てんちょです。サイトにアクセスできない、インターネットにつながらない、そんないつもの問い合わせでも毎回ドキドキします。怖い世の中になりました。
ちゅん氏が出張で不在のため外勤は避けたいところでしたが、昨日ちょっと熊石まで行ってきました。アナログ専用線のサービス終了に伴い、町内の施設間などで利用している専用線を光回線などに置き換える必要があり、熊石側のある施設から相談を受けていた案件です。その施設では機械室にあるテレメータ間でデータ通信を行っているようですが、設計業者さんが廃業しており、保守体制も曖昧な状態。どう対処すればよいのか分からず、ちゅん氏に相談が来ていました。
幸い、同じような対応を進めている施設があり、その業者さんを紹介してもらえることに。事前に預かっていた図面などを送付して相談したところ、現地調査に来ていただけることになりました。ところが、その図面がこちらの手元に置いたまま。調査の際にあったほうが間違いないだろうということで、午後から資料を持って現地へ向かいました。そもそも「テレメータって何?」というレベルなので、調査は業者さんにお任せ。図面を見ながら制御盤の中を確認し、1時間ほどで1か所目の調査が終了。続いて子局側の施設へ向かい、同じように設備を確認すると、制御盤の中から図面が…。もしかして持ってこなくてもよかったのでは?
さて、業者さんの説明を聞きながら設備を見ていたところ、ようやくテレメータの仕組みが少し分かってきました。センサーなどからの信号を取り込み、通信に適した形式にして、モデムと専用線を通じて離れた施設と情報をやり取りする設備のようです。単に計測値を送るだけでなく、設備の状態を監視したり、機械の運転を制御したりする役割もあるんですね。そこで思ったのが「シリアルでモデムにつながっているなら、そこをIPに変換すればいいのでは?」という素人考え。しかし、通信方式や制御の仕組みなどの問題もあるらしく、そんな単純な話ではないとのこと。結局、IP対応のテレメータへの更新が必要になるようです。
普段なかなか見る機会のない施設なので、制御盤の中を見たり、業者さんの説明を聞いたりと、なかなか勉強になりました。同じ通信でも、普段扱っているパソコンやネットワークとは随分勝手が違いますね。何十年も前から動いている設備が、今も現役で施設を支えているというのも面白いところ。今回は専門の業者さんがいてくれたので助かりましたが、こうした設備も通信回線の終了に合わせて更新が必要になるわけで、なかなか大変ですね。とりあえず、テレメータが何なのか少し理解できただけでも、熊石まで行った甲斐があったということで。一応図面も持っていきましたし…。

その他は何をしているのかさっぱりでした
(投稿者:てんちょ)



多くの「同業者様」と知りえることこそが何よりの財産です。