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耳吊り、解説します

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郷土資料館 » 八雲の歴史
執筆 : 
八雲町 2018-6-5 20:16

やっほー、しげちゃんです。
郷土資料館に新しい展示を追加しましたのでご紹介します。

噴火湾沿岸で盛んなホタテの耳吊り。
耳吊りとは、稚貝という約1年育てたホタテの貝殻の耳の部分に穴をあけて、それをロープにつける作業のことです。

ほたて

貝のココに穴開けます。

つける方向もあって、穴が開いて無いほうの貝殻をロープ側になるようにつけます。
これをつける方法は、テグス・ループ・アゲピンの3種類があり、ロープにつけられたホタテは、海中に垂らされて養殖され、豊富な栄養分をとって、2〜3年で出荷されます。

そして昨年から、その貝をロープにつける速さを競う八雲世界耳吊り選手権大会が、町内有志によって開催されていて、第2回大会が5月27日に開かれました。
その様子は、6月1日のNHKでニュースにもなっていました。

ニュースはこちら(NHK NEWS WEB)

放送後1週間までは見れます。かなりわかりやすいので、ぜひご覧ください。

 

さて、そんな耳吊りですが、これまで資料館では海中につるした写真の展示のみでした。

ホタテの海中養殖
八雲町漁協提供

でも、ちょっとホタテにいろんなものがついてしまって見にくいので、ロープとアゲピン、そして稚貝をいただいて、海中に吊るされている様子を再現しました。ご提供いただきありがとうございます。

耳吊りの展示

個人的には、できるだけ展示は昔から今に繋げたいと思ってます。なので、ニシン漁からイワシ漁、ワカメ・コンブ・ノリ等の養殖を経て、ホタテの耳吊りによる養殖へたどり着いた八雲の海の漁を説明するのには、こういう展示をしたかった。ようやくできました。
ホタテの耳吊りも、八雲の人にとっては当たり前だけど、その当たり前をいろんな人に知ってもらいたいです。
首も手も回っておらずいきなりドカンと展示換えはできませんが、常設展もちょこちょこ追加していってますので、たまには足を運んでいただければうれしいです。

よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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八雲農民美術研究会の調査

カテゴリ : 
郷土資料館 » 木彫り熊
執筆 : 
八雲町 2018-6-1 20:33

やっほー、しげちゃんです。
東京にある徳川林政史研究所へ行っていろいろ八雲関係の資料を調査していますが、その成果の一部を紹介します。

これまでわかった成果は展示に反映したり、『熊彫 〜義親さんと木彫りの熊〜』という本に載せたり、今後出版される本に寄稿したり、いろんなとこで話させていただいています。
今回は、戦前の木彫り熊作者達の農民美術研究会への納品状況をまとめてみました。

農美研会員リスト(注1)
画像クリックで拡大画像が開きます。

この「会員名簿」や「会員帳」等と書かれた資料から作成したリストには、北海道第一号の木彫り熊を彫った伊藤政雄が入っていなかったり、他に会員として入っていた人もいない等、会員全体を表してはいません。

号については、これまでに分かったものを載せています。

昭和2年〜昭和5年も記録があるのですが、整理中です。
ただ、昭和3年については、販売された木彫り熊の種類を一部抜き出してますので、それを紹介すると、
・立熊
・座熊
・臥熊
・角力熊
・行司熊
・モッコ熊
・スキー熊
・バット熊
・船頭熊
・踊り熊
・骸骨熊
・鶏熊
・種子蒔熊
・子負熊
・子抱熊
・鮭負熊
・糸巻立熊
・糸巻座熊
・針刺熊
・ソマ夫熊
・子守熊
・水泳熊
・親子熊
・飲熊
・立熊床飾
等々、様々な姿が作られていたのがわかります(注2)。
惜しむらくは、実物はおろか写真すら残っていない姿の木彫り熊です。骸骨熊とかどんな姿をしているのでしょうか…。

