ども。
AIの進化速度に怖さを感じている担当ちゅんです。
ようやくこのことを話題にできる日が来ました。今年度、八雲町ではTOPPAN株式会社と共同で、AI画像解析による熊の検知・通報等の実証試験を実施しています。
(参考リンク)
TOPPANと北海道八雲町、クマ出没のAI検知・通報・対応状況の一元管理に向けた実証を開始(TOPPANグループサイト)
https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2026/09/newsrelease260918_2.html
概要については上記リンク先に詳しく記載があるのでぜひご確認いただきたいのですが、まさに「AIはこういう風に活用すべきだ」と思うような実証試験です。
まずは町内で頻繁に熊が目撃されているエリアを、あらかじめ農林課の担当者と選定。そこにソーラー給電型のカメラを設置し、動体検知で画像を撮影します。その際、AIが熊かどうかを判別し、熊の可能性がある場合のみ事前に設定した電子メールに通報を行うという仕組みです。熊対策という意味では、これまでもカメラやセンサーを活用してきましたが、通常の動体検知であれば熊以外の野生動物や樹木の揺れなども検知してしまうため、極端な言い方をすれば「イソップ童話のオオカミ少年」のようになってしまうという課題がありました。
実際にカメラを設置して数日経ちますが、動体検知での画像はどんどん蓄積されています。今のところ幸いなことに熊は出没していないのですが、AIによる検知アラートは一度も鳴っていません。つまり、AIがきちんと動作し「映像に動きはあるが熊は映っていない」と正しく判断できているということです。
この仕組みの画期的な点は、熊が頻繁に出没している危険なエリアへ、人が直接見回りに行く必要がないことです。熊対策においては、ハンターさんなどが定期的に現場を見回る労力が非常に大きく、負担になっています。また、この仕組みがあれば、万が一人里近くで熊が出没した際にも、迅速に警戒周知が可能になります。
今回の実証は、当町にて今年度実施している防災・降雪監視カメラの更新の中で「せっかく各所にカメラを置くのだから、多用途に活用できるのではないか」という発想から出発したものです。八雲町は全国で35番目に面積が広い自治体です。今後、人口減少が進む中にあっても確実に町の維持・管理を行ううえで、カメラやセンサーといったIoT技術(+AI)の活用はとても重要なことだと考えています。
現場は熊の大好物「デントコーン」の見事な畑です
(投稿者:ちゅん)


光ファイバを断線した倒木の状況
徐々に形になっていくのが嬉しくてしょうがないです