接着剤で固定

てんちょです。お盆期間ということもあり庁舎内はなんとなく静かな感じがします。電話も少ないのでこの隙に溜まっていた作業を進めます。

昨年度に端末更新を行ってから、端末の故障・不具合がかなり減りました。あっても月に1~2台で症状も軽いものばかりなのでちょっと物足りなさを感じています。故障がないのはいいことなんですけどね。故障端末からパネル移植をしてから1か月が経過、久しぶりに故障での入院案件が発生しました。

今回の不具合は「ファンからたまにガラガラと異音がする」というもの。「たまに」というのが難しいところですね。本体交換を考えましたが、特定のソフトウェアがインストールされている端末だったため、再度セットアップすることやデータ移行もあり、ファンだけ交換することにしました。前回パネルを外した故障端末からファンを外し、移植先の端末へ取り付け…ようと思いましたが、移植先のネジ穴が割れていて固定できません。

異音の原因はこれだったようで、ファンの固定が甘くなり高回転で回った際に振動して外装にあたっていたようです。とはいえここからマザーボードを外して外装パネルまで移植するのは少し手間…ということでネジ穴に接着剤を流し込んでみることにしました。ちょうどスマホの修理で使っていた耐震性のある接着剤が手元にあったので、これをネジ穴に流し込みファンを固定。これでしばらく様子をみてもらって再発するならまた考えましょう。

店での修理なら接着剤での固定はしませんが、たまに実験的な修理やってみたくなりますよね。軽く動作チェックして返却しましたが、今のところは連絡がないので問題なさそうです。中古端末なので経年劣化によるものかと思いますが、このくらいの端末修理は息抜きにちょうどいいですね。


固定されていれば大丈夫でしょう。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

北海道は広い

ども。
あっという間に「お盆前」が終わります。色々と間に合っていない気がしている担当ちゅんです。

一昨日、てんちょが「八雲町は広い」と記事を書いていますが、当たり前の話。我が八雲町は全国の1741市区町村の中で35番目に面積が広い自治体なのです。その広大な八雲町内の隅から隅まで回るには2日間あっても足りないくらい。我々はそういう環境で日々仕事をしています。
そして、私はてんちょとは別動で、北海道の北部にあるとある自治体さん(ヒントは文末写真のとおり)を行政視察のためご訪問しておりました。

具体的な案件などは伏せますが、職場内で「〇〇さんを視察に行きたい」と提案したところ、周りの職員は明らかに「また何を言い出すのか・・・」といった反応。こちらとしては至って真剣に話をしているのですが、あまりにも遠い自治体なので、恐らく最初は冗談で言っていると思われたのでしょう。私としては常に真剣、大まじめです。

いざその日を迎え、私のほか関係職員数人で八雲町を出発。1時間、2時間くらいの間は和気あいあいと会話もありますが、3時間、4時間を経過したころには話題も尽きて全員が「無」になり、さらに5時間、6時間が経過すると、さすがに笑ってしまいました。
やはり、北海道は広いです。普通に考えて、八雲町を出発して4時間もしたら東京に到着できます。ほぼ高速道路を使っているにも関わらず、同じ都道府県内の移動に6時間以上もかかる場所があるというのは、北海道ならではではないでしょうか。

しかし、やはり視察は正解でした。一番ストレートな感想でいえば「百聞は一見に如かず」です。今の時代、情報はネットなどでいくらでも入手できますし、必要があればオンライン会議をお願いして直接会話しながらお話をお聞きすることもできるでしょう。ですが、実際に現地に足を運び、担当の方から直接お話を聞き、自分の目で見ることでしかわからないことは確実にあると思います。また、道中の行程が長いということもプラスに作用し、帰りの車の中は、さながらプロジェクトチームの会議のようになり、職場で会議をするよりも濃い会話ができたと、手ごたえを感じて帰庁しました。
今回、我々を受け入れていただいた自治体のご担当者の方の丁寧な対応には心から感謝しておりますし、こういう体験が、逆に我々が視察を受け入れる側になったときに「しっかりやらねば」という思いにもつながっています。困ったときはお互い様、この精神は素晴らしいですし、先方からまた大切なことを教わった、そんな気持ちになっています。

視察先視察先の自治体様の庁舎の一部。これだけでも見ればお分かりになる方はおられそうですね。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

八雲町は広い

てんちょです。最近外勤が多いおかげか1日が一瞬で過ぎ去ります。時間が足りないです。

8月に入り今年度のメイン事業となっている「公用スマーフォン導入事業」が忙しくなってきました。電話という身近な機器の更新ということで、職員からの相談や問い合わせも増えてきて楽しみにしてくれているんだなという雰囲気。もうあと1、2か月でスマホの貸与も始まり、各施設の電話切替も順次実施していくことになっていますが、そんな中でもまだ不確定なところがでてきており、スマホが導入される楽しみもありながら少し不安も。

そんな状況の中で今週は事業者さんとともに現地調査を行うこととなり、昨日から町内の対象施設を全て回ってきました。6月にPBXの有無や職員への聞き取りを行うため、我々も現地調査を実施しましたが、今回は事業者さんも含めてということでもう少し詳しく現状を把握し不明点を解消していくことになりました。

