物を大切にするにもほどがある

ども。
暑いです。職場で軽く熱中症のような感じになってしまった担当ちゅんです。

暑さの原因のひとつが、昨年度実施したモバイルノートPCの配備にあるような気がしています。モバイルなので画面サイズが小さく、職員にはデスクでの仕事用に24インチの外付けディスプレイをセットで配備しています。情報担当者はそれにプラスしてもう1枚で計2台の外付けディスプレイが稼働。当然のことながら、機器が増えるとその機器からの放熱もあるわけで、たぶん我々のデスク周りは周囲よりも数度高いはずです。

そんな中で、例年よりも早いタイミングで部屋に扇風機が設置されました。見るからにレトロな、昭和家電そのものが登場です。でも、構造がシンプルなせいなのか、もしくは安心と信頼の日本製だからなのか、扇風機ってまあ壊れませんよね。製造年を見てみると1985年とか書いてあって、もう40年も前の製造。今の扇風機のほうが電力消費量が小さくても風量が強いとか、そういう面もありそうなのでこの昭和家電は今年までにしたらいいのではないかと思いつつ、誰も捨てようとしないので毎年登場するわけです。

同じ理屈で、我々が管理している情報機器も「壊れないから捨てられない」類のものって結構あります。PCはOSが要求するスペックを満たせなくなっていくので定期的に更新されますが、1000BASE-Tのハブなどは動けば普通に使えるので、いくら年数が経っていても捨てるに捨てられない代表格のような気がします。
LANケーブルなんかもそうで、どこかで不要になって撤去してきたケーブルがCat.6だったりしたら、次にどこかで使うなんてことが想定されなくても、なんとなく捨てられずに箱にしまったりします。絶対に使う日はこないのでしょうけどね。

ただ、先日は「さすがにこれは捨ててくれよ」という案件に出くわしました。文末画像のとおりなのですが、某所で展開しようとしたマウスに「動作あやしい」の付箋が・・・。いや、動作があやしいなら本当に捨ててください。こういうのがまた世に放たれるせいで、後々「マウスが動かない」という苦情が来て対応しなきゃなくなるんですよ。物を大切にする意識は大事なのですが、さすがに今回ばかりは「ほどがある」よなあと思いました。

動作あやしいここまで来るともはや「ジャンク品」です

(投稿者:ちゅん)

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西へ南へ設置の旅

てんちょです。北海道とは思えないような蒸し暑さ。夜もエアコン必須です。

選挙が近づいてきました。役場内でも会議室に選挙物品が置かれるなど着々と準備が進んでいるようです。もちろん私たちもいつも通り期日前投票所の準備や、今回も移動期日前投票所の実施、当日は開票所の設営や投開票の速報を行う予定です。ということで本日は午後から期日前投票所の設営に行ってきました。

必要なハブやLANケーブルはそれぞれ設置個所ごとに用意してあり、投票所となる場所に端末とハブを設置する作業です。今回は2か所に行きましたが、ネットワークも必要な場所にあるはずなので大丈夫だろうと思いつつ、出発直前に不安になって念のため工具箱とLANケーブルを追加で持っていくことに。

まずは熊石総合支所へ。必要部材が一式入った箱と端末を車からおろし、設置作業を開始します。空きポートだろうと思っていた情コンが使えないという想定内のトラブルがあり持ってきたLANケーブルの出番かと思いましたが、近くにあったプリンタから分岐して接続することに。箱からハブを取り出して接続…とはいかず。箱から出てきたハブには「100BASE-TX FAST ETHERNET SWITCH」と書かれています。いったいいつから使われているのかもわからないような、もう故障してもおかしくなさそうなものがでてきました。

もはやレアそうなハブですが検索してみると、このブログが出てきました。どうやら9年前は現役続行と判断されたようです。さすがに引退してもらいましょう。というわけで2か所目で使用予定だったハブを使い設置が完了しました。使用予定だったハブが無くなってしまったので代替品を取りに戻りさらに今度は落部支所へ。今日は離れた2か所だったので作業時間よりも移動時間のほうが長かったですが、気温も湿度も高かったので悪天候ですが外勤日和の一日でした。


そういえば最近クロスケーブルも見かけなくなりましたね。

(投稿者:てんちょ)

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貸し切りの公園

ども。
昨日、函館市で行われたマラソン大会で全身が筋肉痛になっている担当ちゅんです。

今日で1年の半分が終わります。ついこの間「あけましておめでとう」と言っていたような気がします。そのくらい、月日が経つのが早く感じています。そして、次に同じようなことを書く場面は「今日で1年が~」になっているのでしょうね。

この季節、どうしても外での仕事が増えます。事務仕事に追われている中ではありますが、雪が降ってくる季節までに終わらせなければならない仕事が優先。本日は噴火湾パノラマパークにて光回線の敷設工事に立会していました。
観光シーズン真っ盛りなので、土日を含めて連日多くの方で賑わっている公園ですが、本日は月曜で休館日。パークゴルフ場など施設を含めてお休みということで、ある意味で今日ここで仕事をさせてもらうのは最高の贅沢と言えます。貸し切りの公園で、聞こえてくるのは小鳥のさえずりだけです。

