一生懸命、待つという仕事

ども。
連日外勤続きで、久しぶりにデスクワークをしているとなんだか落ち着かない担当ちゅんです。

さて本日、いよいよ待望の新・業務用PCが入ってきました。その数、何と61台!庁舎内外で現在使用中の「そろそろ許してやりたいPC」も、ようやく退役のときを迎えます。遅い遅いと日夜罵られ、時には頭からコーヒーをかぶり、挙句の果てにはヒンジを折られ、液晶に縦筋が入り、それでも老体に鞭打ち頑張って自治体業務を職員の右腕として支えてきたんです。帰ってきたら「長い間お疲れさま」と迎えてあげたい、そんな気持ちです。

そんな中、私たち担当職員はと言えば、まさに「お盆と正月が一緒に来てしまったかの如き」忙しさに追われています。まず、管理しているPCのうち、どれが入れ替え対象なのか調査し、決定しなければいけません。合計300台を超えるPCのリストとにらめっこを数時間。ようやく入れ替え対象が決まると、今度はマスターとなるPCのセットアップ作業(←いまここ)、その後は地道に足で稼いで、旧PCからデータを抜いて新PCに戻す作業を行わなければなりません。いまや自治体はPC無くして業務が成り立たちません。平日の日中に作業をしては業務に支障が出ることから、極力、支障のない夜間に忍者のように作業です。

そして、一番苦痛なのが「待つ」ということ。PCが起動するのを待ち、ソフトのインストールが完了するのを待ち、データのバックアップが終わるのを待ち・・・といった具合で、とにかくこの業務には「一生懸命待つ」という時間がどうしてもついて回ります。はたから見ると待っている人間は暇そうに見えるかもしれませんが、例えるならばお湯を注いでカップ麺が出来上がるまでのあの待ち遠しい時間。あれと同じです。途中で蓋を開けるわけにはいきません。とにかく一生懸命待つのです。

とまあ、当分はこんな状態で仕事をしておりますので、「忙しいと言いながら、よくブログを書く暇があるよな!」なんて悲しいことは言わないでくださいね。待ち時間を有効に活用させていただきますので。では。

61台のニューマシン
61台もあると、まるで家電量販店のような眺めです。

(投稿者:待ちくたびれたちゅん)


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