よくもここまで・・・

 新しい業務用PCの配備も順調に進んでいます。当然古いPCも集まってきていまして、懐かしのオールスターの様相となっています。中には「遅い・古い」を理由に更新対象となった物ではなく、「不調」を原因としてやってくる物も数台ですがあります。それらのPCは、当然修理されて又第一線へ再投入されることとなります。セレロン1.5GHzと言えば、ここでは上物のPCなのですが、音がうるさく不調との理由でやってきたPCがあります。なんとOSは「Me」なのですが、スペックからして当時としては高級機だったと思われます。

 さて、このPCを起動させると確かにCPUファンが高回転で怒り?唸り?続けます。あれっ?と思い裏返しにして早速分解です。F社の業務用PCはCPUの交換が大変簡単な設計となっていて、ネジ2本で冷却フィン(羽根)が露わになります。更にネジ4本を外すとCPUがコンニチワします。なんと簡単なんでしょう。

 開けてビックリです~ぅ。よくもここまで・・・脱力です~ぅ。

 CPUを冷却するフィンに綿ぼこりがびっちりとコビリ付いています。全く風のとおる隙間がありません。これではCPUが冷える訳がありません。当然、周囲の温度も上昇しますので、温度センサーが働き、電動式のCPUファンの回転数を上げます。でもCPUは冷えません。だって風が流れないんですもの。CPUファン自身も当然発熱するものなので、風がちゃんと流れなければCPUファン自体も熱で故障が発生します。負のスパイラル現象です。

 これは、原因が明らかなのでCPUファンと冷却フィンを綺麗に掃除してひとまず終了となります。一般に些細な埃であれば、エアー(高圧・圧搾空気)で吹いてやれば飛んでいきますが、さすがにここまでだと絶対に分解掃除です。このままでエアーを吹くと、逆にCPUファンに引っかかったりと又故障の原因となります。普段から時々エアーで掃除をしてくれればこんな事にはならないのになあ~。もちろん掃除後は、それはそれは静かなPCに生まれ変わりました。次の作業は、「血液交換」です・・・・・つづく・・・・のか?

綿ぼこりのCPUフィン
それはそれは見事な綿ぼこりです。

(投稿者:92)


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