ウインドウズの寿命

 連休中に、脱窓を模索しながら気になる窓(Windows)の寿命を調べてみました。
 まず言い切れることは、95、98、Me、NT等の製品は既に「終わっている」です。誰かが、何処かで、今も使っていることとは関係有りません。製造販売元のMS(マイクロソフト社)が、一切のサポートを終了した時点で「終わり」なのです。実際に使えても終わりなのです。それでも使うのは全く自由であり、自己責任で使い続ける事は当然可能ですが・・・。では、何か不都合が有るかということですが、新しい技術(周辺機器等のハードやソフトウェア等)に対応させるためOSそのものに手を加えることが無いので、使えないモノがどんどん増えてきます。便利になった新しいモノが使えなくなるでしょう。なので、サードパーティと言われる周辺機器メーカーも、旧OS製品の開発、サポートをやめます。一番問題なのは、MSがセキュリティ対策もやめてしますことです。サードパーティのウイルス対策ソフトだけでは、PCのセキュリティレベルを維持出来ません。安全に使えなくなるので「終わり」=「寿命」なのです。もしもそのままインターネットを続けると新しいウイルスに食われ放題になる最悪の事態も??

 さて、ウインドウズの寿命は、いずれも製品の発売日が基準とされているようです。「メインストリームサポート」と言われる基本サポートが5年、さらに企業向け製品のみ延長サポートが5年で計10年です。(原則、延長サポートは家庭向け製品には適用されません。つまり、たった5年の寿命らしいのです。例外的に?98系、XP Home Edition は毎回延長されているが・・・)発売日から家庭向けは5年、企業向けは10年を経過するとセキュリティサポートは受けられなくなるため、インターネット接続が当たり前となった今日では、危なくて使えなくなると言うことです。MSも商売上手ですね。

 町では、今年サポートの終了するWindows 2000搭載PCの更新を進めています。一応、企業向け製品のXP Professionalで納入を受けますが、今後のことも考慮してWindows 7 Professionalの使用権も同時に取得しています。(正しくは、7 ProfessionalのPCを購入しXP Professionalへのダウングレード権を使っています)これで、最短でも2020年1月までは使えるOSを保有していることになりますが、PC本体が10年間も動く保証は有りませんけど・・・。でも、2014年前には、Windows 7 Professionalに載せ替える必要が想定されています。

 でも、XP Home Edition より VISTA Home Premium の方が寿命が2年も短い? やはりベストセラーのXPは長寿なようです。

製品名 製品発売日 メインストリーム
サポート終了日
延長サポート
終了日
Windows 2000 Professional 2000/3/31 2005/6/30 2010/7/13
Windows XP Home
Professional
2001/12/31 2009/4/14 2014/4/8
Windows Vista Home Basic
Home Premium
2007/1/15 2012/4/10 対象外
Ultimate
Business
2007/1/15 2012/4/10 2017/4/11*
Windows 7 Home Basic
Home Premium
2009/10/22 2015/1/13* 対象外
Professional 2009/10/22 2015/1/13* 2020/1/14*

※実は5年、10年ルールの他にも終了日決定の要素があります。なので、Vistaの延長サポート、Windows 7のメインストリームサポートと延長サポートの終了日は、現時点での最短終了日を記載しています。

(投稿者:92)

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USBメモリの自動再生を無効にする方法

ども。
連休中は「休み」であるはずなのに、ほとんど家にいることの無かったアクティブな担当ちゅんです。

さて、今日は「答えることのできなかった質問」について書きたいと思います。普段、こんな仕事をしているので人からパソコンのことを尋ねられることが多いのですが、たまに答えられない質問をされることがあります。今回はこれでした。

「USBメモリを差し込むたび自動再生されるけど、あれ何とかならないの?」

同じメモリを使っている分には、初回に表示された自動再生から「何もしない」を選んで「常に選択した動作を行う」にチェックを入れれば次回からは自動再生されなくなりますが、別なメモリを差し込むと、やっぱり自動再生されます。

