懸案事項は今年のうちに

ども。
昨晩の地震、驚きました。すぐに出勤しましたが、今回は停電を伴わなかったことが不幸中の幸いでした。担当ちゅんです。

こういうことがあったからという訳ではなく、本当に偶然なのですが、とある部署の通信機器が仮設に仮設を繰り返しているうちに棚の上から溢れんばかりになっており、「この状況では地震が来たりしたらひとたまりもないな」と思っていた案件がありました。昨日、日中にその対応のための準備をしており、翌日は朝から現地作業を行う予定にしていた、まさにその日の夜に地震です。「こんなことあるのか」と、正直、背筋が凍り付きました。幸い、被害はありませんでしたが、まるで「言霊」でもあるかのようなタイミングでした。

その問題の機器ですが、我々が「整理しないともう限界だ」と観念するに至ったのは、公用スマートフォンの導入により機器が新たに追加されたこと。言葉で説明するよりは、本文末のBeforeを見てもらえれば。同業者様であれば、思わず顔を背けたくなるような、そんな写真じゃないでしょうか。こういう状況で、よく今までトラブルなくやってこれたなと、そう思います。

整理するにあたって必要になるものとして、まずは機器の収納棚ですが、これは町内のホームセンターでちょうど良さげなスチール製の棚を調達。次に、機器を接続する電源として、不要になっていたUPSを転用し、一応の停電対策を施します。ここまでが下準備で、後は現地でひたすら機器の移設。電源ケーブルを誤って抜いてしまったり、LANケーブルを間違ったポートに挿してしまっては大きなトラブルになりかねません。慎重に作業を進めます。しかしながら、どうしてもケーブルの抜き差しが必要になる場面もあり、そこは現地の職員の協力も得ながら、大胆に。なんとか本文末のAfterのような状況まで整えることができました。

完全に自画自賛ですが、なかなか綺麗に整理できたのではないかと思います。こういう作業は何かきっかけがなければつい後回しにしてしまいがちですが、今回の地震も教訓にしないといけないなと改めて感じました。欲をいえば、機器それぞれを棚にしっかり固定するためのマジックテープがあればなお良かったかもしれません。次に訪問した際にはそのあたりもしっかりと対応しておきたいと思います。

整理の様子懸案事項を今年のうちに解決できてスッキリしました

(投稿者:ちゅん)

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壁のほうを向いたアンテナ

てんちょです。昨日は一気に雪が降り、景色はすっかり一面真っ白になりました。日中はまだ気温が上がるため、この時期は路面がかなり滑りやすく要注意です。

そんな天候の中、昨日の午後から熊石へ外勤に行ってきました。今回の目的は2つ。1つ目は、某所に設置している屋外無線APの向きが明らかにおかしく、時々通信が途切れる挙動が見られたため、その改善。2つ目は、着信音の通知用に配備したガラホの音量が小さいという相談があり、代替候補としてデモ機を借りることができたため、現地で音量を確認することです。

まずは屋外APの点検から。ローカルフォルダの一部をWindows同期センターでファイルサーバと同期する設定にしていますが、この同期が正常に行われず、フォルダが開けなくなることがあるとのこと。庁舎内で端末を持ち歩き、APの切り替わりのタイミングで同期が止まることは過去にもありましたが、この施設では端末を持ち歩くことはないため原因が不明でした。先日の電話切替作業で訪問した際、偶然屋外無線の向きが変わっているのを発見し、「これが原因では…」ということで、今回は向きを戻すだけの作業です。

現地で確認すると、アンテナが壁の方向を向いており、対向側のアンテナとはまるで違う方向。よくこれで通信できていたな…という状態でした。どうやらポールへの取り付けに結束バンドが使われており、それが劣化して手で動かせるほど緩んでいたようです。正しい方向に修正したところ通信速度も改善したため、しばらく様子を見ることにしました。

続いてガラホのデモ機の音量確認。既存よりも明らかに音量が大きいものを持参しましたが、すでに現地ではBluetoothスピーカーを接続するという、こちらが想定していなかった工夫を編み出していました。今のガラホはBluetooth対応なんですね…。圧倒的な大音量で通知できるため、この方法が最適だと判断し、スピーカーを配備することにして帰路につきました。


明らかに壁のほう向いちゃってますからね。

(投稿者:てんちょ)

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公用スマートフォン移行完了

ども。
このところの寒さのせいで、朝、布団からなかなか出られない担当ちゅんです。

今年度実施している事業の中で最も難易度が高く、業務量も多くなっている「公用スマートフォンの導入」ですが、先週末をもって全ての拠点での電話の切り替えが完了となりました。ついにこの日を迎えることができて、まずは山を一つ越えられた感覚です。

最後に切り替えを行ったのは、消防本部です。導入キャリアさんも、消防署員も一同口を揃えて「消防の電話をスマホ化した例は全国的にも少ない」とのことで、私としては最後まで「本当に大丈夫なのかな?」という不安もあったわけですが、多くの方の理解と協力が得られたことで、ひとまず大きな混乱なく切り替えできたと思います。
なお、念のため書いておきますが、消防の電話をスマホに切り替えたといっても「119番」の緊急通報は従来どおりの方式です。当たり前のことではあるのですが、心配される方がおられるといけないので一応書いておきます。

