ども。
10月は出張が続き、職場への出勤日数が少なくなっている担当ちゅんです。
その中のひとつが、先週千葉幕張で開催されたJ-LISフェアと、その裏で行われていた「自治体課題解決ブレークスルーセミナー(フォーティネットジャパン主催)」への出席です。昨年も同セミナーにお招きいただき、今回で3回目。継続してお声がけいただいており、身に余る光栄です。と同時に、貴重な機会ですので一つでも多くのことを学び、吸収し、自身の職場での業務に繋げていきたい、そんなことを思って参加しました。
第5回自治体課題解決ブレークスルーセミナー
https://jichitai.works/seminar/detail/799
今回も率直に言って「濃いなあ」と思いました。これだけのメンバーが一同に会して講演されるというだけでも(良い意味で)お腹一杯だなと思う中で、私はパネルディスカッションを担当するということで、緊張しないというのは無理というもの。ですが、当然「普段職場でやっていること以上のことは話せない」のであり、ある意味では開き直りのような境地。私は、全国の自治体の中で圧倒的に数が多い「小規模な町村」の情報担当者であるという立場から、日々どのように考え、どのような意識で行動しているのかをぶつけていくしかない、そう思ったところです。
今回のセミナーでの話題としてあげたのは、やはり導入直後の「公用スマートフォン」の話題となります。夏が近づくと「冷やし中華はじめました」というフレーズを見聞きしますが、それに倣って「ゼロトラストはじめました」と発言したところ、会場で動いていたslidoでも反応が。昨今話題のゼロトラストですが、これは単なるネットワークの仕組みであり、それ自体は目的ではないですよね。我々としては「公用スマートフォンを導入する」という目的を達成するために、どうしてもゼロトラスト的な仕組みを構築する必要があり、図らずもゼロトラになってしまった、そんな感覚を持っています。
今年になってようやくαモデルを脱却してα’であるとかβ’などにネットワーク類型を移行しようとされている団体も数多くある中で「三層分離はもうお終い、これからはゼロトラ」とか言われちゃうと「もうやってられない!」という気分になるのも理解できます。しかし、我々のように「やりたいことをやろうとしたら、それがゼロトラだった」みたいな団体もあるのです。ネットワークの、まして類型など本来はどうでもいい話であり、つまりは「何がしたいのか」が大事だと思っています。みなさん、頑張っていきましょう!
「次は半年後、よろしくね!」と言われましたが、さて。
(投稿者:ちゅん)