今日は何の日

最近、毎日楽しみにしていることがあります。給食の時間の「お昼の放送」で紹介される、「今日は何の日」です。

今日、6月7日は「母親大会記念日」。

1954年、ビキニ環礁での水爆実験実施をうけ、第1回日本母親大会が開催されたことを記念しているのだそうです。

当時のお母さんたちが、戦後の苦しい状況下においても、平和を願い、団結してこのような大きな動きをしたことを知って、感銘を受けました。次の文章は、母親大会参加を呼びかけた時の文章の一部です。

「戦争の恐怖を忘れさることのできないお母さん、家や財産も失ったお母さん。息子を戦争の犠牲にしたお母さん。子どもを学校に出せないお母さん、病院も食事も満足に与えられない子どもたちのお母さん、失業している若者のお母さん、働く職場をもてないお母さん、そして自分は幸福だが他の多くの母たちの幸福をねがっている母親、そういうすべての母親が集まるのです。
 原子兵器の製造とか水爆の実験とか、また戦争になるのではないかとの不安が私たちをおそいます。すべての子どもの幸福を守るために世界のお母さんと話しあいましょう。婦人の権利をかちとるために、みんなで話しあいましょう。母と子どもが安心して住める世の中をつくるために、お母さんの力を結集しましょう。日本母親大会に集まりましょう。」

ちょうど、3年生の歴史の授業で、第二次世界大戦について学習していたところだったので、なおさら心を打ちました。こんな強い気持ちをもったお母さんになりたいものです。(s.s)


カテゴリー: 日常 パーマリンク