ファームウェア更新の舞台裏

ども。
職業柄か静電気に恐怖心を覚える担当ちゅんです。

先日話題にしました「禁断のファームウェア更新」ですが、結論から申し上げますと、無事に成功いたしました。今日はその時の裏話的な話題を書こうと思います。

今回の対象機器はファームウェア更新に伴い再起動が必要となるため、作業は夜に実施することに。ふろんと氏とともにサーバ室に籠っての作業です。
サーバ室での作業で一番厄介な敵は、実は室温だったりします。サーバが熱暴走をしないように部屋にはクーラーを設置していますが、作業スペースのちょうど真上にあり、冷風を直接浴び続けるため体の芯から冷えてしまいます。がっちりとコートを着込んでの作業となりました。

作業自体はあらかじめ業者さんから渡されていた手順書のとおり概ね順調に進みました。ただ、少しでも手順書に無いような事態が発生すると、その対処ができません。今回のケースでは、ファームウェアをFTPで受け取らないとならなかったのですが、その手順の直前に「機器からLANケーブルを抜線する」という項目がありました。

よく考えれば、LANケーブルを抜線した時点でその機器にはネットワーク上からアクセスできなくなる訳で、その状態でどうやってFTPで送ればいいのかと。FTPサーバを起動させていたPCと機器を直接接続して試しても、PINGは通るのに「No route to host」と出て接続できません。たぶん対処方法はあるのでしょうが、こちらは「にわか」ですから応用が利きません。結局、手順書からは大幅に遠回りしながらなんとか我流で対処しましたが、時間をロスしてしまい、ついでに体も冷え切ってしまいました・・・。

それでも、最終的にファームウェアがアップデートされて機器が正常に起動した瞬間は嬉しかったです。多少のトラブルはありましたが、やってみればなんとかなるものです。と、同時に、何か起きた場合に素人には全く対処ができなくなるということも学びました。やはり基本は「餅は餅屋」で間違いありません。

スクリーンショット
Tera Term と CMDでは文字の色が若干違うということも学びました

(投稿者:ちゅん)


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