5GHz帯への切り替え

ども。
最近目が疲れて瞼が痙攣する担当ちゅんです。帰宅後のスマホはほどほどにしないと・・・。

本日はとある施設にて無線ネットワークの調整を行いました。一報が来たときは「全くつながらない」と言われていたのですが、現場で確認すると常時全くつながらないという訳ではないのだけど、不安定。一番嫌なパターンです。おもむろに保守用のPCを取り出して、周囲の電波状況を確認すると、まああるわあるわ。2.4GHz帯に山ほど電波が出ていました。これでは電波干渉して当たり前といった状況です。

こうした状況下では、空いているチャンネルを探してそこに合わせるといった手法よりも、最近ではいっそ5GHz帯を使ってしまうことが多いです。今回のケースでも、混んでいるのは2.4GHz帯だけで、5GHz帯はガラガラでした。設定が必要なAPは3つだったのですが、それぞれに36ch、40ch、44chを割り当ててて終了。無事に通信は復帰し、快適になりました。

一般的に利用されているWi-Fiは、まだまだ2.4GHzが多いという印象です。家電量販店で販売されている普通のAP(無線ルータ)を買ってくると、初期値ではまず間違いなく2.4GHzに設定されています。最近の無線規格では通常よりも多くのチャンネルを消費するもの(チャンネルボンディング)もあって、もう2.4GHzでは厳しいなと思っています。だからといって、比較的空いている5GHzに802.11acみたいな規格のAPが乱立しだすと、それはそれで状況は同じになったり(acは最大で160MHz使うので5GHz帯のチャンネルで8つを一気に消費します)。
電波って目には見えないし、本当に難しいですね。

2.4GHzのチャンネル
2.4GHzのチャンネルはこんな感じになってます。縦軸で被ると電波干渉。

(投稿者:ちゅん)


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