ども。
「あの続きを楽しみにしている」と数人から言われている担当ちゅんです。
本日は、その「あの続き」です。まずは前回のあらすじから。
・消防本部で利用してきたHTAアプリが実質的な寿命を迎えた
・生成AIに相談したらアプリ化(Electron)を提案された
・ノースキルの自分でも、生成AIを使えばアプリを作れるのか興味がわいた
生成AIの指示どおりに、まずは環境構築。ElectronとNode.js、さらにはVSCodeをインストールせよとのこと。あっさりと環境ができあがり、しばし眺めます。こちらは一介の公務員事務職ですから、まったく馴染みのない画面周り。しかし、VSCodeに関しては「なぜ今まで使っていなかったのか」と思うほどの便利さに驚愕。なにせ、これまでHTMLやCSSはWindows付属の「メモ帳」を使ってきた人間です。この段階ですっかり気をよくして、次の瞬間には生成AIに「次の手順を教えてほしい」と聞いていました。
ずらずらとコードが出力され、それをこちらはせっせとコピー。ある程度、アプリが動くベースが出来上がったら、これまでHTAとして運用してきたメインのコードを投入。画面上にはいつも見慣れたアプリがあっさりと立ち上がってきて、どうやら大きな躓きはなく作業は進行している様子です。
ここまで来たら、本番で使うかどうかは別として、最後まで仕上げてみたい気持ちになりました。次に生成AIに指示をしたのは、「これまでメールの送信部分はVB6で作られた仕組みだったのですが、これも今風に置き換えたい」。すると、その回答としては「nodemailerというモジュールを組み込むことが一般的」とのこと。これについても指示どおりに対応していると、あっさり動作してしまいました。
しかし、このあたりで急にかなりの恐怖を覚え始めました。今回はあえて「実験」としてやってみていますが、プログラミングの知識がない者が生成AIから出力されたコードのみをコピペで仕上げていくことは、情報セキュリティ上の重大なリスクをはらむこと。また、本来は商用利用が禁止されているコードが含まれていたら、意図せず著作権法違反を犯す可能性があること。なにより、今後トラブルがあっても自力では解決することが不可能なこと。個人的に実験してみている範疇であれば許されることも、これを「実際の業務に投入できるか」と問われれば、かなり大きなクエスチョンが付くなと。よって、今回の実験はここまでとしました。
ですが、目の前には実行ファイル形式(.exe)になった「新・一斉メール配信システム」がもたらされました。私がテストした限り、動作は完璧。心の隅に「もったいないな」という気持ちが湧いてくるのも事実です。プログラミングの知識のある方に一度見てもらって、「問題ない」というジャッジが下ったら、その時は現場に投入してみたいと思います。
今回の実験で得られた教訓としては「生成AIがプログラマーの仕事を奪うというのは本当かもしれない」ということ。ズブの素人でも、出力されたコードをコピペするだけでexeファイルが作れる時代になっているという事実に、改めて色々と考えさせられた体験でした。
まだHTAは動きますので、その間にこのアプリを投入できるよう準備を進めます。
(投稿者:ちゅん)



これはこれで気に入っていたけど、使えなくなっては困りますからね。