ミッションクリティカル案件

ども。
諸事情により本日も登場、担当ちゅんです。

我々は消防署のネットワークも管理しているのですが、本日はその中枢である「通信指令室」のシステム更新作業を行いました。
通信機器類が収納されているBOXから新たに1本LANケーブルを引き、床下のOAフロアを通していく作業。現場は消防ですから、まさに「ミッションクリティカル」な職場。作業は行いつつも通常業務は継続してもらわなければならず、そういう意味で緊張感がある現場です。

当初予定していた手順どおりに作業を進め、小休憩。その瞬間、建物のスピーカーから「ビーッ!」と音が鳴りました。事前に「これから119番のテストをします」という放送もあったので戸惑いませんでしたが、素人にはかなりドキッとする音です。・・・と思っていたら、再び「ビーッ!」と音が。今度は指令室内が一気に慌ただしくなります。そうです、本物の119番通報が来たのです。

こうなると我々の業務など二の次。すぐに邪魔にならない場所に退避して、プロの仕事を間近で見学です。なるほど、実際に通報が来た際にはこのようなフローで処理を行うのだなと勉強になります。

ICT技術がこうした現場を支えているのだということを目の当たりにして、「縁の下」である我々も誇らしい気持ちになると同時に、やはり責任の大きさを痛感します。
人命を扱う職場においては、信頼性が高く、絶対止まらないネットワークが求められます。世の中には「絶対」はないのかもしれませんが、リスクを減らす努力は絶対に怠ってはいけないなと肝に銘じて、残りの作業を行ったのでした。

OAフロア
他のケーブルに影響を与えないよう慎重に作業しました

(投稿者:ちゅん)


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