2013年スタート!

野田生中学校のホームページがスタートしてから5ヶ月、毎日(勤務日)、14人の職員が交代でブログを更新してきました。そして、たくさんの方に読んでもらうことができました。ありがとうございます。

今年も、野田生中学校のブログをどうぞよろしくお願いします。

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年末年始は、ご馳走を食べる機会も多く、「食」について考えさせられることも…。

おせち料理について調べてみました。みなさんは、おせち料理に込められた意味や願い、知っていますか?

●紅白蒲鉾
蒲鉾は「日の出」を表し、祝の色である紅白の紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表します。

●伊達巻
江戸時代、長崎から江戸に伝わった「カステラ蒲鉾」 が、伊達者(シャレ者)たちの着物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったようです

●錦玉子
黄身と白身の2色が美しい錦玉子は、その2色が金と銀に たとえられ、正月料理として喜ばれます。

●栗きんとん
黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理。

●黒豆
「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。「まめに働く」などの語呂合わせも。

●昆布巻
昆布で健康長寿を願っています。また、昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用い られている一家発展の縁起ものです。

●田作り
小魚ですが、尾頭付きです!五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料として撒いたことか ら名付けられました。

●数の子
子宝と子孫繁栄を願って。数の子はニシンの卵。二親(にしん)から多くの子が出るのでめでたいと言われています。

●菊花かぶ
冬が旬のかぶをおめでたい菊の形に飾り切りし、紅く染 めて、紅白の酢のものに仕立てたのが菊花かぶです。消化によい栄養素が含まれています。

●小肌粟漬
小肌はコノシロという魚の成魚になる前の名前。出世魚なので縁起がよいといわれています。黄色はクチナシで 染めた粟で、五穀豊穣を願っています。

●えび
えびは、長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きする ことを願って正月飾りやおせち料理に使われます。

●お多福豆
福を招く食べ物として、祝い膳によく登場します。空豆の一種で、その形が、ふくよかなおたふくの顔に似ているところから、お多福豆と呼ばれています。

●紅白なます
紅白でおめでたいさっぱり料理。生の魚介と大根、にんじんと酢で作ったことから、なますの名がつけられました。今は魚ではなく、昆布やゆずなどを使うこともあります。

●ごぼう
細く長く地中にしっかり根を張るごぼうは縁起のよい食材として 様々に使われています。たたきごぼうは、軟らかく煮たごぼうを叩き、身を開いて、開運の縁起をかついだもの。

●するめ
「寿留女」の字をあて、結納の品として使用され、めでたい祝儀の膳に欠かせない品でした。寿とは、幸せのこと祝事を表す言葉です。

●餅
餅は、昔から神様に捧げる神聖な食べものとして考えら れ、祝いごとや祭りの日には欠かせないものでした。

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このように、幸せな一年になるように、と、昔から受け継がれてきたのが、おせち料理なんだな、と思うと、一つひとつの料理を大事に食べたくなります。

私が好きなおせち料理は「栗きんとん」「紅白なます」「えび」です。

みなさんは、何が好きですか?

冬休みのこの機会に、ご家庭で「食」について、ぜひ話題にしてみてください。

(I.K.)


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