てんちょです。ついに雪が積もり始めました。いったん溶けるんだとは思いますが、まずは徒歩通勤で転ばないように気を付けます。
先日、Chromebookのキッティング作業中にとあるところから連絡が。
「インターネットを見ていたらウイルス警告と表示されて音が鳴っている!」
念のためどんなサイトを閲覧していたのか、いつから表示されているのかなどを確認しつつ、リモートで対象端末に接続して表示画面を確認しました。
おそらくウェブサイトなどに表示されている広告を開いてしまったんだろうと思いますが、Microsoftを名乗る偽の警告表示から電話サポートへ誘導して代金支払いを求めてくる典型的な詐欺サイトの表示でした。これは「サポート詐欺」と呼ばれるもので、ユーザーの不安を煽って金銭をだまし取ろうとする手口です。
もちろん端末はウイルスに感染しているわけもなく、しかも八雲町ではインターネット閲覧時に仮想環境のブラウザを表示させているため、職員の自席端末がこの種の攻撃で直接感染することはありません。
この手口はかなり前からありますが、音を出して画面をロックすることで「本物だ」と錯覚させるため、騙される人がいまだにいるのも事実です。今回は電話をかけてしまうようなこともなく被害はありませんでしたが、実際に電話をかけてしまい、コンビニなどで電子マネーを購入して支払ってしまう被害も未だに発生しています。
不用意に広告などをクリックしないことが必要ですが、そもそもこういった詐欺サイトにリンクする広告自体を根本的に対策して欲しいものです。詐欺サイトの手口よりも、むしろ、悪質な広告を表示させ続ける仕組みのほうが、年々巧妙になってきているような気もします。

慣れていれば見た瞬間に”詐欺”とわかりますが
(投稿者:てんちょ)
