修学旅行最終日(9月5日です) 総括!

修学旅行3日目(9月5日のことです)。
修学旅行団は、予定時刻より15分早く、野田生中学校に帰着しました。
全員、怪我も無く、事故も無く、そして体調を崩すことも無く、たくさんの思い出と、たくさんの学びをもって帰ってきました。
帰着式でも話しましたが、3日間の修学旅行で、実際に歩いた距離は、1日目8km、2日目13km、3日目は4km、合計25kmです。わずか25kmですが、その一歩一歩に学びの成果があります。
東京スカイツリーでは日本の最新技術と伝統的な技術の融合を、東京ディスニーランドではお客様を夢の国で目いっぱい楽しませようとする「おもてなしの心」を、働いている人から学び取ってきました。浅草やお台場では、事前学習でその歴史を学び、直接訪れることで、学びが深まったと思います。
さて、あまりにも有名な話なのでまったく触れなかったのですが、上野動物園で起こった動物たちの悲劇を学び取ってきた人はいたでしょうか。象舎の近くにひっそり建っている動物慰霊碑を目にした人はいたでしょうか。戦争は、人間だけでなく動物や植物、生きとし生けるものに犠牲を求めます。戦争の悲惨さを、平和の尊さを、犠牲になった動物たちは今も訴えているはずです。(くわしくは「かわいそうなぞう」を読んでみてください。)
東京と八雲を比較することに、余り意味はありません。ただ、そこで生活を営む人がそんな思いで働いているか、そしてどんな思いで歴史の1ページを切り開いてきたか、そんなことの一端でも触れることができたら、東京を訪れた意味があったのだと思います。
2泊3日の修学旅行そのものは終わりましたが、学びをまとめ、下級生にしっかりと伝えていくまでが修学旅行の学びです。最後まで気を抜かず、学びの成果を大いに発揮してください。(K・A)


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