今回の場合はこの自動再生機能自体を無効にしたいという内容の質問でしたので困りました。というのも、今までWindowsを触ってきて、そんな設定項目を見かけたことがなかったから。一応、それらしいところを触ってみましたが、やはり見つけられませんでした。にわかSEとしては少しプライドに傷がつきましたが「ごめん、できるとは思うけど分からないわ」というギブアップ宣言とともに、その日は撤退しました。

さて、その後傷心のうちに調べてみたのですが、やはり!というか、これはWindowsの設定で簡単にできるようなしろものではありませんでした。グループポリシーをいじるなんて、ちょっと反則じゃないかと思うのですが、こうするしか方法がないのであれば仕方がない、といったところですか。詳しく知りたい方は次のリンクからどうぞ(外部リンクです)。

GIGAZINE:USBメモリもCD-ROMもあらゆるドライブの自動再生をオフにする方法
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070131_autorun_off/

ここまでして自動再生を無効にしたいのか、という話になりそうな気もしますけど、「これのせいで毎日イライラしていたんだ!」という方は一度試してみる価値がありそうです。ちなみに、以前書いたショートカットの記事でもご紹介しました「Shiftキーを押しながらCDを入れると自動再生オフ」という技はUSBメモリでも有効です。こっちの方が実用的ではないでしょうか。

グループポリシー
まあ、確かにオフにはできるんだけど・・・

(投稿者:ちゅん)

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大型連休は仔犬で遊ぶ

 いよいよ大型連休に突入なのですが、仕事上暦どおりの勤務となっています。それでも5連休にワクワクしています。日頃出来ない事にドップリと填り、精神衛生上思いっきりリフレッシュをと企んでおります。

 その筆頭は「仔犬」で遊ぶです。仔犬?って・・・。実は先日来、暇を見つけては Puppy Linux(パピー リナックス) をいじっています。詳しく?書くとWindows・MACとも違うOSにLinuxと言うのがありまして、そのなかにXubuntu・Debian・Fedora・Red Hat 等々のディストリビューションがあります。今回のpuppyもその一つです。名称のPuppyとは”仔犬”の事でして、このLinuxのマスコットにもなっています。puppy Linuxは、豪州のBarry Kauler氏が開発したモノで、2007年には日本語化もされています。(日本語版の最新バージョンは、4.3.1で、無料で使うことが出来ます。)

 なぜ今Linuxなのかって?だって、古いPCが沢山あるんですもの・・・。このpuppyの動作条件が、CPU: Pentium 166MMX, RAM: 128MB, CDROM: 20倍速以上で、HDDは無くてもOKなのです。つまりCDから起動させても使えるんです。役場や学校で廃棄される、セレロン500の256MBなら全く問題なく使えるはずなのです。そこでなんとか「MOTTAINAI」の精神で再利用をと画策しているのです。

 仕事柄、時々PCの相談を受けます「インターネットが使えて、ワープロ・表計算が出来ればOK」って言われますが、その言葉に二言は無いですよね!!サクサクとネットが出来れば良いんですよね!!!puppyの標準ブラウザはSeaMonnkyなので、軽くて今時のGoogle Chrome に、ワープロ・表計算もワード・エクセルと互換性のあるopen office にPETで使えるようにします。画像処理はGIMPで、ウイルス対策はxfplotでこれもバッチリです。にわかに始めたLinixですが、google先生のおかげでかなり分かったつもりになれました。

 なので、連休中は、何故か記憶しない無線LANのconfigとプリンター設定、そしてWindowsネットワーク参加をじっくり試そうと思っています。本当に古いPCでサクサク動くのですが、やはりWindowsと比べるとコマンドなど難解な部分が有るのは事実です。ちゃんと仔犬を飼い慣らして「脱窓」したいと妄想していますが、果たして優秀なブリーダーになれるのでしょうか? でも、大型連休もPC三昧???・・・・・悲

puppy Linux 4.3.1 JP
P3:600MHz  RAM:256MBのMeだったPCも完全復活?

