ども。
10月怒涛の出張ラッシュも、案件はあと1つ。体力が続く限り全力疾走します。担当ちゅんです。
先日、ブログにて「まさかの場所」と書かれていた案件は、なんと沖縄。株式会社シナジー様が開催した公文書管理セミナー(システムユーザー会)に招かれ、パネルディスカッションに登壇しました。私のモットーは「頼まれたら”光栄です”としか言わない」なのですが、さすがに今回ばかりは「いやぁ…」とためらいました。しかし、先方の「ぜひ貴方にお願いしたい」という熱意と、「せっかくだから行ってくればいいっしょ」と職場の理解が得られたこともあり、お引き受けすることになったものです。
自治体における文書管理システムの導入は、まさに旬と言ってもいいのではないでしょうか。コロナ禍以降、紙を用いる業務の非効率さがクローズアップされ、自治体内部でも急速にペーパーレスが進んでいます。その中で、日々の業務で作成される文書をどのように「決裁」し、「保管」するのかが課題となっています。保管だけであればPDFデータに変換してファイルサーバに保存しておけばいいのでは?とも考えますが、最も難しいのは「改ざん」への対策のような気がします。また、保存年限が経過した文書は、ルールに基づき適切に廃棄処分しますが、紙のファイルとは違い電子データなので、どうやって仕分けるのかという話になります。
そこで導入されるのが文書管理システムで、収受から決裁、保管、廃棄までのサイクルを一元管理することが可能となります。
ですが、やはり運用していくにあたっては「これってどう考えればいいの?」という場面にぶつかることもあります。通常、システムを使っていて困ったことがあれば、メーカーさんにどうすればいいかをお聞きして答えをもらうという手順になるのでしょうけど、内容によってはメーカーの立場から「こうすればいいですよ」とは言えないようなものもあります。例えば、文書の内容により「これはシステムで管理していいのか悪いのか」という点については、あくまでその自治体が判断すべきものであり、第三者が「大丈夫ですよ」とは言い難いですよね。そういう意味で、セミナーでユーザーどおしが交流し、情報交換を行う中から答えのようなものが導き出せたら最高なわけで、私としてはそのお手伝いの役割を与えられた、そんなセミナーとなりました。
内容は大変有意義でしたし、大満足。まずもって、最近めっきり寒くなった北海道から、まだ夏を感じられる沖縄に行くというだけでもテンションが上がっている中で、普段はなかなかお話しする機会のない沖縄県の島しょ部の自治体の方と交流ができて、とても特別な体験となりました。北海道と沖縄は2,000km以上も離れているのですが、自治体で働いている職員は同じように悩み、考え、そしてそれを共有できるのです。なんだか不思議ですが、嬉しくもある、そんな貴重な体験ができました。ですが、体力的には限界。次に沖縄に行くときはやはりプライベートでゆっくりと観光したいなと思いました。
気候のせいもあってお酒が「飲まさる」場所だなと思いました
(投稿者:ちゅん)



実施本部内の我々の席。今回は6:00~23:00までこの席で業務でした。