にわかSEの登竜門!?pingコマンド

ども。
ネタが無いときでもブログを書く。これがストイックでたまりません。担当ちゅんです。

本職でSEをしている方にとっては当たり前のことなんですが、この仕事をしているとコマンドプロンプトを使う機会がとても多いです。

特に使用頻度が高いのが「ping(ピン,ピング)」コマンドです。ネットワーク上の相手先に対して通信ができるかどうかをテストする目的で使います。
例えば「インターネットにつながらなくなりました」と言われたとき、真っ先に疑うのは「モデムかルーターの不調」ですが、次に多いのが「ハブ」の故障だったりします。その際、不具合箇所がどちらなのか、問題の切り分けをするために、ルーターまで通信ができているかどうかをpingで調べることになります。

コマンドプロンプトではこのように入力します

ping 192.168.0.1

この例ではルーターのIPアドレス(192.168.0.1と仮定)に対して、パケット信号を送っています。無事に通信ができると

Reply from 192.168.0.1: bytes=32 time=xx TTL=xx

という文字列が4行表示されます。通信ができなかった場合、

Request timed out.

という文字列が帰ってきます。これで、少なくともルーターまでは通信ができているかどうかがわかるのです。もし通信ができていれば、原因はモデムっぽいですし、通信ができなければハブを疑う、といった具合です。

このコマンドを知っていると、例えば自宅でネットワークを組み、うまくファイルの共有ができないような場合に、少なくともそのPCと通信ができているのかどうかを調べることができます。pingの時点でエラーとなれば、きちんとネットワークに参加できているかを調べますし、pingは通るのであればWindows側の設定を調べます。このように、色々と応用が利く便利なコマンドなのです。

ちなみに、IPアドレスの代わりにURLを入れると、そのウェブサイトまでつながっているかどうかもわかります。人のPCを設定する際に、通信の状態をこれで確認するとクール!かもしれません。

pingコマンド
映画のマトリックスみたいでなんかカッコいいです

(投稿者:ちゅん)

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ウィルス対策

 ウィルス対策と言っても、今日はPCではなく、口蹄疫(こうていえき)についてです。宮崎県ではこの口蹄疫が発生し、大変な問題となっています。実は日本の宮崎県だけの問題ではなく、お隣の韓国、中国、台湾等で猛威をふるっており、飛び火した感もあります。

 TV報道などで、「口蹄疫は、牛・豚・山羊等の偶蹄類(ぐうているい)にのみ発生・・・」と耳にします。この「偶蹄類」の偶って偶数の”偶”だって知っていましたか?つまり、2、4、6?本の指がある動物なんですね。では、奇蹄類(きているい)って?それがあるんですよ「奇蹄類」ご推察のとおり、指の数が奇数の動物です。偶蹄類は、イノシシ、カバ、ラクダ、シカ、キリン、ウシなどの9科、185種で、一方の奇蹄類は、ウマ・バク・サイの3科、23種とされています。

 ここで、うんちくです。有蹄類(偶蹄類+奇蹄類)の先祖は、いずれも指の数は5本でしたが、進化の過程で指の数が減ったとされています。体を少ない数の指で支えるため、主となる重要な指の骨は太くなっていき、使われない指は細くなっていき、やがて姿を消したと思われます。偶蹄類は第3指と第4指の二本で体を支えるように進化しまし、奇蹄類は第3指の一本だけで体を支えるように進化したようです。例えば、ウマは大昔、指がまだ3~4本と複数ありましたが、草原を速く走るようになっていく過程で指が少しずつ減って行きました。ちなみに、サイは3本、バクは前4・後3本の指を持っているそうです。

 このやっかいな口蹄疫ウィルスは、非常に感染力が強く遠隔地まで空気感染で広がる恐れがあります。これってPCのウィルス感染と近いものがありますね!口蹄疫の最も効果的な対処法は、隔離と殺処分による原因の排除とされています。これもPCのウィルス対策とそっくりです。PCもネットワークからの隔離と初期化(再セットアップ)が、最大の有効策です。ウィルス対策って基本は一緒なのですね。