また、昭和3年だけ見ると、鮭を背負った熊はあるのに、鮭を咥えた熊がなかったのが面白いところです。
いつから鮭を咥えたのかはよく質問されますが、しっかりしたことはわかっていません。
八雲では昭和7年くらいに鮭を咥えた熊があるといわれてきましたが、八雲を代表する形とはなりませんでした(注3)。実際いつ作られ始めたのかそのあたりも調べたい…のですが、木彫り熊だけを調査しているわけにもいかず、おいおいやっていきます。
ちなみに、鮭を咥えた姿が定番の形のとなったのは、どうやら戦後になって旭川とか別の場所で多く作られてからのようです。「木彫り熊といえば、アイヌ」という認識も、戦後に確立したといわれています(注4)
その前には、「北海道観光客が一番喜ぶ土産品は、八雲の木彫熊」という出だしではじまり、最近旭川近文でもアイヌが木彫り熊を制作しているといった記事が書かれるくらい、木彫り熊といえば八雲!という時代もありました(注5)。戦前の、昭和7年のことです。

なお、これまで昭和18年に農民美術研究会が解散したとされてきましたが(注6)、納品記録は昭和19年まであることがわかりました。しかし農場日誌も調査しましたが、「農民美術研究会を解散した」といったような記載が一切見つかっていないため、実は昭和20年も存続していたのかもしれません。なので、正確な解散日(年)は不明です。少なくとも昭和19年まではあった、といえるかなぁと思いつつ、昭和19年はほとんど茂木多喜治のみの納品で、数も多くなかったことから、実質的には昭和18年で解散状態に陥っていたのだろうと思います。

というわけで、実はまだまだわからないことがたくさんある八雲の木彫り熊。
こうやって具体的な中身に入っていけるのも、先人が調査したことを残してくださったおかげ。
これまでの成果に学びつつ、誰が何点納品していたのかなど、さらに深めていきたいと思います。

よろしくどーぞ。

 

注の引用参考文献
注1:八雲史料 3209販売関係書類、3229昭和七年会員名簿、3230昭和八年会員台帳、3231昭和一〇年度会員帳、3232昭和一一年度会員帳、3233昭和一二年度会員帳、3234昭和一三年度会員帳、3235昭和一四年度会員帳、3236昭和一五年度会員帳、3237昭和一六年度会員帳、3238昭和一七年度会員帳、3239昭和一八年度会員帳、3265昭和九年度受入帳、3266昭和九年度払出帳
注2:八雲史料 3300昭和二年度農村美術委託品臺帳
注3:大島日出夫1973『熊彫り』北海道テレビ放送
注4:大塚和義1986「アイヌの木彫り熊<スイスをモデルに>」『異文化の探究-民族学の旅・続々』(梅棹忠夫編)講談社
注5:朝日新聞社編1932「アイヌの木彫り熊」『アサヒグラフ』第19巻第23号
注6:三浦孝一2009「木彫り熊、発祥の地・八雲から北海道内へ」『平成20年度普及啓発セミナー報告集』財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構

(投稿者:しげちゃん)

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やっほー、しげちゃんです。
八雲町がテレビで取り上げられるので、そのご紹介です。

番組は、『どさんこワイド 朝』。

朝です。5時から6時30分という早朝にやっているどさんこワイド内で放送予定です(急に変更もありえます)。
朝と強調しているのは、どさんこワイドに出ますよーって話をすると、たいてい「朝やってるの?」という反応が返ってくるからです。

それはさておき。

日程は、5月25日の金曜日、5時から6時30分の中です。
どさんこくんが北海道内全市町村をめぐるコーナーにて、八雲の噴火湾パノラマパークと八雲町木彫り熊資料館が取り上げられます。

どさんこワイド収録風景
収録風景

ぜひご覧くださいー。

よろしくどーぞ。

(投稿者:しげちゃん)