作業をずっと見ていましたが、やはり本職の通線会社さんは動きにムダがありませんし、スピーディ。そして、我々は持っていない道具だらけで「なるほど、こういうときはこういう道具を使うのか」「携帯はしごって便利そうだな」など勉強になることばかり。さらには現場を汚さない配慮も素敵で、汚れそうな作業の前にはきちんと床に養生をするなど、まるで現場作業のお手本を見ているかのようでした。

自分たちも「にわか」ではありますが、庁舎などに配線作業をすることがあります。こういう何でもない立会の場面でただぼーっと見ているのではなく、「自分ならここでこうするだろうな、あ、やっぱり」など、一緒に作業しているつもりで見ているかどうかでかなり違ってきます。ただ、筋肉痛の自分では全く役に立たなかっただろうとは思いますがね。

公園貸し切り状態の贅沢な公園

(投稿者:ちゅん)

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プロの技

てんちょです。昨日、話題になっている某アニメを観ました。途中で止められなくなり結局一気に最終話まで観てしまい寝不足です。一度では理解できなかったので2週目突入。

今週は外勤の多い週。今回は郵便局への行政事務委託に関連した機器設置の立ち合いに行ってきました。すでに光回線の開通や現地調査は完了しており、あとはLANケーブルや機器の設置のみとなっていました。

郵便局への行政事務包括委託について

2年前に同じように熊石地域で郵便局への委託を開始しており、今回は対象の郵便局が2か所増えることになりました。2年前は「相沼泊川出張所」の廃止に伴って委託業務が開始されたわけですが、今回開始する2か所も近隣にコンビニがなく役場・支所からも距離があるため、郵便局へ委託することで利便性の向上が目的となっています。

さて前回は機器の設置のことしか考えておらず、いざ設置してから「あれ?配線だれやるんだっけ?」な状態で、郵便局でのLAN配線を行うというのは私の中で未だにトップクラスの衝撃的な出来事。かなり早い段階から配線工事を含めてもらっていたおかげで、今回はプロにお任せすることができたためプロの作業をじっくり見学させていただくことができそうです。

現地に集合してベンダさんの機器搬入と設置と並行して配線作業が開始していました。ベンダさんの作業に気を取られている数分の間に、なんと中間地点からONUまでLANケーブルが通っていました・・・。そこからさらに目的地までの作業を見ていましたが、道具の使い方、ケーブルが通らなかったときの対応の切替の判断の速さ、「なるほどこれがプロの仕事か」とただ見惚れてしまう作業でした。

あっという間に配線作業が完了し、スキャナとプリンタを設置。役場とのやり取りもテストして作業完了。ちょっとトラブルは発生しているようですが、2か所とも無事に設置は完了しました。開始は7月からを予定。今回から取り扱い業務も増えるとのことで、これはかなり便利になりそうですね!


気が付いたら天井からLANケーブルが垂れ下がっていました。

(投稿者:てんちょ)

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公用スマートフォン導入事業がスタート

ども。
このところ完全に仕事に追われている担当ちゅんです。

ついにこの話題をブログに書くことができるようになりました。八雲町では今年度、全職員に対してスマートフォンを貸与し、固定電話を原則廃止する「公用スマートフォン導入事業」をスタートさせました。昨年度から、本来は我々の担当ではない電話の仕組みを一から勉強し、予算要求のため検討。そして、この春にはプロポーザルで事業者を選定して契約。実に1年以上の年月をかけてようやくスタートラインに到達した、そんな気分です。

今後の予定としては、スマホを内線電話として使えるようにするための仕組みを構築したうえで、10月頃から職員にスマホを貸与できるよう準備を進めていきます。また、貸与するスマホは単なる電話としての利用ではなく、M365にフルアクセスさせることによって職場のメールやTeams、スケジュールなどが利用可能になる予定です。まさに、職場に初めてPCが導入された時のような大変革の時を迎えました。

そんなわけで、先日からいよいよ現場確認などの業務が始まりました。それにしても、電話って機能としてはシンプルなのに、どうしてこんなに考えなければならないことが多いのか不思議です。打ち合わせをするたびに次々と新しい単語が出てくるし。で、難解な理由のひとつは、各施設にある主装置と呼ばれる機械が超専門的なもので、素人は決して手を触れてはならない、つまりは「謎の装置」だからなのでしょう。今回、我々が導入する仕組みでは、その謎の装置から脱却し、Webの画面上で職員自らが内線番号の設定などを行えるようになります。今までは組織の機構改革などがあるたびに業者さんに電話の変更作業を依頼していたのですが、それも今後は不要になると思うと感慨深いです。

ただし。町全体としてみれば時間短縮による効率化が図られますし、経費も削減できる画期的なものではありますが、今回のスマホ貸与がきっかけとなり、電話の維持管理業務がなんと我々情報担当者の業務として割り当てられたというオチがつきます。今までもPCのアカウント管理などで、特に職員の採用・退職・異動時には苦労してきたところ、今度は電話の管理まで。職員の利便性が向上すればするほど、我々の部門の負荷が増えていく構図というのは相変わらずのようです。

謎の機械絶対に手を触れてはいけない謎の装置の一部

(投稿者:ちゅん)

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