 なお、酪農が盛んな八雲町では、口蹄疫は対岸の火事ではありません。すでに、口蹄疫ウィルス侵入防止のために、八雲町育成牧場と北里大学八雲牧場に至る町道の一部路線について、発生が終息するまでのあいだ関係者以外の立入りを禁止しております。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

・口蹄疫侵入防止対策にご協力をお願いします。
 http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/sction/content0543.html

 人間は、5本指の奇蹄類なので感染しません。また、口蹄疫にかかった家畜の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、万一、感染した家畜の肉や牛乳を食べても人体に影響はありませんのでご安心下さい。

口蹄疫予防の玄関マット
庁舎玄関にも口蹄疫感染予防のマットが敷かれました。

(投稿者:92)

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日本の常識は世界の非常識?なケータイ事情

ども。
iPhone 4を発売日と同時に購入しようと画策している新しもの好きな担当ちゅんです。

さて、今日は日本のケータイ事情についてちょっと書きたいと思います。
最近、ニュースやネット記事などでよく「日本の携帯電話市場はガラパゴス化している」というフレーズを耳にします。これってどういうことを意味しているか、皆さんはご存知ですか?

まず「ガラパゴス化」とは何を意味するかというところですが、実はちゃんとWikipediaに単語として登録されています。

<引用>
ガラパゴス化(がらぱごすか:Galápagos Syndrome)とは、生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象のように、技術やサービスなどが日本市場で独自の進化を遂げて世界標準から掛け離れてしまう現象のことである。技術的には世界の最先端を行きながら全く国外では普及していない日本の携帯電話の特異性を表現する為に作られた新語である。

どういうことかと言いますと、日本のケータイは「画素数の高いカメラ」「お財布機能」「ゲーム」など、世界基準から見るとずば抜けて高機能・高性能なのですが、端末を日本でしか使えないために、世界規模の市場で見ると「特異な存在」となってしまっているということなのです。

もっと言えば、海外ではSIMカードさえ差し替えれば、基本的にどのメーカーの端末を使っていても全く問題ありませんが、日本ではD社の端末はD社、a社の端末はa社といったように、そのメーカー専用の端末を使わなければなりません(キャリア縛りなどと呼ばれます)。
仮にSIMカードを差し替えても、キャリアが異なればその端末を使えないのです(これはSIMロックと呼ばれます)。これってごく普通のことのように思いますが、世界的に見ると実は結構おかしなことらしいのです。

そんな特異な日本のケータイ事情ですが、最近はそれを見直す動きも出始めています。キャリアを変更しても以前の電話番号を使うことができる番号ポータビリティ(MNP)導入が記憶に新しいですが、徐々に「脱ガラパゴス化」が図られてきています。近い将来、気に入った端末を自由に使える時代が来るのでしょうか。ある特定の端末を使いたいがためにキャリアを変更するという非生産的な行為がなくなることを、私は夢見ています。


ガラパゴス諸島には独自の生態系があるそうです

(投稿者:ちゅん)

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ヘビーユーザー

 ウィキペディアによると、ヘビーユーザー(heavy user)とは、コンピューターゲームや携帯電話などのメディアの利用時間が、想定される平均的な利用時間よりも多い利用者を指す英語である。ヘビーユーザーという言葉は、アメリカ国内でのコンピュータシステム構築において、「制作者の想定を超えてシステムに支障が出るくらい頻繁・長時間にわたって激しく(heavy)利用する者(user)」から作成された。とされています。

