いざというときにどう行動するか

 

今朝、けたたましいJアラートの音で目を覚ました人が多かったのではないでしょうか。

私もその一人です。携帯電話に届いた「ミサイルが日本に向けて発射されました」というメッセージを見て、背筋が凍る思いをしました。

そのとき、何ができるか?私の住まいの近くには頑丈な建物はなかったので。私は「もう何してもだめだ」と言い張る主人をたたき起こし、少しでも身体を守れるよう、布団を持って浴槽に向かいました。布団はクッションになればと考え、落下物がなく面積の狭い浴室が一番よいと思ったからです。

結果的には何も起こらず胸をなでおろしました。

発射後の人々の反応を見ると、「アラームが鳴ってから3,4分後にミサイルが落ちるなら、何もできないじゃないか」という人がいました。近くの防災センターに駆け込んだ人に対して、「大げさだ」と非難する声もありました。しかし、その中に「4分もある。何もできないと愚痴る前に、少しでも自分の身を守る行動をするほうが有益だ。落下物のない場所に逃げ、非常グッズをかき集める。これで東日本大震災のときに命を落とさずに済んだ人がいることを知ってほしい。」というネットの書き込みがあり、その通りだな、と思いました。

日本は平和な国・・・と、もう言えない世界情勢になってきています。

いざというときに、どう行動するか?中学生の皆さんにも、真剣に考えてほしいことです。

3年生と一緒に訪れた石巻市で、語り部さんが伝えてくれた言葉。

「明日が来るのは奇跡。今を大切に生きよう。」教訓にしたいものです。(s.s)


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