富山の薬屋さん

ども。
ネットワーク分離後のドタバタ話が続いたせいか、各方面から「八雲町はヤバいらしい」と噂されている担当ちゅんです。多かれ少なかれ、みなさん同じように大変な状況と信じています。

さて、本日は防災のお話。当町では数年前から継続して「ICT-BCP」に取り組んでいます。災害など非常時でも業務を継続できるよう、あらかじめ計画を立てて対策を取っておく取り組みです。
その一環で、先日、打ち合わせの会議を行いました。当町では8月1日に発生した台風により庁舎を含め地域が長時間停電するという事態に直面したことを教訓として、「あのとき、何が必要だったか」といったところを話し合いました。身近なところで「懐中電灯が必要だった」「延長ケーブルも不足した」など、さまざまな体験談が語られましたが、それらを解決する方法として「富山の薬屋さんはどうか」となりました。

「富山の薬屋さん」に馴染みがないかもしれませんが、いわゆる「配置薬」です。使うかどうかは別として、ひとまず薬一式をご家庭に置かせてもらい、もし使った場合は後から補充して、そのときに薬のお代もお支払いするという実に合理的なシステムです。これのICT版をやってみてはどうかという話です。

作戦はこうです。まずは大きめな箱を用意。その中にLANケーブルやHUB、ノートPC、延長ケーブルなど非常時に必要となるような機材を思いつく限り収納しておきます。何が入っているのかわかるよう、箱には「収納物一覧」の表を貼り付けておいて、もし何かを使ったらそれが分かるようしるしをつける。箱は定期的に点検して、使われた物品は必ず補充する、という仕掛けです。これの良いところは、出先で急に機材が必要となったとき(これだって非常事態です)に現場で物品を「確実に」調達できること。今までもある程度の物品は備蓄していましたが、使った後でまず間違いなく補充はされませんからね。「肝心な時に無い」という事態は回避できると期待しています。

というわけで、職場には「箱」が届きました。これからこの中に何を収納するか、じっくり考えたいと思います。備えあれば患いなしです。

箱
本当は車輪付きがよかったんですが・・・。贅沢は言えません。

(投稿者:ちゅん)


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