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熊と、スーツと、幸四郎

カテゴリ : 
郷土資料館 » 木彫り熊
執筆 : 
八雲町 2018-5-18 18:41

いま一番熱いもの>MOMENTUM 2018年春号より>タイトル

熊とスーツと幸四郎

やっほー、しげちゃんです。
八雲の木彫り熊が雑誌で取り上げられましたので、ご紹介します。
…というか、上記写真なわけですが。

日経BPが発刊していたMOMENTUMという雑誌で、十代目松本幸四郎氏と八雲の木彫り熊が同じポーズをしているという、なかなかお目にかかれない企画がされていました。
会員誌的な扱いで、店舗では東京の一部書店しか販売しておらず、多くの方は見たことない雑誌と思いますが、この加藤貞夫さんの木彫り熊の撮影協力をしたため、いただきました。

ほかのページには、柴崎さんの座熊と茂木さんの鮭背負い熊も。

そしてもうひとつ付箋があるとおり、まったく別の記事にも、八雲の熊がさりげなーく写っています。

気になった方は、八雲町木彫り熊資料館のご自由にご覧くださいコーナーに置いてますので、見てみてくださいー。

よろしくどーぞ!

(投稿者:しげちゃん)

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八重桜にツツジと春紅葉の梅村庭園

カテゴリ : 
梅村庭園
執筆 : 
八雲町 2018-5-16 20:12

やっほー!しげちゃんです。
梅村庭園の山桜は終わりましたが、八重桜とツツジ、春紅葉が見ごろになっています。

ツツジ

ツツジはもう咲いているのもあれば、まだつぼみなものも。
園内をいろいろ探してみてください。

 

春紅葉

紅葉するのは秋だけじゃなく、実は春もしています。

 

コケ

コケの絨毯も広がっていますよ。

 

なお梅村庭園にある梅雲亭で茶道を学ぶ講座を今年度から開催します。
6月から11月の第2・4水曜日、19時から21時です。
先日広報と一緒に配布された公民館講座の一覧の中に載っていますので、ご確認ください。

よろしくどうぞー!

(投稿者:しげちゃん)

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資料館でゴールデンカムイみたい?

カテゴリ : 
郷土資料館
執筆 : 
八雲町 2018-5-8 19:31

やっほー!しげちゃんです。
GWはみなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はなんだかんだで9日中7日は資料館に出てました(平日も含んでます)。
そのうち代休いただいて資料調査しに行ってくる予定です。

さて、今年のGWですが、来館者がすごく多かったです。
ちょうど加藤貞夫さんの木彫り熊を集めた企画展『熊大工』を始めたこともあってか、9日間で約360人。冬場の1ヶ月の来館者数より多いんですがそれは…。ありがたい限りです。
道内旅行のついでに寄っていただいているのか、道内の来館者が多かったです。
他に、この木彫り熊資料館に来ることを目的にしてましたという東京の方とか。
木彫り熊ブーム、きてますね。
あのBeams Japanが東京は新宿で大北海道展やっていて、八雲の木彫り熊をモチーフにしたグッズも好評だとか。

なお、GWに事務所にいると、「ゴールデンカムイみたい」的な声がよく聞こえました。
なにを見てかと言うと、入ったところすぐに展示してある、クマの剥製ですね。

雲八

雲八と名付けられたこの剥製は、育成牧場で牛を食べてた悪いクマだったのですが、食べかけの牛を埋めてまた食べに来たところをハンターに撃たれて、剥製となってこの資料館にやってきました。このクマによる被害のあと、育成牧場で被害はないので、安心してください。

でも不用意に山の中に入ると、クマがいるかもしれませんので、十分気を付けてください。

なお、資料館にはこの剥製含めて、3体の雲八がいます。
来館の際には、ちょっと気にして探してみてください。

よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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梅村庭園の桜が咲きました

カテゴリ : 
梅村庭園
執筆 : 
八雲町 2018-4-30 19:52

やっほー。しげちゃんです。
八雲町内も桜が咲き始めましたね!