その消防ですが、いくら119番は別といっても、やはり人命を左右する部署です。こちらから「もし119番ではなく一般電話に緊急の電話が来たらどうしているのですか」と聞いてみたところ「連絡手段は問わずに対応している」とのこと。そういう意味では、我々が関わったスマホ事業によって、万が一にでもトラブルが起きてしまってはいけないわけで、慎重に慎重を重ねての実施でした。

一方で、メリットは計り知れないと思います。消防署員は日々、訓練などで外に出ていることが多く、電話があると館内放送で呼び出しをしている様子をよく見ていました。こういう時にスマホであれば内線転送が可能ですので、かなり便利になるのではないかと。また、消防は24時間勤務であり、その勤務が終わると「非番」と呼ばれる休息日になるのですが、緊急時には招集となる可能性があります。この際にも公用スマホが役立つのではないか、と思っています。効果が目に見えてくるのはまだ先かもしれませんが、まずは問題なく運用できること。それが最も大切だと思いますので気を引き締めて運用していきたいと思います。

119番緊急時には119番での通報を!

(投稿者:ちゅん)

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12月恒例行事

てんちょです。12月に入りました。ほんと1年ってあっという間に過ぎ去っていきます。今年は特に早い…。

ということで12月といえば毎年恒例の「降雪監視カメラ設置」業務です。町内4か所に設置されているカメラは雪の降る冬季期間のみ運用しており、12月1日から3月31日までが運用期間。カメラは通年設置されていますが、ネットワークは運用期間のみ契約しているので、機器設置に行く必要があるわけです。

昨年から4か所全てがSIMでの運用となっており、4G/LTEルータにSIMを入れ、PoEインジェクタ経由でカメラと接続するだけのシンプルな構成になっています。LTEルータは昨年度設定済みですが、念のためSIMを挿入後に動作チェック。それぞれSIMが認識されているか4台とも昨年の設定がそのまま残っていることを確認しました。

今年も軽トラと「2連はしご」を借りて出発。1か所目に到着し梯子を設置。ボックスの中を確認すると記憶が蘇ってきます。ルータをビスで固定しインジェクタと接続、ACアダプタを取り付けて設置完了。以前はVPNルータやUSBドングルをペットボトルウォーマーで温めるために電源を取ったりと取りつけるものが多くて大変でしたが、今や機器が小型な上に一つだけなのでかなり楽になりました。

今回はトラブルもなく無事に4か所のカメラが稼働。昨年の設置状況を見返してみると、この時期はすでに雪が積もっていたんですね。今年は日中の気温も少し高めで今のところ積雪はありませんが、今週はすでに雪予報となっているのですぐにこのカメラの出番がくることでしょう。昨年は安定して動いてくれましたが、さて今年はどうなるでしょうか。


しかしこの作業にもすっかり慣れましたね。

(投稿者:てんちょ)

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失敗してもいいからまずはやってみる

ども。
最近、目の疲れが半端ではない担当ちゅんです。

公用スマホ配備に関する業務は、今週末に消防本部などが切り替わると全拠点完了となります。これからは運用に関する業務が本格化していくわけですが、先日、とある部署から「ちょっと困ったことになった」と連絡を受けました。
話の内容を聞くと「これまで利用してきた電話主装置(PBX)がリース物件だったため解約の手続きを進めたところ、返却してほしいと言われたがどうしたらいいか」と。リース物件ならば返却して当たり前ではありますが、簡単に「取り外してください」という代物ではないですよね。

でも、すでに利用していないPBXです。これを撤去するためだけに業者さんに作業を依頼するのもどうなのかな・・・と。そうなると、どうなります?そうです、我々がやるしかないのです。
さすがに今回ばかりは日頃お世話になっている事業者さんに連絡。PBXを撤去するにあたり気をつけた方がいいポイントなどをお聞きし、それを参考に作業を実行です。

スマホに電話番号を移行したことでPBXはすでに利用していない想定。ではありますが、まずは本当に問題ないかどうかを確認。PBXの電源を落として、その状態で電話・FAXなどが問題なく利用できるかを確かめます。これは想定どおり問題がなかったので、いよいよ本体の取り外し。外側のカバーを外して中の基盤とご対面。ですが、よく見るとパソコンとなんら変わりませんね。なんとなく「この装置は絶対に素人には無理」と思っていただけで、配線を取り外して撤去するくらいであれば、ドライバー1本あれば誰でもできる簡単な作業だなと思いました。

当初は長期戦も見据えて現場に出向いたのですが、ものの30分で作業完了。今回の作業で得られた知見としては、やはり「失敗してもいいからまずはやってみる」ということの大切さです。無理そうだなと思っていても、それは単なる思い込みかもしれません。結果としてうまくできなければ、その時に対策を考えればいいんですよね。・・・それにしても、作業中の見た目は完全に業者さんそのもの。ついにここまで来てしまった、そんな気がしています。

PBX撤去作業開けてはいけない禁断の小箱を開けてしまった感覚です

(投稿者:ちゅん)

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