紙はいつまで?

先日、函館市にて開催された「RPAとAI-OCR」についてのセミナー(日本電信電話ユーザ協会様主催)に参加し勉強してきました。
昨今は「AI」「IoT」「ビッグデータ」といった新しい技術が「社会を変える」ですとか「3種の神器」などと言われ、これからのIT時代を象徴する単語として我々のような小規模自治体の情報担当の耳にさえ届く機会が増えてきました。一応、それぞれがどんな意味で、何を指し示す言葉なのかは大枠で理解はしているつもりですが「具体的に何に使えるのか」「使うことでどうなるのか」といったことについてはまだまだ知識不足。今は漠然と「すごいものだ」という認識程度ですので、よい機会になりました。

今回のテーマは、最初に書いた3種の神器でいうところの「AI」と「ビッグデータ」に関係していると思います。
まず、RPAというのは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字をとったもので、簡単に言えばルーチンワークを人間に代わりロボットが処理することを指します。身近な例だとExcelのマクロに近いのですが、あらかじめ業務のシナリオを作っておいて、その処理を実行すると面倒なあれこれをシステムが自動的に処理してくれるというもの。これに頭の良いスキャナ=AI-OCRが組み合わさることで「紙を機械がデータ化してシステム入力まで実行してくれる」という、夢のような仕組みになるという理解・・・で合ってますかね。

セミナーでは、実際にデモなども交えながら、私のような素人にもわかりやすく説明いただきました。特に印象に残ったのは「RPAはあくまで手段であり、それをうまく使いこなすかどうかはやはり人間の仕事」という点。どんなに優れた技術であっても、そもそも「どんな場面に有効なのか」といった入口の部分と「最終的にどうなるか」という出口の部分をきちんと整理しなければ、何の意味もないのだということを再認識しました。
我々の業界ではどうしても「まずこの技術を取り入れて、何ができるのかは後から考えよう」というところに陥りがちですが、それは大きな間違いなんですよね。

自治体の業務は、電子化が進んでいるとはいえまだまだ「紙文化」です。業務の効率化を考えていったときにはどうしても紙をどうするかという課題からは逃れられないのが実情。だからこそ、今回は「AI-OCR」の勉強をしに行ったわけですが、そもそも「紙はいつまで?」という疑問にぶつかります。そんなに遠くはない未来、いずれは全ての業務が電子化されるのだろうと想像すると、今は大きな意味で「過渡期」といえるのだろう、そんなことも真剣に考えてしまったセミナーとなりました。

ロボット
ロボットと言われるとついこんな感じのイメージをしてしまいます

(投稿者:ちゅん)


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