プロの技

てんちょです。昨日、話題になっている某アニメを観ました。途中で止められなくなり結局一気に最終話まで観てしまい寝不足です。一度では理解できなかったので2週目突入。

今週は外勤の多い週。今回は郵便局への行政事務委託に関連した機器設置の立ち合いに行ってきました。すでに光回線の開通や現地調査は完了しており、あとはLANケーブルや機器の設置のみとなっていました。

郵便局への行政事務包括委託について

2年前に同じように熊石地域で郵便局への委託を開始しており、今回は対象の郵便局が2か所増えることになりました。2年前は「相沼泊川出張所」の廃止に伴って委託業務が開始されたわけですが、今回開始する2か所も近隣にコンビニがなく役場・支所からも距離があるため、郵便局へ委託することで利便性の向上が目的となっています。

さて前回は機器の設置のことしか考えておらず、いざ設置してから「あれ?配線だれやるんだっけ?」な状態で、郵便局でのLAN配線を行うというのは私の中で未だにトップクラスの衝撃的な出来事。かなり早い段階から配線工事を含めてもらっていたおかげで、今回はプロにお任せすることができたためプロの作業をじっくり見学させていただくことができそうです。

現地に集合してベンダさんの機器搬入と設置と並行して配線作業が開始していました。ベンダさんの作業に気を取られている数分の間に、なんと中間地点からONUまでLANケーブルが通っていました・・・。そこからさらに目的地までの作業を見ていましたが、道具の使い方、ケーブルが通らなかったときの対応の切替の判断の速さ、「なるほどこれがプロの仕事か」とただ見惚れてしまう作業でした。

あっという間に配線作業が完了し、スキャナとプリンタを設置。役場とのやり取りもテストして作業完了。ちょっとトラブルは発生しているようですが、2か所とも無事に設置は完了しました。開始は7月からを予定。今回から取り扱い業務も増えるとのことで、これはかなり便利になりそうですね!


気が付いたら天井からLANケーブルが垂れ下がっていました。

(投稿者:てんちょ)

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公用スマートフォン導入事業がスタート

ども。
このところ完全に仕事に追われている担当ちゅんです。

ついにこの話題をブログに書くことができるようになりました。八雲町では今年度、全職員に対してスマートフォンを貸与し、固定電話を原則廃止する「公用スマートフォン導入事業」をスタートさせました。昨年度から、本来は我々の担当ではない電話の仕組みを一から勉強し、予算要求のため検討。そして、この春にはプロポーザルで事業者を選定して契約。実に1年以上の年月をかけてようやくスタートラインに到達した、そんな気分です。

今後の予定としては、スマホを内線電話として使えるようにするための仕組みを構築したうえで、10月頃から職員にスマホを貸与できるよう準備を進めていきます。また、貸与するスマホは単なる電話としての利用ではなく、M365にフルアクセスさせることによって職場のメールやTeams、スケジュールなどが利用可能になる予定です。まさに、職場に初めてPCが導入された時のような大変革の時を迎えました。

そんなわけで、先日からいよいよ現場確認などの業務が始まりました。それにしても、電話って機能としてはシンプルなのに、どうしてこんなに考えなければならないことが多いのか不思議です。打ち合わせをするたびに次々と新しい単語が出てくるし。で、難解な理由のひとつは、各施設にある主装置と呼ばれる機械が超専門的なもので、素人は決して手を触れてはならない、つまりは「謎の装置」だからなのでしょう。今回、我々が導入する仕組みでは、その謎の装置から脱却し、Webの画面上で職員自らが内線番号の設定などを行えるようになります。今までは組織の機構改革などがあるたびに業者さんに電話の変更作業を依頼していたのですが、それも今後は不要になると思うと感慨深いです。

ただし。町全体としてみれば時間短縮による効率化が図られますし、経費も削減できる画期的なものではありますが、今回のスマホ貸与がきっかけとなり、電話の維持管理業務がなんと我々情報担当者の業務として割り当てられたというオチがつきます。今までもPCのアカウント管理などで、特に職員の採用・退職・異動時には苦労してきたところ、今度は電話の管理まで。職員の利便性が向上すればするほど、我々の部門の負荷が増えていく構図というのは相変わらずのようです。

謎の機械絶対に手を触れてはいけない謎の装置の一部

(投稿者:ちゅん)

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Cat5

てんちょです。最近記憶力がかなり低下しているのか4月にやった(らしい)ある作業のことが一切思い出せず…かなりショックをうけています。

昨日の朝、急にWi-Fiが途切れたと問い合わせがありました。フロアの大半の職員が同じ状況だったため、おそらくAPの問題だろうと思われました。過去にも一度同じような症状に遭遇していたので端末をもって現地に行ってみたところ、ちょうどそのタイミングで症状が改善してしまいました。よくあることですね、行くと直る。

その30分後、また同じ症状が発生。これはおかしいぞということで、再度確認に行くと確かに接続が切れています。とりあえず保守業者さんに連絡し状況を確認してもらったところ、「リンクスピードが100Mbpsになっています」とのこと。ケーブルの抜き差しを試してほしいということで早速やってみましたが、変わらず100Mbpsでの接続。これはスイッチかケーブルか…ということでちゅん氏と調査が始まりました。