梅村庭園の桜

梅村庭園の桜も、道路脇のものはもう満開といっていいでしょう。

梅村庭園の桜

池の周りの桜は、まだこれから。葉っぱの方が目立ってますね…。

梅村庭園内にある梅雲亭では、五月人形展も開催中です。
NHKの取材があって、明日の昼のニュースで放映予定とのこと。(変更になる可能性もあります)

いろんな表情を見せる梅村庭園へ、GWはぜひ!

はな

なお木彫り熊資料館では、企画展の熊大工が開催中です。
開催初日に50人越え、団体が来なかったのに3日間で128人の来館者とか、これまでにない反響で嬉しい限り(いつもスロースターターで、じわじわ来館者が増えてました)。
道新にも取材していただき、webでチラッと記事読めます。
記事はこちら(道新のサイトへ飛びます)
ちなみにこの写真は企画展開催前の常設展のとこで撮ってまして、企画展の様子ではないのでご注意ください。

梅村庭園も資料館も、どちらもよろしくどーぞ!

(投稿者:しげちゃん)

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やっほー!しげちゃんです。
今週末の土曜日からは、加藤貞夫さんの木彫り熊を展示した企画展が開催です。それに向けて絶賛ドタバタしております。

今回は、町民の方々からも木彫り熊をお借りして、いろんな加藤さんの熊を展示します。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。

手乗りサイズの木彫り熊
お借りした手乗りサイズの岩登り吠え熊。マジめんこい。

さて、昨年にNHKの『I Love JIMOTO なるほど物語』にて放送された八雲の木彫り熊を取り上げた回が、4月28日(土)に再放送されます。NHK総合にて、11時47分から11時50分です。突発的なニュースがない限り放送とのこと。ただし、北海道限定です。
見逃した方はぜひご覧ください。

番組HPは こちら

かくいう私も、録画に失敗して見れてなかった記憶が…
(追記:帰って確認したら録画していて、前に見ていました)
よろしくどーぞ!

(投稿者:しげちゃん)

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五月人形展、梅村庭園で開始です

カテゴリ : 
梅村庭園
執筆 : 
八雲町 2018-4-23 21:12

やっほー!しげちゃんです。
季節の変わり目にひいた風邪がなかなかスッキリ治りません。

梅村庭園では、おやじの会による五月人形展がスタートしました。
入り口そばでは、鯉のぼりがお出迎え。

梅村庭園の鯉のぼり

和室には、様々な五月人形が並んでいます。

五月人形

庭園はまだ桜も開花せず、木々も葉っぱは少ないですが、GWに桜は咲くのでしょうか。

よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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道南フォトコンテストの追記

カテゴリ : 
梅村庭園
執筆 : 
八雲町 2018-4-13 19:11

やっほー!しげちゃんです。
先日の梅村庭園が第4回フォトコンテストで最優秀賞の舞台となったことの続きです。

梅雲亭離れ
舞台となった和室

最優秀賞になったといいつつ、その写真を掲載しなかった…どんな写真か気になったことと思います。じらそうと思ったわけではないんです。
3月中に公表されたのが道新のみで、その記事の写真をのっけるわけにもいかず、さりとてHPで公表されていなかった(これが勘違いでした。ごめんなさい)ので、受賞したという紹介のみになってしまいました。
というのも、今も「道南フォトコンテスト」でググると、応募受付のページがトップにきます。
が、きちんと調べれば、4月1日に入賞作品の発表ページが公開されていました。気が付かずに大変失礼しました。

改めまして。

第4回道南フォトコンテストの入賞作品はこちらです。

フォトコンテストの結果、よく見たら八雲町から、産業・生活・文化部門では八雲町の小中将司さん、中野修さん。自然・景観・観光部門では三浦耕作さんが、それぞれ入選されていますね。
おめでとうございます!

そして「錦秋の縁側」、八木橋修悦さんの写真が、自然・景観・観光部門の最優秀賞となりました。
私もこの写真に合わせて同じようなアングルで撮りましたが…うん、まだ寒々としてますね。

寒々とした庭園

4月末頃の桜、6月頃のツツジや春紅葉が次の写真を撮るタイミングでしょうか。

よろしくどーぞ。

(投稿者:しげちゃん)

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