(投稿者:92)

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サーバー室のお引越し

ども。
うっかりブログの更新を忘れそうになった相変わらずの僕です。ちゅんです。

先日、八雲町シルバープラザから、こんな相談を受けました。
「事務室に置いているサーバー機器の騒音がひどいので、別な部屋に機器を移したいのですが。」

現状を確認してみますと、確かに1台や2台ではない台数のサーバーが事務室にドカンと置かれていました。聞くと「最初は1台から始まったんだけど、色々な業務のシステムが追加される度にサーバーも増えてしまった」という理由でした。なるほど、そういう事情だったのですね。

そもそもサーバーは騒音のことなど考慮されていない設計であり、事務所に置くのは確かにムリがあります(もちろん、セキュリティの側面からも)。そこで、いよいよ別部屋に「サーバー室」を作り、機器を全て移動させることを計画しました。…が、サーバー室と一言に言っても、色々と仕様が面倒です。例えば、入退室の際のセキュリティを保つため入退室記録&施錠が必要、電源(コンセント)が足りないので増設が必要、インターネット回線(光ケーブル)の移設が必要、熱対策のためもしかしたらクーラーも必要?などなど、本気でやろうと思えば結構大変なのです。

それでも大体の話に目処がつき、近日中に作業に入れる見通しとなりました。でも、ふと気になっていることが。天井を見ると、防火対策でスプリンクラーが設置されていました。熱対策が不足だった場合、最悪天井からシャワーが…なんてことになりかねません。調べてみました。一般的なスプリンクラーの作動温度は72℃だそうです。よかった~。熱いと言ってもさすがに72℃になることはない(と思う)ので一安心です。

ずらっと並んだサーバー
ガーーッ!!!という爆音とともに鎮座しておりました

(投稿者:焦ったちゅん)

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ローマ字入力

 普通パソコンでは、キーボード等の装置で文字を入力します。PCは英語圏で発明されたモノのせいなのか、キーボードには、使用国文字の他にABCの英文字(アルファベット)が必ず表示されています。これは、PCのプログラムの入力の基本が英数字だからと思われます。我々日本人はPCで、母国語である「日本語」を使うには、2つの選択肢があります。それは、「かな入力」と「ローマ字入力」の2つだというのは分かりますよね。かな入力は、”あ・い・う・え・お”と、キーボードの表示どおり入力するモノなので、説明は要りませんよね。さて、本題のローマ字入力なのですが、普段何も問題なく入力していたつもりだったのですが・・・。詳しく聞かれれば、???と悩むことが意外と多いのが、この「ローマ字入力」だったりします。

 では、問題です。フロッピィディスク って一回で変換出来ますか?フロッピーディスクではありませんよ。確実に変換されるのは、huroppilidelisuku と思われます。分解すると次のようになります。

FU

RO

PPI

LI

DE

LI

SU

KU

 吃音ではない小さい文字には、Lを頭に付けて入力しているところがミソです。
 ちなみに、玄人っぽく huroppyidhisuku これでもちゃんと変換できます。

 ところが、上手く変換出来ない場合があります。これは、かな漢字辞書の仕様で異なる場合があるからです。かな漢字辞書には、MS社が日本語版ウィンドウズに標準で搭載している”IME”と、根強い人気の一太郎で有名なJS社の”ATOK”等があります。PCにセットされている「かな漢字辞書」にローマ字入力も左右されるようなのです。
 ”ウォーキング” これを入力するのに、ulo-kingu と小さい「ォ」をLOと入れるのが一般的?ですが、IMEでは、ulo-kingu の他に who-kingu と打っても良いようなのです。確かに変換できます。しかし、ATOKでは whoーキング になってしまいます。確かに違います。

 まあ、結論としてはどう入力しようが、ちゃんと変換できれば結果オーライだと思います?

ATOKとIMEの違い
ATOKには、WH+A~Oが無い?

(投稿者:92)

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