今日は「大寒」

 今日は二十四節気でいう「大寒」にあたります。

文字通り今朝はとても冷えました。気温はマイナス10度はあったようです。校門で朝の挨拶している間も空気がキリッとして、とぎすまされた感じがしました。

古来から、日本人はこういった季節の節目に呼び名をつけて、時の移ろいを感覚的にマネジメントしていました。主な産業が「農業」でもあったから、こういう気候のバランスや、タイムマネジメントがこのような形で作られていたんですね。

 二十四節気の節目ははおおむね15日間ですが、この節目をさらに5日ずつ3つに分け、初候・次候・末候とし、それぞれに名前をつけ、これらを合わせて「七十二候」という分け方をしています。

今の大寒の節気だと、初候が「款冬華(ふきのはなさく)」次候が「水沢腹堅(さわみずこおりつく)そして末候が「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」と、厳寒の様子から、やがて春の気配に変わるのだということを表しています。
 

そして、季節はやがて「節分」を経て、立春という節目を迎えるわけです。

早いもので1月ももう終盤。まさに「一月は行く」そのものです。

顔を真っ赤っかにして、白い息を吐きながら今日も子どもたちが登校してきます。インフルエンザも今のところ流行の兆しは見えていません。どうかこのまま過ぎていってほしいものです。   (Y・K)


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