 「制作者の想定を超えて・・・」ですが、米国の大手携帯通信会社が、データー量増大のためパケット定額を廃止するとかしないとか?同社によると、特にニューヨークとサンフランシスコにおけるデータ利用に関しては深刻らしく、わずか3%のスマートフォン ヘビーユーザーが、ネットワーク容量の最大40%を消費しているという。また、英国でもTwitter利用者の内7%のヘビーユーザーが79%の時間シェアを占めている。とも言われています。日本でもこれらに反応した『ソフトバンク、定額制廃止で2GB以上の通信は従量制になるおそれ』との掲示板書き込みもあり、同社CEOの孫正義氏はTwitterで「2%のユーザーが全体の50%くらいの通信容量を占拠しています。」「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです。」とつぶやいています。

 実は、プロバイダーなどでは既に対策を講じているようです。それは、ヘビーユーザーによる大量のデータ通信などによってトラフィックが増大し、ネットワーク全体の通信速度が遅くなる「ネット渋滞」を緩和するために、プロバイダーの約4割がヘビーユーザーの帯域を制限していることが明らかになったと言うのです。これはYouTubeなどの動画共有サービスなどで、長時間大量のデータ通信をするユーザーによって通信量が増加して、回線などの整備が追いつかないらしく、回線を借りて事業を行っているプロバイダーも居るらしいのです。調査の回答を得られた276社のうち106社が帯域制限をしているとのこと。また、さらに29社が利用者間の公平性を確保することを主な理由として、帯域制限の導入を検討しているとされています。知っていましたか?この帯域制限を実施したことによってヘビーユーザーから「通信速度が遅くなった」といった苦情が来るそうですが、一般利用者からの苦情が減ったり、全体の通信速度が改善したといった効果があったとのこと。どうやら今後もヘビーユーザーの帯域制限を実施するプロバイダが増える可能性は高そうですね。

 思い当たる方は居ませんか?そう言えば、我が家も最近なんか遅くなったような・・・・。私ってheavy user?私の口癖は「日産のGT-Rも3日乗れば、遅く感じる。」なのですが・・・でも単にそうかな?

太めの体型
メタボ体型でもヘビーユーザーとは限りません。

(投稿者:92)

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自動販売機にどうしても入らない100円硬貨

ども。
今夜のスティーブ・ジョブズ(Apple社CEO)キーノートスピーチが気になっている担当ちゅんです。

皆さんは、自動販売機にお金を入れようとして、何度もはじかれてしまってイライラした経験がありませんか?

どういうわけか、私は頻繁に出くわします。100円を入れても、返却口から「カラン」と落ちてきます。ガチャッ…カラン、ガチャッ…カラン、ガチャッ…カランと3回目くらいになると「ああ、このままやっていてもムダだな」と気がつき、勢いよく投入してみたりと工夫してみるのですが、それでも通らない硬貨は通りません。この場合は腑に落ちませんが別な硬貨を使う羽目になります。

どうしてこのような現象が起こるのか、調べてみました。
自動販売機の硬貨判断装置は、硬貨の重さ・厚み・穴の有無で金種を判断しているようです。そして、その装置の設定は「ある程度使い込まれた硬貨」が入ってくることを前提とし、そこから上下に若干の幅を持たせてあるんだそうです。新品の硬貨を基準にしてしまうと使い込まれた硬貨はエラーとなり、逆の場合は新品がエラー。なので、平均値プラスアルファの数値が使われている「らしい」のです(詳細は公開されている訳がありません)。

それでも、頻繁に硬貨が返却される自動販売機ってありますよね。それって判断装置が必要意所に厳しくセットアップされているんじゃないかと疑いたくなっちゃいます。稀に、硬貨そのものに不具合がある場合も機械ははじいてしまいますが、それは「エラーコイン」と呼ばれ、コレクターの間では貴重品として取り扱われているんだそうです(穴の位置がずれた50円玉とか)。

長々と書きましたが、結局のところ「運が悪かった」と諦めるしかないのでしょうか。こういうとき、SuicaやEdiといった電子マネーがあると便利なんでしょうね。田舎ではほとんど使い物になりませんが。。。

100
なんか軽いような気がするよ。気のせいだけど。

(投稿者:ちゅん)

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