした歴史の変革の時期に、こうして技術的な下支えができることを誇りに思いながら、地道に後方支援に励む日々が続きます。

動画配信支援の様子すっかり慣れた雰囲気の病院職員。もはや立派なyoutuberです。

(投稿者:ちゅん)


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