４月から３年生が取り組んできた、総合的な学習の時間における「八雲町未来予想図パンフレットづくり」。
今日はその完成披露の日。八雲町役場企画振興課の方をお招きし、「観光客向けパンフレット」と「定住者向けパンフレット」の２つを紹介しました。
「観光客向け」チームは、新しい温泉旅館に農業体験、ニュー山車行列にフラワーガーデンなど、八雲の自然や地域のイベントをいかした、観光客を呼び込む新しい企画を提案しました。ヤクモＳＨ旅館、行ってみたいですね～。
「定住者向け」チームは、新しい商業施設や老人ホーム、パノラマパークの増設や楽しい地域イベントなど、街頭アンケートで聞き取った町民の声をいかした、住むのが楽しくなりそうな企画を提案しました。新パノラマ、利用客が増えそうですね～。
これまで時間をかけてアイデアを出し合い、キャッチフレーズやレイアウトを工夫して作成したパンフレット。町役場の方にも「面白いアイデアですね！」とお褒めの言葉をいただきました。
ただ、自分たちのアイデアを実現するには多額の建設費用や維持費といった予算が必要であるとの指摘も受けました。まちづくりを考えるには、住民のニーズとそれをかなえるための費用、環境への影響や雇用など・・・さまざまな視点から考える必要があるということが実感できた時間だったのではないかと思います。高齢化・若者流出が進む地方都市においては、一筋縄ではいかない、難しい問題です。
自分たちのふるさと・八雲がこれからも素敵なまちでいられるために、何ができるか？今後も考えていってほしいと思います。お疲れ様でした！（ｍ．ｓ）