一旦、別なLANケーブルを床配線しAPへ接続。しっかり1000Mbpsでリンクしました。これでケーブルで確定ですね。中間地点のジプトーンを外しAPに向かうLANケーブルを探しました。しかし同じようなケーブルが混在しており判別は難しい状況。しかし逆のスイッチ側を確認していたちゅん氏から驚くべき言葉が…。

「Cat5のケーブルない?」

数本のケーブルを見てみると、Cat5と書いたケーブルが1本ありました。他は全てCat5e、1本だけCat5です。そりゃ100Mbpsしか出ないですよ。ということはAPを切り替えた3年位前からずっと100Mbpsでリンクしていたということです。接続が切れるのもケーブルの劣化等で不安定になったりということだったんでしょう。

ここからはいつもの作業です。天井の照明器具や数か所のジプトーンを外し、通線道具を駆使しての配線作業。ちょっとした事故もありましたが、無事にCat5eのケーブルに置き換えられました。AP切替の際にケーブルをそのまま使ったことが原因ですが、1本でてくると他にもありそうで怖いですね…。


他にもCat5ケーブルが紛れているんだと思います。しかも結構大事なところに。

(投稿者:てんちょ)

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ジチタイワークスに掲載されました

ども。
とある案件で「提出期限は6月中とさせてください」と言われ、発作を起こしそうになった担当ちゅんです。ガンバリマス

自治体で働く同業者の皆さんであればお馴染みかもしれませんが、このたび「ジチタイワークス」という冊子に八雲町の取り組みを掲載いただきました。内容としては、我々が株式会社HARP(札幌市)と一緒に進めているログ分析サービスについて。なぜこのようなサービスが生まれたのか、そして我々がどのようなことに困っていて、このサービスでどういうことを実現していきたいのかといったことを包み隠さずお話していますので、もしよろしければご覧いただけますとありがたいです(なおブログ上でハンドルネームを使う意味がもはや・・・)。

ジチタイワークスWEB:データの操作履歴を分析して、不正や情報漏えいを検知する。
https://jichitai.works/article/details/3100

で、実は3月6日に当ブログにて「とある取材対応」という記事をアップしていたのですが、この件だったというお話です。あれからもう3か月も経ったということがにわかに信じられないところではあるのですが、こうして冊子やWEBという形に仕上がったものを見て、無から何かを生み出すクリエイティブな仕事って素敵だなあと改めて思うところです。

さて、この記事の掲載以降、すでに数件のお問い合わせもいただいています。ログの分析に関しては、誰しも「重要である」とは認識していながらも、特に小規模な自治体では「その作業を行う人手が足りない」「分析を行う専門的な知識がない」など、なかなか対応が難しいというのが実態ではないかと思います。こういうサービスがあることで、1歩でも2歩でも前に進むことができる、その意味はとても大きいと思っています。

・・・ただ、あまり良いことばかり書いても提灯記事だと思われてしまうので本音も書いておきます。そもそも、人手が足りない、忙しくて手が回らないから分析業務を委託しているところであり、その業務で定期的にレポートが届いたとしても「そのレポートを見る余裕もない」という場面もしばしば。ですが、先ほども書いたとおり、少しずつでも改善していければと思っています。いきなり100点は取れなくても、まずは「しっかりと分析を行っている」と。その事実だけでも、組織内部の抑止力としては十分な効果を発揮しているものと思っています。

ジチタイワークス反響の大きさにジチタイワークスさんの影響力を再確認いたしました

(投稿者:ちゅん)

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第40回記念大会

てんちょです。気が付けば月曜日。今週も頑張りましょう!

先日(先週)、八雲スポーツ公園陸上競技場で「開町20年記念事業 第40回記念やくもミルクロードレース大会」が開催されました。毎年恒例となっている記録証(賞状)の印刷と記録表の作成のための入力係です。例年天候はあまりよくない(昨年も曇り)ミルクロードレースですが、今年は快晴。今回は第40回記念ということで出場者も多かったようで、たこ焼きやクレープの出店があったりと盛り上がっていました。

今回で3回目の参加でしたが、やはり年に1回のイベントだと色々忘れてしまっていることがあり、データの入力段階で昨年の記憶が徐々に蘇ってきました。昨年は集計データが重複したり、漏れがあったりと色々トラブルがあり、集計用のExcelを直しながら対応し時間に追われての作業でした。今年の入力用のシートは昨年のものを使って作成したようで、所々にその名残が…。

人数も多かったのでまたなにかトラブル発生するのではと思っていましたが、今回はこちらも5人体制で迎えることができたので、多少のトラブルはその場で解決される状態。ゴール地点での記録も正確だったようで閉会式までに賞状の印刷も完了し、今年は滞りなく作業が完了しました!

閉会式後には抽選会もあり最後まで盛り上がるいい大会でした!記念大会ということでしたが、今年も無事に終えることができて一安心。来年も裏方で頑張りますね。


来年も晴れるといいですね

(投稿者:てんちょ)

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