産業用PCを修理せよ

ども。
体調がまだ万全ではない担当ちゅんです。

職員から困っていると連絡が来ました。話としては「とある場所でセンサー機器のデータを表示しているコンピュータが壊れた。修理の見積を依頼したら思いのほか高額であったため、どうにか直すことはできないか」という趣旨。色々と聞き取りをしてみると、どうやらそのコンピュータはWindowsが動作していて、RAID1(ミラーリング)で運用していたがHDDが2台とも障害を起こして起動しなくなったと。
「そもそもちゃんと管理できない場所でRAIDはお勧めしない」という観点でツッコミを入れたくなるところはともかくとして、Windowsが動いているということはつまりPCということ。基盤に問題ないのであれば、ディスクを交換してOSを入れなおすことはできるのではないか?と。ただ、専門業者さんが匙を投げた後ということで、そんなに簡単に直るような話ではないだろうなとも予想しながら現地に向かいました。

あらかじめ確認はしていましたが、現物を見て「これかあ」と。そのマシン、確かにWindowsPCではあるのですが、いわゆる「産業用PC」と呼ばれるもの。タッチパネルと本体とに分かれてはいますが、ボックスの扉部分に埋め込まれているボードPC。その見た目に一瞬たじろぎましたが「所詮はWindowsPC」と自分自身に言い聞かせてネジを取り外し、なんとか職場に機器を持ち帰ることに成功しました。

実は、PCの撤去時に探していた重要なものがひとつ。付属品などが入っていると思われる箱も持ち帰りました。この中にもしかしたら「アレ」が入っていないかなと。期待しながら蓋を開けて中を探してみると、やった!「Recovery Media」と書かれたUSBメモリを発見。しかも、説明書を読んでみると、ドライバ類が全て当たった状態のマシンイメージがクローンで復元可能であると。これはもう勝ちです。最悪、Windowsは入れなおせてもドライバ類が見つからないということも想定していたので、これが欠品していなかったのはかなりの幸運でした。

作業自体は何の難しさもなくあっさり終了。原課の職員も「どうしたものかと悩んでいたが、これで当分は問題なくなった」と大喜びです。
こんな作業をしていて、ふと「こんなに簡単に直るのに、どうして業者さんはシステムをリカバリーすることを考えなかったんだろう」と不思議に思いました。確かに、ある程度年数は経っていますし更新時期のことも考えれば入れ替えの提案になるのは理解できなくもないのですが、壊れた→買い替えというプロセスの途中に「修理」という選択肢がなかったものなのか。そこに関しては少し残念な気がしました。保証や保守の観点で実行できなかったのかもしれませんが、この修理の判断(実施)がユーザー側に委ねられていると考えると、なんだかモヤモヤが残る、そんな案件になりました。

作業中業者さんにもきっと言い分はあるのでしょう

(投稿者:ちゅん)

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