対象は16施設。1日目は午後から近隣の施設6か所、2日目は遠方の施設含めて丸一日かけて10か所のスケジュールです。初日の行程を予定通り完了させましたが、2日目のスケジュールの移動距離も長く予定されていたため、さらに近隣の4施設も実施。そして今日は残った遠方の6か所を回ってきました。

事前にPBXの設置場所等は確認済みだっただめ、各施設での確認は思っていたよりもスムーズに行うことができ、出てきた疑問点も事業者さんにその場で確認することができたことで、抱えていた不安も徐々に解消されていきました。やっぱり実際に現地で確認するのが一番確実ですね。端から端まで2日間、16施設を回った移動距離は130キロ…八雲町広いなぁ。


熊石での楽しみは昼食。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント

夏の一大イベントが完了

ども。
3つくらい同時に仕事を回していて、4つ目の案件が入ってくると1つ目の案件が頭の中から消え去る担当ちゅんです。揮発メモリ容量3。

この夏の一番大きなイベントであった熊石国保病院の新築移転業務は、先週の木曜日に無事完了となりました。前日に予想だにしていなかった津波警報への対応があり、体力的に厳しい中ではありましたが、朝から熊石地域に出かけて丸1日、密度の濃い業務にあたっておりました。

まずは旧病院からの機器撤去。といっても、我々が到着したころには、引っ越し業者さんによりあらかたの物は搬出されており、事務所はガランとしたものでした。そこから、新病院でも必要になるルータやハブといった通信機器をピックアップしていきます。さらに、壁面に取り付けていたアクセスポイントなど新病院では不要となる機器についても、程度を見ながらできる限り回収。またいつか、どこかで使うかもしれませんので、「捨てればゴミ、生かせば資源」の精神です。想定通りの作業ができ、旧病院からは早々と撤収です。

ここまでは何のことはない業務だったのですが、本番はここから。新病院にて旧病院からの光回線切り替え作業。これは通建会社さんが行うものですが、これがなければインターネットも電話も利用できないということで、MDF付近は我々を含む関係者の待機の列ができました。今か今かとその時を待ち、ついに回線が開通。それと同時に電話関係の業者さん、電子カルテの運用業者さん、ネットワーク構築業者さんなどが一斉に動き出す様は、なかなか普段見ることができない景色でした。そういう意味では、各業者さんが連携しながら一つの目標に向けて動くことができている、こういう調整を裏方でやられていた国保病院の職員の方には敬意以外の何物でもありません。普段、我々もこういう調整業務を行うことがありますので、大変さはよくわかっています。

混雑するサーバ室の中でなんとかルータを設置。病院から役場サーバ室までの通信はあっけなく疎通OKとなり一安心です。しかし、細かなトラブルはどうしても起きてしまうもので、概ね順調であっても結局は夕方になるまで作業が続き、前日の災害対応の影響もありフラフラになりながら帰路につきました。
翌朝、新病院の担当者に電話連絡すると「何の問題も起きていない、大丈夫です!」と。この言葉を聞いて、ようやく一つの大きな仕事を終えることができた、そんな気がしています。さて、病院の業務にかまけて手をつけられていなかったアレやソレはどうしようか。お盆前までに片づけなければならない仕事が山のようになってしまいました。

スイッチひとまず大きなトラブルが起きずにホッとしています

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

突然始まってしまった災害対応

てんちょです。気が付けば7月が終わります。今月もあっという間に終わり、たぶん8月もそんな感じで過ぎ去っていきそうです。

熊石国保病院の移転が目前に迫り、これまでにない頻度で熊石への外勤が続きました。さらにスマホ導入事業の関係でも熊石へ行くことになり、今週は月~木曜日まで連日熊石外勤というかなりレアな週となる予定でした。しかし昨日の朝、「津波注意報が出てる」というちゅん氏の言葉から一日の予定が全て変わることに。

その時点では八雲町エリアには注意報は発令されていませんでした。元々は10時過ぎに役場を出発して熊石へ向かう予定となっていましたが、9時40分に津波警報へ切り替わると同時に北海道太平洋側全域が対象エリアへ変わりました。この時点で熊石への外勤はキャンセル。突然始まってしまった災害対応…役場職員になって3年で初の出来事です。

すぐにJ-ALERTを確認し津波の予想到達時刻を確認したところで、津波警報がでた際にLINEで自動配信をかけていることを思い出しました。J-ALERTから発信できるメールのヘッダにLINE配信用の本文を設定しており、警報発令とともにLINE配信される仕組みですが、前回の警報時はうまくいきませんでしたが今回は警報発令から4分後に無事に配信されました。

さらに対策本部となった1階に降りてみると、ホワイトボードに慌ただしく避難所の開設状況や避難者の人数、対応している職員の人数など集まってくる情報が書き込まれ、まさに災害対応でした。途中から電子黒板を持ち込みましたが、電子黒板はTeamsのホワイトボードを使ったほうが情報共有がしやすかったような気もしますし、職員の端末をもっと有効活用できたのではないか、ホームページでの情報発信もこちらで対応できたことも他にあったのではないか、等々こちらとしても反省点が多々あり、とてもいい経験ができました。


将来的にはホワイトボードをTeamsで全員共有できればいいかも。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする