テスト前日!

いよいよ、明日が前期中間テストとなりました。
1年生にとっては初めての定期テストとなります。

小学校のときは、テストと言えば業者が作ったもので、
社会や理科は探せばそのテストの中に答えが書いている、というものまであり、
まったく勉強しなくても8割9割できたかもしれません。

が、中学校のテストはそんなわけにはいきません。

まず、問題数が増えます。
そして、「覚えてなければそもそも手をつけられない」という問題がほとんどです。
理科、社会であれば用語の暗記が前提になっていますし、
数学は公式や計算ルールの暗記・定着が必須です。

例年、「それでも何とかなるって」という根拠のない安易な自信で臨み、
20点、30点というような取ったことのない点数をとってショックを受ける子もおおいです。

さてこのテスト、大切なことはただ点数をとるだけではありません。

 何を間違えるのか、自分の弱点を把握し、克服する
中学校のテストは、入試にもねらわれるような、「中学生として必須の知識」をもとに出されます。
つまり、間違えた問題は必ずできるようにしてほしい、と教員側は願って出しているのです。
テストが返されたときに、点数だけをみて一喜一憂するのは小学生まで。
自分がどういう問題を間違え、どの分野がうろ覚えで、弱点は何かを、
しっかりと分析して次につなげることが、テストで一番大切なことだと思います。

 テストへ向け、学習習慣をつける
子どものうちに身に着けないと一生身に付かないことが「習慣」です。
近い未来、高校に進んだときに、高校の学習に付いていける生徒と言うのは、
昔から頭の良かった子、要領の良い子、ではなく、
ひたむきに努力し続けることのできる子、自ら勉強する習慣の身に付いている子、です。
テストのために、多少なりともみんな勉強しているはずです。
出来ればその勉強する習慣を、テスト前以外の日々の生活の中にも残してほしいのです。
覚えるために、短期間で一気に詰め込んだものは、一気に忘れやすいです。
毎日こつこつと、時間をかけて覚えたものは、忘れるのも時間がかかります。
つまり、知識として物事を定着させるためには、毎日こつこつ勉強することが一番なのです。
その習慣をつけるために、定期的にテストがあって、勉強の必要性を与えられているのですよ。

 

長々と書きましたが、最終的に点数が良ければ嬉しいでしょうし、
悲惨な点数なら目をそむけたくなってしまうでしょう。
テストまで、あと1日の猶予があります。
最後の最後まで、きちんと学習をし、
今日は早めに寝て体調を整え、明日に備えましょう。
勉強の成果が出ることを期待しています。

(OK)


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